こんばんは。
中村悦久です。
みなさんは、
両親から、
または目上の人から、
若しくはメンターやコーチから、
「現実を見なさい」
と言われたことはありますか?
それはまるで、
夢や希望を抱いている未来を、
「否定」されるような言葉に聞こえますよね。
「そんな夢ばかり見てないで、
もっと現実を見なさい」
こうやって改めて見ると、
なかなかカチンと来る言葉ですね。
こんなことを言われると、
自分は他人から、
理解してもらえない、
分かってもらえない。
そんな気持ちになってしまいます。
僕の場合は、
特に誰からも「現実を見なさい」
とは言われませんでした。
(ありがたいことに)
しかし、師匠のコーチングセッションでは、
よく「物事のありのままを見なさい」と言われました。
物事のありのまま…
つまり、自分の「主観も感情も省いた」、
物事の「本来の姿」のことです。
僕は「現実を見る」ことの本来の意味は、
「夢を見るな・諦めろ」
という意味ではないと思っています。
それではどんな意味なのか?
というと、
「今の自分のありのままの姿と向き合い、
受け入れなさい」
という事です。
自分の主観や、
感情的に見てしまっている部分。
固定観念、思い込み、常識…
偏ったものの見方ではなく、
本来の自分の姿を、物事を、偏りなく見る。
それが「現実を見る」なんだと思うのです。
では、何故現実を見るのか?
というと、
今の自分の事を知らずに、
夢見る未来(ゴール)に辿り着く事は、
正直難しいですよね。
それはまるで、
現在地を知らずに、地図も見ずに、
目的地に向かうようなものだからです。
過去にしがみついている人は、
「今」という現実を、
「過去がこうだったから」
というフィルターを通して見ます。
それと同じく、
未来にしがみついている人は、
「未来がこうだったら」
というフィルターを通して見ます。
それは
今の「ありのままの姿」を
見ていないということなんです。
過去にしろ、未来にしろ、
そこにしがみついている人は、
「今、この瞬間」
を生きていません。
今を生きていなければ、
自分はどこに生きているのか?
それは、自分の頭の中、
つまり、
「思考の中に生きている」
ことになります。
過去も未来も、
実の所「思考」の産物でしかありません。
常に「今、この瞬間」を生きること。
それが「現実を見る」という事なんです。
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