
仙台を初の遠征地に選んだのは、3月の地震によって大きな被害を受けた東北の実情を知って、俺らにできることを改めて感じてみたかったから。

加えて微力ながらも東京の俺たちが仙台で演奏することによって、東北の力になりたいし、何かを感じて貰えればと思った。

仙台についたのは、21日の2時頃。その日は仙台駅に近い、ライブハウスennのある街のカプセルホテルに泊まって夜を過ごした。雨の日ながら国分町という繁華街は深夜まで人が溢れていた。人々の活気に俺は嬉しくなった。

翌朝、起きてからは震災の被害の実情を知るべく、七ヶ浜という海岸沿いの街へ行った。
TVなどで被害は伝えられていたが、実際にこの目で確かめてきた。それがここに掲載する写真です。
これを見て、皆にも今回の震災の影響がどれだけのものかを知ってもらう機会になればと思う。