こんにちは。

 

魂響書占  たまゆらしょせん  恵理子です。
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 
 
父と私の目の前で 突然
パカッとキレイに
真っ二つに割れた2つの器。
 
 
 
 
この割れた器を象徴するかのように
翌日  父と私は
意見が真っ二つに割れケンカしました。
 
 
この時 ちょうど
息子も実家に来た所で
 
父 VS  息子&私 
 
 のバトルになって。
 
 
 
詳細を述べると
長くなるので割愛しますが
 
要は  
自分のことより人のことを優先して
自己犠牲で無理をする父に 
息子と私が 
 
「もうそんなに無理しないで こうしたら?」
 
「それは相手に迷惑をかけることでも
 失礼なことでもないよ!」
 
と父が楽になるであろう案を提案したの。
 
 
 
父は来月81歳になる。
 
 
4年前に発症した皮膚炎の治療で
かゆみは治まっているけれど
 
薬の副作用で
皮膚が薄くなっているらしく
 
ちょっとぶつけただけで
本人も知らないうちに出血することが多い。
 
 
それなんかも
 
「もう無理をするな」
 
という身体からのサインだと思うし
 
傷の手当てをする父を
最近はまたよく見ていたのでね。
 
 
 
それに 
この時 父が取った行動は
息子と私との先約を破る形になったので
 
自分たちを蔑ろにされたような
嫌な気持ちもあって
息子も私も 父に強く言ったんだよね。
 
 
 
でも 私たちとの約束を破ってでも
今までの自分のやり方を優先するんだと
 
断固として!
 
父は私たちの提案を拒否。
 
 
どれだけ じぃじが自己犠牲してるかを
私たちが説明しても
 
「自分を犠牲になんかしてない!」
 
と言う父。
 
 
でも そのわずか数分後に
 
「自己犠牲しないとやっていけないんだ!」
 
と正反対なことを言う
はちゃめちゃさ。
 
 
 
頑なな態度と
矛盾極まりない言葉で
 
その後はお互い感情的になってしまい
ケンカになった。
 
 
しまいには 父
 
「じぃじが全部悪かったんだから」
 
「お前たちに迷惑はかけない」
 
「もう じぃじのことはほっといてくれ」
 
と投げやりに言う始末。
 
 
 
あまりの父の頑固さと
自分責めに腹が立ち 
 
私は父に怒りの言葉をぶつけ
 
結局 息子は怒ったまま
滞在予定を切り上げ帰宅してしまった。
 
 
 
落ち着いて考えてみれば
 
互いを思っているからこそ
の言い合いなので
 
怒ることではないんだけどね。
 
 
 
 
父 → 私 → 息子
 
へと継承した自己犠牲
 
 
 
 
 
私も息子も
無理をして自分を犠牲にすることは
自分も周囲も苦しくなると
よくよく体感してわかってきたので
もうやめていくと決めた。
 
 
なので
父が無理しているのを見るのは余計に嫌で
 
息子も 私も
すごーく怒って父に言ってしまった。
 
 
 
まぁでも 
 この時1番苦しかったのは
父なんだよね。
 
 
 
自己犠牲しているのも
自分でわかっていながら
やめられない
 
 
娘には
「そんなこと言うならもう来ない!」
と言われ
 
孫をあんなに怒らせて
帰らせてしまった
 
のだから。
 
 
 
1日置いて
落ち着いてから
もう一度話したけれど
 
「これはもう性格なんだ。
   変えられない。」
 
と言っていた父。
 
 
私も 自分の昨日の態度は 
コントロールだったなと思った。
 
 
父を楽に「させよう」としていたから。
 
 
だから もう 何も言わなかった。
 
 
 
 
TPOなどお構いなしに
思ったことをポンポン言っちゃう
楽観的であっけらかんとした母と
 
その母を
「非常識だ」
と怒ることが多かった
きっちりきちんとした父。
 
 
それが私が幼い頃から見てきた
性格真反対の両親の姿。
 
 
 
