バカンス先でも ~アヌシー教会巡り~ | 凛々かる生活 in パリ

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原始反射統合+クラシックバレエによる【4Bムーブメント】や、強みと資質を読み解く【クリフトンストレングスセッション】等をパリから提供しているSurrusca 亜伊子のリリカルな、そしてちょっとマニアックなパリ統合生活をお伝えするブログです

このブログでも度々登場する、私の教会巡り。

 

バカンス先でも、見かければ入られずにいられないのは当たり前~~♪

 

なんと、今回予約していたホテル.。

お部屋の窓から教会が見えるという絶好のロケーション✨

0時までライトアップ!

夜は教会を見ながら部屋で一杯赤ワイン

そして、朝は鐘の音で目覚めると言う、この上ない贅沢な経験💗

 

 

3日間で4つの教会を訪れました♪

 

まずはアヌシーでは、宿泊先から見えたノートル・ダム・ド・リエッセ教会

14世紀後半の設立だそうです。

 

 

 

 

そして、リエッセ教会のすぐ近くにある、サン・ピエール大聖堂

 

 

2日目の朝に、この聖堂の前にあるカフェで朝ご飯を食べている時に、耳にパイプオルガンの音色が入り込んだんです。

夫と息子に言っても「何も聞こえない」と。。。。

それでもやっぱり風に乗って時折聞こえる音色。

朝食後、大聖堂内に入ってみると・・・

 

 

やっぱり演奏していたーーーーー!!

恐るべし、私の耳びっくり

実は私、生まれつき聴力が弱くて、特に左耳は突発性難聴を発症したこともあり、数字的には耳が悪い、はずなんです。

でもね。ちゃんと聞こえる!キャッチする!

私、すごいわ~ニヤリ

 

コンサートの練習かな?

チェンバロとパイプオルガンのデュオ。

夫と息子はチェンバロが分からず、「なんていう楽器?始めて聴いた!」と喜んでいました。

特に息子はギターが趣味で、音楽や楽器が好きなので興味津々。

 

朝8時半に偶然こういう演奏と遭遇するあたり、やっぱり私持ってるわ。うんうん♪

 

こちらのサン・ピエール大聖堂は、16世紀に設立されて、元々は修道院だったようです。

 

そして。

アヌシーから路線バスに乗ること約30分。

タロワールという、小さいけど高級リゾート地として有名な町にあった、素敵な教会。

サン・モーリス教会

 

起源は12世紀。現在の建物は1846年に建築されたとのこと。

 

もう1つ。タロワールのお隣、モンタン・サン・ベルナールという町にある小さな教会、その名もモンタン・サン・ベルナール教会も訪れたのですが、写真無し💦

こちらは起源は分かりませんが、現在の建物は1847年のものだとのこと。

 

街の立派な教会。

観光客が訪れるような有名な教会。

 

それらはもちろん素晴らしく素敵なんだけど。

 

個人的には、こういう小さな村の小さな教会に心惹かれます。

 

何百年も前から変わらずそこに存在し、流れる時を全て見て来ている教会。

誕生、成長、結婚、死・・・・その村の人々の人生全てにかかわって来た教会。

 

人々の祈りの念、というのかな。

 

嬉しい時も悲しい時も。

どれだけの人がこの教会で、心をさらけ出してきたのかと想像するだけで泣けてくるというかなんというか。

 

小さな教会に、ぎっしりと人々の想いが詰まっているのを感じるんですよね。

 

そんな「念」に圧倒されて、すっかり撮影を忘れるほどで。。。

 

そして、教会ではないので番外編になりますが、山の上にあるお城、モントン・サン・ベルナール城にも行きました。

 

皆さん車で来ていましたが、我が家はバス停から徒歩で。

そこそこな山登りとなりましたが、途中ブドウ畑を抜ける道からは絶景を拝むことができました!!

 

(ブドウ畑の向こうにモントン・サン・ベルナールの町。そしてアヌシー湖)

 

山登り・・一体何年ぶりかしら滝汗

一歩一歩、しっかりと意識して前に出し、出した足に体重をかけて・・・普段そんな風に歩くことも少ないけれど、これって結構大事。

思いがけず、良い統合ワークになって大満足でした。

 

お城の方は、1時間のガイドさんによるツアーでの見学。

元々は10世紀(!)に建てられた要塞。

12世紀の終わりから、モントン家の居住となり・・・なんと現在もこちらにお住まいだとか・・・

(とはいえ、私達が見学したお城のすぐ近くに立派な近代的なお屋敷がありましたので、城主はそちらで生活されているのかと勝手に推測しました)

 

城内では、台所や“鍵の部屋”、書斎、サロン、寝室・・・などをガイドさんによる説明を聞きながらグループでまわりました。

あちこち見るのだけでも忙しいのにフランス語の説明を必死で聞いていたので・・・こちらも写真無し💦

 

(城内で唯一撮影した1枚がこちら)

 

1000年に及ぶ歴史が詰まったこのお城。

ウォルト・ディズニーの「眠れる森の美女」のお城のモデルの1つではないか、と言われているそうですよ。

 

 

アヌシーから路線バスで20分ほど。

バス停から徒歩30分弱で、ちょっとした山登り気分も味わえて最高に良かったです!

 

と、いうわけで。

バカンス先でもしっかり教会巡り!というお話でした。

 

次回は、アヌシー湖での湖水浴で気づいた「あること」について書く予定。

 

「もう年だから」

「太っているから」

 

・・・・etc

そんな考え方に一石投じるかも知れない、ある気づきをアヌシーで得たよ、というお話です。