集合住宅向け「Fetch Package」の野望 | 【ヒト・モノ・カネをテキサスへ】

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集合住宅に特化した荷物宅配のスタートアップ「Fetch Package」の野望 (2020/9/6 Forbes Igor Bosilkovski 編集: 上田裕資)

Maskot / Getty Images

 

集合住宅向けに、ラストマイルの配送サービスを提供する米国のスタートアップ「Fetch Package」創業者のマイケル・パットンは、金融関連の企業に務めるため、2015年にミネアポリスからダラスに引っ越してきた。

 

ダラスの大規模なアパートに引っ越した彼は、その建物に毎日300~400個の荷物が届いており、管理人が対応に苦慮していることに気づいたという。

 

その後、彼はあるアイデアを思いつき、仕事を辞めてFetch Packageを立ち上げた。同社は、居住者宛ての荷物を一括で預かる倉庫を運営し、指定された時間にまとめて届けるドア・ツー・ドアの配送サービスを行っている。

 

Fetchは先日、Iron Gate CapitalとPando Venturesが主導するシリーズBラウンドで1800万ドル(約19億円)を調達した。既存出資元のSignal Peak VenturesやSilverton Partners、Seamless、Venn Venturesらも参加した。

 

パットンは今年のフォーブスの「30アンダー30」に選ばれた。Fetchは、個々のビルと契約を結びサービスを提供している。居住者らは、荷物の配送先を最寄りのFetchの倉庫に指定し、同社のサービスを受ける。同社は現在、全米の22カ所に倉庫を構えている。

 

Fetchは登録者宛てに送られた全ての荷物を保管する。アマゾンやUPS、FedExなどから届いた荷物を、顧客らは2時間の配送ウィンドウを指定して自宅で受け取れるのだ。

 

「当社のサービスは受け取る側だけでなく、配送業者にとってもありがたいものになる。業者は各家のドアベルを押して回らなくても済むようになる」とパットンは話した。

 

Fetchは、1世帯につき月額10~15ドルの料金を徴収することで収益を上げている。同社がサービスを提供する世帯数は、2020年に入ってからほぼ倍増し、現在の利用世帯数は合12万軒に達している。

 

「Eコマースの利用が拡大するにつれて、荷物のマネジメントは重要な課題になっている。この問題を解決するソリューションを提供していきたい」とパットンは話す。

 

彼は2017年2月にFetchを創業し、最初の数年で事業拡大の準備を進めた。オースティンに本拠を置く同社は、現在275人を雇用している。Fetchは2018年7月に300万ドルのシード資金を調達し、2019年9月のシリーズAでは1050万ドルを調達していた。

 

 

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