深読み「かぐや姫の物語」(1)

深読み「かぐや姫の物語」(2)



かぐや姫は

なんのために地球に来たのか?


竹取物語は

なにを伝えようとしているお話なのか?


姫の犯した罪と罰とは?




率直に言って

 

かぐや姫の物語=竹取物語は
人間の生死を魂レベルで

宇宙的に捉えたお話 

だと私は感じました。


地球が「生」 

月は「死」 

 

の象徴で。



かぐや姫が

月の民の女性に憧れたのが 

生まれる前の魂


「地球に行って生きたい」

と自ら望んでいる状態



地球で

喜怒哀楽様々な感情を経験したのが 

現世を生きる魂


肉体を持ち 

そのお蔭で

感情を味わい表現できる状態



天からお迎えが来て

月に帰って行くのは 

生を終える魂


肉体から離れて

魂だけになって 

昇天する状態



その視点で言うと

かぐや姫が

頭上からかぶせられる天の羽衣は 

現実でも

死者の顔にかぶせる白い布と同じで 

ご臨終 

 

つまり 

肉体の終わり

を現しているように見えます。



そうすると 劇中

姫を迎えに来た月の御使いご一行が
神々しい仏様の姿で描かれていることも納得でき

月の世界の描写もあることから
仏教の涅槃や輪廻転生の世界観も

示されていると思います。







現実的には 

命を失ったその「死亡」時点で

この世でのその人は「終了」



ですが 

映画「かみさまとのやくそく」

の中にもありましたが

人間は死んで身体を失った後も 

魂はちゃんとあって
自分の一生を振り返る
のだと思います。


かぐや姫が天へ昇って行く途中で
もう記憶はないはずなのに 

地球を振り返ったように


生きている時とは違う

魂のレベルで。



「かみさまとのやくそく」

に出てくる子供たちの話によると

死んだ後の振り返りで 
自分を取り巻いていた人間関係の真実や 
誰がどう思っていたかの本音など

現世で生きていた時には

わからなかったことが
すべて理解できてしまうらしい。


それは感情を感じない 

 

つまり 感情に囚われない


生きている時とは全く違う観点で
冷静に落ち着いて

物事を感じられるから。






違う魂レベルのこの視点。



「死んでからじゃないと 

 その視点で見ることは出来ないのか?」


生きているうちでも可能

 

だと私は信じています。

 

 

 

つづく

 

 

映画「かぐや姫の物語」(4)

 

 

 

 

 

(青)エンジェリックウィスパーカード 33  

Spritual Growth  スピリチュアルな成長

 

霊的 精神的 目に見えない 学び

 

目に見えないことは現実的ではないので

批判的に受け止められることもありますが 

今あなたはそのような方面からの

サインを受け取っているのでは?

 

怪しい疑わしいと一蹴せず 

その世界を見てみましょう

 

瞑想をする 夢の内容を記録する 

なども良いでしょう

 

少しでもピンと来たり 

現実的にリンクすることがあれば

そのメッセージに従ってみる 試してみる

それも霊的な成長の一環です

 

柔軟にしなやかに 対応してみませんか