こんばんは。
中村悦久です。
皆さんは、
ネガティブな思考をするのは、
ダメなことだと思いますか?
僕自身は、
ネガティブな思考をするのはダメかというと、
決してそんなことはないと思っています。
人っていうのは、
いろんな感情を持っています。
その感情には、
ポジティブなものもあれば、
ネガティブなものもあります。
嬉しい、楽しいときもあれば、
寂しい、悲しいときだってある。
ポジティブなもの。
ネガティブなもの。
その両方を併せて1つなんです。
どちらか一方だけっていうのは、
ありえません。
なぜなら、
どっちも自分の中にある感情だからです。
ちょっと想像してみてください。
自分の中にポジティブな感情だけしかないとしたら…
大切な人を失ってしまったとき、
悲しいことを悲しいと感じることが出来ない。
それってすごく悲しいことじゃないですか?
例えば、
楽しい時間を過ごすから、
その時間が過ぎ去った後に、
寂しさを感じる。
人との触れ合いにぬくもりを感じるからこそ、
それを失ったときに人は喪失感を感じる。
これは、一方が存在するからこそ、
もう一方が存在することが分かるんですよね。
もっと簡単に例えるなら、
表があるから、裏がある。
明るさを知っているから、
暗いことが分かるってわけなんですよ。
僕はずっと東洋医学や陰陽五行論というものを学んできました。
そして、これまで、それらをベースに施術をしたり、
「人を見る」ということをしてきました。
その中の「陰陽論」で今の話を説明すると、
「1つのものに2つの相反する性質が内包されている」
となるのです。
人間の中には、
ポイティブもネガティブもある。
そして「どちらが良いか」ではなくて、
「どちらも同じものだ」ということなんですよ。
相反する両者は、
反発する存在ではなくて、
互いが互いを必要としている。
そんな存在なんです。
どちらか片方では決して成り立たず、
両方揃ってはじめて1つに成り立つ。
人はついつい、
「どちらが良いか」
という判断をしがちですが、
どちらか一方に偏ったもの、
というのは存在しないんですね。
ですから、
ポジティブな感情のときは、
ポジティブな思考が出てくるのは当たり前のことだし。
逆に、
ネガティブな感情が生まれたときに、
ネガティブな思考をしてしまうのも自然なこと。
「ネガティブなものはダメだ」と否定するのなら、
それは、ジャッジメントになります。
大事なのは、
ネガティブな感情や思考に囚われないことです。
ネガティブな感情や思考を否定しないで、
「ああ、今自分はネガティブなんだ」
と観察することなんです。
感情や思考に囚われて、
同じところをぐるぐるさえしなければ、
ネガティブな感情や思考をしたっていいんです。
ネガティブな感情や思考の、
その奥深くには、
自分らしさがちゃんとあります。
その自分らしさを否定せずに、
信じてみて下さい。
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