こんにちは。
 
魂響書占  たまゆらしょせん  恵理子です。
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 

 

主人公ハワードは

「愛」「時間」「死」の繋がりを大切に信じて

友人と会社を設立し 

意気揚々と生きていたが

幼い娘を亡くしたことで 人生が一転。

 

 

「愛」「時間」「死」を憎み 

人とも会話せず

自分の殻に閉じこもるようになった。

 

 

このままでは

会社が立ち行かなくなってしまう…

 

 

困った同僚たちは会社救済のためにも

ハワードを立ち直らせ

現実に向き合わせようと

「愛」「時間」「死」の抽象概念の人物を

ハワードの前に登場させる

という奇策を思いつく。

 

 

目の前に次々と現れる

「愛」「時間」「死」と名乗る3人に

最初は戸惑いながらも

ハワードは段々激しく本音を吐き出し

思いきり感情をぶちまけていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇中のハワードと同様

私たちは うまくいっている時や

楽しく嬉しく喜びの日々の中では

  

「愛」は温かく感じ

 

「時間」は幸せで

 

「死」なんてすっかり忘れ去っているだろう。

 

 

 

良い状況の時は何も言わないけれど

いざ 困ったことや悩みごとが起きると

人間はこれまで信じていたものに絶望し 

辛辣な文句を平気で言うようになる。

 

時に ハワードのように

激しく相手にぶつけたりもして。

 

 

 

愛する娘の死という

こんなにも大きな喪失感に見舞われたら

それも仕方がないけれど…

 

 

 

ここで

「愛」「時間」「死」の概念(人物)は

すべてを捨てて

諦めたような態度のハワードに

ハッとするような言葉をぶつけてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハワードがどんなに悪態をついてこようとも

ひどい暴言を吐こうとも

「愛」「時間」「死」は

ハワードをガッシリと受けとめる。

 

 

それも 

ただ受けとめるだけではなくて

言うべきことはハッキリと言って反論。

 

じっと目を見据え 

激情してまで向かってくる。

 

 

いつでも 本気!

 

 

それは 

他の同僚たちに対しても同じでした。

 

時には心から心配もして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

語る言葉ももちろん大事だけれど

概念たちの態度がとても印象的でした。

 

 

その様子は 

何があってもたじろがずに

 

ドン!と胸を貸してくれている」

と見えて

 

そういう存在が

自分のそばにいてくれるのは

癒しの過程で大事なんだな。

 

 

 

 

私自身 これまでに経験した中で

劇中の出来事と共鳴したことがありました。

 

 

それは

ADHDのペアレントトレーニング

カードリーディング

母の認知症

で何度も感じた

 

「待つ」

「信じる」

「冷静に」

「受けとめる」

 

という姿勢。

 

 

 

概念たちの

そうした姿を見ていて

 

ドン!とした姿勢が

やっぱりとても大切なんだ

 

と改めて

深く心に刻むことになりました。

 

 

 

 

 

 

概念たちと関わるのと同時に 

ハワードは

子供を亡くした親の会に参加し

他の親たちの子供を失った哀しみの想いや

徐々に立ち直って行く様に触れて

同じ境遇の生身の人たちとも交流していきます。

 

 

 

親の会主催者の女性には

1対1で話を聴いてもらい

 

「娘の死を認めたくない」

 

という思いと葛藤しながら

ハワードの癒しは進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

癒しの過程で 

向き合うことはとても大事。

 

 

でも「向き合う」って 

本人にとっては

とても苦しくて辛いこと。

 

 

 

向き合わなければいけないのは
ハワードのように 
絶対に認めたくない事実だったり
 
同僚たちのように 
今の現実からは
希望が見い出せないことだったりするから。
 
 
その時点での感情が大き過ぎて
気持ちは翻弄されるし 
 
向き合うことなんて出来ず
現実から逃げてしまう。
 
 
さらには なかなか自分が
その苦しみや辛さから抜け出せないことに
いたたまれなさや焦りも感じてしまったりして。
 
 
 
それでも
 

「待つ」

「信じる」

「冷静に」

「受けとめる」

 
 
 
ハワードと同僚たち
 
対 
 
「愛」「時間」「死」の概念
 
 
その本気のやり取りや
現実世界での人との交流を見ていて
 
 
「ああ でも
 無理に癒しを進めなくていいんだ」
 
 
と感じました。
 
 
 
つづく
 
 

 

 

 

概念たちが見せてくれた

ドン!とした姿勢

 

イメージはこれらのカードです

 

 

待つ

 


 

(赤)ジプシーカード 48 Waiting 待機

 

待つ 時間をかけて ゆっくり

 

待つ あなたには少し難しいことかもしれませんね

 

時間の流れや状況に対して そのまま待つのは

何もしていないようで それも立派な行動なのです

 

悠然と 希望を持って 待つことが出来れば

あなたに堂々とした毅然さやゆとりが備わります

 

その余裕が事態の好転にもつながるでしょう

 

ゆっくりゆったり待つこと 心がけてみましょうね

 

 

 

信じる

 

 

(橙)ソウルメイトカード 25 Trust 信頼

 

自分も 人も 出来事も 信じて大丈夫

 

天に向かって 大きく手を広げ

その恩恵を受け取っている姿を想像してごらん

 

「天は私に必要なものを与えてくれる」

 

そのように委ね すべてを感謝して受け取る人に 

天は惜しみなくパワーを与えてくれるでしょう

 

同じく 人・出来事・未来の展望にも

与えられるイメージで対しましょう

 

信頼する気持ちと姿勢が

信頼に値する出来事を連れてきますよ

 

 

 

冷静に

 

 

(黄)アールヌーボーカード 27 手紙

 

落着き ゆったりと   客観視

 

何か知らせがあったか 今後届くでしょう

 

内容が問題と思われる時  大切なのは 

この女性のように

冷静な心持ちでゆったり構えることと  

その出来事を客観的に見ることです

 

良からぬことに対して

動揺し感情的になって慌てふためくことも

冷静に落ち着いて対処することも

どちらでもあなたは選ぶことが出来るのです

 

今後起こる出来事に対する練習の可能性もあります

ゆったり悠然とした姿勢を心に留めておきましょうね

 

 

 

受けとめる

 

 

(赤)ジプシーカード 4 Constancy 不変

 

堂々と 毅然と ゆったり構えて

 

あなたの態度が試されています

 

慌てふためくことも 冷静に対処することも

まだどちらも可能です

 

ここは一度落ち着いて 

堂々 毅然を選択しましょう

 

周りがなんと言おうとも 状況がどうあろうとも

信念を貫いてください

 

状況に左右されない強いあなたが発揮される時です

 

 

~ たまゆら占いより ~