パリ統合散歩 ~1区・サン・トゥスタッシュ教会~ | 凛々かる生活 in パリ

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原始反射統合+クラシックバレエによる【4Bムーブメント】や、強みと資質を読み解く【クリフトンストレングスセッション】等をパリから提供しているSurrusca 亜伊子のリリカルな、そしてちょっとマニアックなパリ統合生活をお伝えするブログです

毎週日曜日17時から開催されている、サントゥスタッシュ教会でのパイプオルガン試聴会へ♪

 

なんだかタイミングが合わず、今回念願の初訪問です。

 

メトロに乗って、シャトレ駅で下車。

 

この駅構内、何回行っても必ず迷子・・・・💦私だけ???

 

この辺りは、以前は中央市場があった場所。

少し前まで治安が悪かったらしいけど(夫談)、現在は大型ショッピングセンターが出来て整備されています。

(とはいえ、今でも場所によって治安が心配な光景も見ますのでご注意。まあ、パリに安全な場所なんて無いのだけども)

 

ショッピングセンターの周りはたくさんの飲食店が立ち並び、大勢の人で賑わっていて、少し当時の面影を感じられるかも知れません。

 

ちなみに、すぐ近くにイノサンの泉という場所があります。

 

1260年に設置されたというこちら、名前だけ聞くととっての素敵なイメージですが・・・

 

実はここ、かつては墓地として使われた歴史があります。

 

しかも、埋葬せず遺体をそのまま山積みに。

 

(カルナヴァレ美術館だったかな。当時のイノサンの泉を描いた作品を観ましたが、なかなかでした)

 

生きるために食料を売る市場の一角に、遺体を放置する場があったとは・・・

 

衛生観念的にも、フランスらしいと言えるのか💦

 

ちなみに、こちらに放置されていた遺体が運ばれた先が、有名な「カタコンブ」。

 

 

話は戻って、サン・トゥスタッシュ教会。

 

起源は13世紀初頭。

着工は1532年で、完成が1633年。1637年に献堂。

 

100年以上の年月をかけて建てられた教会!

 

壮大過ぎて、全景を撮るためにかなり離れた位置まで行きました💦

 

8000本のパイプからなるオルガンは、フランス最大と言われています。

 

本日のプログラムは、サン=サーンスの「死への舞踏」と「動物の謝肉祭」。

 

よく行くサン・シュルピス教会の試聴会は、10人程度しか来ていないのに、こちらはすっごい人が集まっていてビックリ!!

(偶然立ち寄った観光客の姿もちらほら・・・でも、オルガンのために来ている人がすごく多かった)

 

さて、その音色は・・・

 

いや~さすがにすごいっ!

低音の時は、ビリビリと空気が振動するほどの迫力!

 

若い男性オルガニストさんのミスタッチは少々気になりましたが、フランス最大のオルガンの音色を満喫させていただきました✨

(ここは、演奏台が下にあるので演奏している姿が見れる~)

 

 

パリの歴史を見つめ続けて来た教会で、素晴らしいパイプオルガンの音色に酔いしれる至福のひと時・・・・💗

 

(歴史ある建造物の中において、寄付用のカード払い機が異彩を放っておりました・笑)

 

次回の試聴会のプログラムは、パイプオルガンのために作曲された楽曲なので、今回とは違った音色が楽しめそう♪

 

また行っちゃおう!

 

最後は、偶然撮れた素敵な一枚。

 

 

おじいちゃまとお孫さん。素敵な光景✨

撮影後に気づいたので、声を掛けたところ「問題無いですよ~」と言って下さいました💗