東京ガス、200億円で米シェール権益取得 | 【ヒト・モノ・カネをテキサスへ】

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今回は、以前のブログ(『東京ガス、米シェールガス会社を子会社化』参照)の続報📰


東京ガス、200億円で米シェール権益取得 低炭素エネ強化 (2020/9/8 日本経済新聞)

 

東京ガスは米国のシェールガス田権益を約200億円で取得した。同国では4つ目のガス田権益となり、燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出が石油よりも少ない「低炭素」のガス調達力を強化する。新型コロナウイルスの影響で米ガス開発会社の経営が悪化、権益売却の動きが活発になっており、東ガスは資産取得を加速することにした。

 

東京ガスグループは米国でシェールガスの開発を加速している

 

今回の権益は東京ガスアメリカ(テキサス州)の子会社キャッスルトン・リソーシズ(CR)がガス開発の米レンジ・リソーシズから取得した。ルイジアナ州でレンジが持つガス田で、当初想定より20%近く安い価格で買い取った。権益のほかに開発機器なども取得した。

 

同ガス田についてCRが約200億円、米国で天然ガスを取引しているキャッスルトン・コモディティズ・インターナショナルが約60億円相当の権益を保有。CRのガス生産量は現在の年29億立方メートルから約1.6倍の年47億立方メートルに増える。

 

東ガスは今回のガス田取得のため、7月にCRへの出資比率を70%に高めていた。「米国の開発会社では新型コロナでガス価格が下落し資産を投げ売りしがち。レンジの権益も安値で買えた」(東ガス海外事業推進部)としている。

 

米国のシェールガス開発に投資をしてきた日本企業にも一部で撤退の動きはある。住友商事はペンシルベニア州のプロジェクト「マーセラス・シェールガス」で保有していた約30%の権益すべてを売却したと発表。売却額は百数十億円のもようだ。

 

東ガスは2013~17年に米国のシェールガスの開発事業に相次いで出資。気候変動対策の高まりで米国では中期的に低炭素の天然ガスの需要が伸びるとみている。

 

東ガスは22年度までの中期経営計画で、海外事業の加速に重きを置いている。ガス田開発などのプロジェクトに直接参画するのではなく、既存の事業会社に出資していく方針。北米を軸にアジア地域でも投資を進め、海外事業の利益を19年度見通しの125億円から約30%増の160億円に引き上げる計画だ。

 

 

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