下記メッセージを読む前に
カードの絵をじっと見つめて
感じてみてください
思い浮かぶ言葉 文字 イメージはありませんか?
1番最初に目が行くのはどのモチーフ?
これからこの絵はどう変化するでしょう?
などなど 自由にチェックしてみてくださいね
少し時間が経ってから
現実の出来事と結びつくこともあるので
ご自分で受け取ったものを大切に
しばらく心に留め置くことをお勧めします
「お花をどうぞ」
天使が黄色いお花をお釈迦様の前に差し出しているけれど
お釈迦さまは黙ったまま 目も開けません
瞑想の修行はまだ続くみたいね
天使もしばらく待つようです
周りの小さな子供たちは
お釈迦様の所に遊びに来ていた子たち
お釈迦様は何をするでもなく ただ座っているのだけれど
その落ち着いていて静かな様子が 何とも言えない安心感になっている
子供たちはいちいちそんなの理由にしなくても
「だって ここにいると気持ちがいいんだもん」
そんな感じで あらあら すっかり眠っちゃってる子もいますね
子供にもいろんな子がいて
すぐに懐いて こうして膝の上に乗っちゃう子もいれば
近づきたいけれど 今はまだ遠くから様子を伺っている子もいて
でも みんな お釈迦様のそばにいたい気持ちは一緒
お釈迦さまも ひとりひとりその子を理解しているから
子供たちに口出しすることもなく
そのまま黙って見守っているのね
「何をしてもいいし 何もしなくてもいいのだよ」
お釈迦さまは 動かず 目も開けず 口もきかず
その姿勢でみんなを安心の雰囲気で包んでいるのです
よく見ると 紫色の蝶や赤い蛙も
お釈迦様のそばにいて じっと待っているみたい
頭上の天使もそれをぜ~んぶわかっていて
お釈迦様が自然と目を開けるまで待ち続けるのでしょう
今日のこのカードは
タイミングのことを言っているみたい。
特に子供関係のことについて。
黄色いお花は
「機会」や「チャンス」と言えると思う。
子供が思うように動かない時
親は焦って不安になって
子供を自分の思い通りに動かしたくなるよね。
「今 ~しないと大変!」
「このまま~だったら どうなっちゃうの!?」
そんな風に慌てふためいたこと 私もありました。
15年前 息子がADHD(注意欠陥多動性障害)ボーダーと診断され
不登校になった時がまさにそうで
「この子を学校に行かせなければ!」
「このまま学校に行けなくなっちゃったら…」
そんな思いに押しつぶされて
何をどうしたらいいのかわからなくなっちゃったの。
動揺する私に
当時児童精神科の担当医だった先生は言いました。
「思い切って数日学校をお休みしましょう」と。
この時は「期限を区切れば大丈夫」
との先生の言葉を信じて息子を休ませたのだけど
この期限は子供のためではなくて
母である私のためだったんだろうな と今は思う。
そうとでも言われなければ
私は息子を休ませられなかったから。
それほど「学校に行かせないと!」の思いが強かった。
あの時 私に必要だったのは
このカードの世界観が表しているような
動かなくていい
眠っててもいい
何をしていてもいい
ずっと待っているから大丈夫だよ
そんな ゆったりとした安心感。
私自身が「余裕を持つこと」だったと思う。
でもガチガチに凝り固まった考えの私が
すぐさまゆとりや余裕にシフト出来るわけもなく
その後 先生の勧めでペアレントトレーニングを受講し
半年の時間をかけて繰り返しスキルを練習することで段々
「お母さんが安心していることの大切さ」
「どうすれば落ち着いて子供と接することが出来るか」
を学んでいきました。
「待つ」
「穏やかに」
「落ち着いて」
「そのままの子供を信じる」
はペアレントトレーニングの根幹理念で
このカードのお釈迦様と天使の姿勢が
それをよく表していると感じます。
お釈迦様も天使たちもまったく焦ることなく
ゆったり構えて落ち着いているでしょ。
今すぐになんとかしようとしなくても
必要な機会やチャンスはちゃんとある
そう信じているから 待つことが出来るのね。
すぐに子供にああしろこうしろと言っちゃったり
自分で動いちゃう方が楽なんだよね。
でも そこで!
口も手も出さずに子供を信じて
ゆったり待つ!
これは結構な試練だった…。
でもね 子供たち
凄いパワーを持ってるよ。
ひと眠りしてから…
少しずつハイハイしながら…
しばらく遠くで動けずにいて…
それからやっと本来の力が出る子もいる。
”普通”と言われるよりもペースが遅かったり
みんなひとりひとりのタイミングが違うんだよね。
親がちゃっちゃとやってしまえば
事態は思い通りになるけれど
それは同時に子供の「出来る力」を奪うことになる。
信じて待つ という忍耐の時間の中で
少しずつ息子の出来る力と
息子のタイミングやペースがわかったの。
私にとって ADHDはこうして
個性の違いの素晴らしさを認識し
尊重し合う大切さを知るキッカケにもなりました。
参照: ペアレントトレーニング記
黄色の花(機会やチャンス)は
こんなに大きく手を広げるように咲いているし
自分でちゃんと花を手にしている子もいるし
自然界は常に待つ姿勢でいて
天使も花を届けて準備してくれている
カードが伝えてくれるのは このような
ハッキリと目には見えないけれど
「あなたはいつも守られているよ」
「だから安心して」
と実感できる守護や応援のメッセージ。
信じる気持ちを後押ししてくれる。
「子供たちはそのままで大丈夫!」
「お母さんも待てるよ 大丈夫!」
改めて今日のカードからそう思いました。
(緑)パワーオブフラワーカード 13 Buttercup キンポウゲ
子供らしさ 和み 守護 安心感
子供はとても自分の心に正直
安心安全を感じる和やかな場所を好みます
子供のように自分に素直でいられる拠り所にいましょう
それは信頼する誰かのそばかもしれないし
またあなた自身が誰かの拠り所となる存在かもしれません
子供たちが安心して集まる様な穏やかで大らかな心
ユーモアに富んでいて静かな笑顔にあふれた見守りの心
今あなたが意識すべきは そのような心であるようです
~ たまゆら占いより ~
黄色は楽観的な色。
見てるとパワーが湧いてくるね。
キンポウゲのお花じゃないけれど
お子さんのことでお悩みのお母さん
まずは自分の心にゆとりを♡
黄色で元気出して!