こんばんは、中村悦久です。
しばらくぶりのブログですが、
GWも終わったことだし久々に復活したいと思います。
さて、みなさんはどんなGWでしたか?
僕にとっては、
とてもいい出会いのあったGWでした。
出会いというと色々とありますが、
妻を通じて良いご縁があったこと、
そして1冊の本に出会ったことです。
実は、今日のブログのタイトル
身体が「ノー」と言うとき
は僕が出会った本のタイトルなんです。
簡単に本の紹介をすると、
これはカナダの医学博士が、四半世紀にも及ぶ臨床経験の中で解き明かしてきた
「心と身体の関係」について書かれています。
僕が新聞の書籍欄でこの本を見つけたとき、
「これは今の自分に必要な本だ!」
そう直感めいたものを感じ、
次の瞬間にはAmazonの購入ボタンをクリックしてました。
(実は妻も同じ本を持っていました。まあ、知ったのはすでに購入した後ですが^^;)
なぜ、この本がいい出会いなのかというと…
この本に書かれていることが、
僕がこれまで感じ、考え、そして学んだこと。
自分自身でも実践し、施術やセッションでクライアントさんにしていること。
それと同じことを現代医学の視点から書かれていたからなんです。
ちょっとだけ僕の話をすると、
僕は小さいころからカラダにとても小さな違和感を感じていました。
まだ7、8歳の頃から左の腰に腰痛とは言わないまでも、
何かおかしな感覚を持っていたのです。
それがなんであるのか分からなかった僕は、
その答えを東洋医学に求めました。
厳密に言うと、中学生のときに興味を持った陰陽五行思想から、
どうも人の身体というのは「心と繋がっている」らしいということが分かったんです。
こうして話してみると、
僕の「心と身体の繋がり」を探求するきっかけは、
自分の身体に感じた違和感が始まりだったんですね。
さて、話を戻します。
心と身体が繋がっていることが分かったからと言って、
僕が感じていた違和感が消えたわけではありませんでした。
心とカラダの「何」が原因なのか分からないまま、
それはずっと消えることなく僕の腰に存在し続け、
22歳のとき、ついに「腰部椎間板ヘルニア」となってしまいました。
そう、僕も自分の身体に「ノー」と言われたひとりなんです。
当時は痛み止めなしではまともに寝ることも出来ない。
そんな生活を数ヶ月過ごし、
その後数年に渡り腰に爆弾を抱え続けることになったんです。
(今は若干の後遺症があるものの、症状はほぼ改善しています)
僕がどうやって身体を改善させていったのかを話すには、
まずは、一体何が原因だったのか?を話さなくてはいけません。
その問いは同時に、
どんなときに身体は「ノー」というのか?
という問いでもありました。
答えは、この本の副題にあります。
それは、
「抑圧された感情の代価」として、
身体は「ノー」と言い始める。
「抑圧」
つまり、ずっと自分の中で我慢し続けてきた感情。
不安、恐怖、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を我慢したり、
蓋をして見えなく、感じなくする。
心が「ノー」と言っている声(感情)に気づかずにいることで、
どうにもならなくなった心の声(感情)が、
身体を通して「ノー」と言ってくるんです。
僕の場合は、小さい頃に負った心の傷にずっと蓋をしてきました。
そして、小さい頃からたくさんの感情を我慢してきました。
自分の感情をうまく表現出来ない。
今何を感じているのかがよく分からない。
自分がとても空っぽのように感じる。
自分の感情に鈍感になる。
そんな生き方をずっとしてきました。
それが、僕の身体が「ノー」と言った原因だったんです。
そこに気づき、回復するきっかけになったのは、
妻と、コーチングの師匠との出会いです。
このとき、僕は自分が我慢してきた感情と、
今まで向き合わないでいた心と向き合うことを学びました。
それまで様々な治療をしていても、
幾度となく繰り返してしまう腰痛も、
自分の心(感情)と向き合い続けることで、
いつしか改善されていったのです。
みなさんにお聞きします。
身体に起きている不調や不具合は、
本当に身体だけの問題なのでしょうか?
身体に起きていることが、
実は心に抱えているものだとしたら…
いくら身体にだけ施術を繰り返しても、
改善しないのは当たり前のことです。
心(感情)だけが身体の問題を作っているわけではありません。
しかし、全く同じ身体の条件を持っているのに、
問題が起きる人と、起きない人がいるのは事実です。
そこに身体以外の問題(心)が隠れているのは、
疑いようもないことなんです。
僕が今取り組んでいるのは、
「心と身体の繋がり」を知ること。
身体の声を聞き、そこから心の声を辿っていく。
心には一体何が隠れているのか、
心には一体何が起きているのか。
それを身体にもアプローチをしつつ、
同時に心にもアプローチをする。
それが僕と同じように、
身体が「ノー」と言い始めた方のお力になれば幸いです。
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