【2623日目】~ 間違えた効率化  ~ | Relaclがメジャーリーグに入るまでのブログ

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整体業界を野球に例えて、リラクルがメジャー入りすることを目標にして、それまでの試行錯誤を記していく。

「効率化」と言う言葉に

騙されてしまうことがあります。

 

例えば、先日、スタッフとの話の中で、

整体の治療時間が

かかり過ぎたことがあり、

 

そこでのスタッフの反省は、

「もっと効率よくやること」

でした。

 

しかし、ここがくせ者です。

 

 

ここで、

『どこをどうやって効率よくやるのか?』

と聞いてみると、

 

あ~で、こ~で、と話しますが、

省くことしか考えていません。

 

実は、効率よくやるためには、

最初は時間がかかってしまうんです。

 

ここが分かっていないと、

間違えた効率化をしてしまう。

 

 

整体の治療で時間がかかるのは、

最初の方針や見立てが間違えていたり、

 

技術が劣っていたために、

ほぐすのに時間がかかっていたり、

 

話しに夢中で時間が延びたり、

 

思うように症状が取れなかったので、

やり直したりと、

いろいろと理由があります。

 

 

このときに、どうやって効率よくするのか?

 

 

余計な事をやっていたなら、

それを省けば時間短縮が出来ます。

 

 

しかし、省いたモノが、

本当に余計な事なのか?

 

ここがミソです。

 

 

必至にやった結果、

なかなか症状が取れずに

時間がかかったのなら、

いまの実力のままでは、

時間短縮は出来ません。

 

ここが大事なところ。

 

 

自分の実力では、

時間がかかってしまうことを、

いきなり省くことから考えると、

質が落ちます。

 

 

効率よくすることが、

手抜きになってしまうんです。

 

効率化は、

時間を短縮させて、

質はそのままそれ以上にすることです。

 

同じ成果を、短時間で出せるから

効率が良くなるんです。

 

 

けして、

「効率化=省略」

ではありません。

 

 

 

 

 

*** 間違えた効率化 ***

 

●効率化を、単に時間短縮できれば

 効率化と考えることがあるが、

 これでは間違えた効率化になる。

 

●時間短縮することが効率化ではなく、

 時間短縮しても質を下げない。

 または質を挙げるのが効率化です。

 

●効率化するには、最初はむしろ時間がかかる。

 厳選したり、精査したり、錬磨することで、

 効率化は出来る様になる。

 

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