けれど
去年母が入院して
2度の命の危機を乗り越え
 
今でも病状に反して 
天真爛漫に朗らかに生きている母を見て  
父は
 
「ばぁばの生き方は幸せな生き方だ
  だからあんなに生命力が強いんだ」
 
と言うようになった。
 
 
「あんな風に生きられたらいいけれど
 自分はああは生きられない」
 
って。
 
 
 
 
私も両親に対しての見方が
180度変わった。
 
 
「お父さんはまったく頑固なんだから!」
 
と言いながら 
色々やらかしては
父に論破されてしまう母を
私はずっと反面教師として見ていた。
 
 
けれど 
父を支えていたのは
実はそうやってスルーしていた
(そもそも父の理論的な長文を理解出来なかった)
考えるのが苦手な母だったんだなと思う。
 
 
 
どちらが良くて 
どちらが悪い
 
という話じゃないんだよね。
 
 
正しいとか間違ってるでもなくて。
 
 
 
息子は怒って帰っちゃったけど
じぃじの気持ちはわかってる。
 
 
父も 息子が本気で怒るほど
自分のことを思ってくれてるってわかってる。
 
 
私もやっぱり
父にもう無理はしてほしくないし
約束を破られて
自分を蔑ろにされるのも嫌。
 
 
だからきっと
また同じようなことがあったら
言っちゃうだろうし
 
それでも 父は死ぬまで
自分のやり方を変えないだろうな。
 
 
父はその生き方を貫きたいんだから。
 
 
 
うん それなら それでいいや。
 
 
1つにまとめようとしなくても
お互いにまったく別々の考えを
そのまま持っていていい。
 
 
 
 
 
割れたら割れたで仕方ないもんね。
 
 
そこをゴリゴリ押し合うと砕けちゃうから
真っ二つになったとしても
そのまま そーっと
合わせて捨て置けばいい
 
 
お互いを尊重するってそういうことかも。
 
 
 
親子の「割れた出来事」と
キレイに「真っ二つに割れた器」を見て
 
なんだか そんな風に思った。
 
 
 
実は もう1つ別件で
父が頑なに拒否していたことがあったのだけど
 
今回のバトルもあって
放っておいたら
 
この後 父は
考えを変えたんだよね。
 
 
変わる時は
自分が何とかしなくても
勝手に変わる
 
 
 
つい自分の思いを強くゴリ押しして
父をコントロールしたくなる。
 
 
そんな時は
キレイに真っ二つに割れた
この器を思い出そう。
 
 
 
~突然!器が真っ二つ おわり ~
 
 
 
まさに
今回の出来事を表しているのが
これらのカードです
 
 
 
(赤)ジプシーカード 18 Hope 希望

 

望み 心が痛む 自己犠牲

 

誰かのため 何かのため

 

自分の希望とすることで

同時に自分を傷つけていませんか?

 

あなたの本当の望みはなんでしょう?

 

もう 傷つけないで 

心からの希望を言っても大丈夫ですよ

 

 
 

(橙)ソウルメイトカード 18 

Spontaneity ありのままに

 

ただありのままに情熱の炎を灯しましょう

 

火を思い起こさせる このカード

 

キャンドルの灯火は心を癒し 

焚き火は身体をほどよく温めるように

あなたは心に情熱の炎を携えている人であり

そのことを体現できる人だという証です

 

他のものや人々をコントロールしなくて大丈夫

ありのままで在ることを互いに信頼しましょう

 

あなたの情熱の炎をそのまま静かに緩やかに

心の中で灯し続けてください

 

 

 

(橙)ソウルメイトカード 24 Respect 尊重

 

自分の思いも人の思いも大切にしましょう

 

この世界で あなたは唯一無二の存在です

同じくあの人も この世界で 唯一無二の存在です

 

あなたが「私はこれが正しい」と思うのと同じく

あの人も「私はこれが正しい」と思っています

ただ あなたとあの人の「これ」が違うだけ

 

自分だけ「が」正しい ではなく

自分「も」あの人「も」正しい

 

そこから違う素敵な「なにか」が見えてきますよ

 
 
たまゆら占いより~