こんにちは。 

 

魂響書占 たまゆらしょせん えりこです。

 


6月末 

父が 体中に出たかゆい湿疹と

両足のひどいむくみのため

緊急入院となりました。

 


満77歳 (今日父の誕生日クラッカー

 

 

今までずっと健康を保ち 

病気らしい病気もしなかった父の

初めての体調不良と初めての入院。

 


母も私たち兄妹も 知らせを受けた時は一瞬驚き

でも今は

 

「入院出来てよかったsss

 

と思っています。

 


この出来事は 

父がこれからの人生を

楽に生きるための転換点だと感じるので。

 

 

 

生き方を変えるチャンス(1)

 

生き方を変えるチャンス(2)

 

生き方を変えるチャンス(3)

 



最初は父本人も

 

「まぁ1週間くらいで退院できるだろう」

 

と思っていたのが 

検査の結果 2度の退院延期。

 


昨夜 母から電話がありましたが 

やっぱり退院はまだ未定とのこと。


あ でも父は 初の入院生活を

新鮮に健やかに過ごしておりますので

ご心配なきよう^^



 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



 

この父の入院で 私は9日間実家にいました。


当初は「もうすぐ退院だと思う」という父の希望通り

退院を見届けたら帰ろうと思っていて。


でもそれだけでなく 違う理由も出てきて

実家滞在を延ばしたんですね。

 


それは 「両親の老い」を感じたからです。


 

 

77歳の父 76歳の母

 

一般的に歳から言っても完全に「老人」なんだけど

私の心の中には 若かりし頃の溌剌とした両親の姿が

しっかり残っている。

 



 


このパネルも 

実家のいつも見えるところに飾ってあったし。

 

だからどこかで

「父も母も まだまだ元気で大丈夫!」

って思いたかったんだな きっと。

 

そして その気持ちの奥には

「私はいつまでも子供でいたい」

って思いがあったと思う。

 

 


「心配して欲しい」

「気にかけて欲しい」

「愛情を注いで欲しい」


などなど もらうことばっかりの。

 

 

子供の頃 その思いを口に出せなかった私は

病気や怪我・体調不良で身体を使って

 

「気づいてよ~びっくり 構ってよ~びっくり

 

って発していた訳ですが。

 

爆発という生き癖

 

 

大人になって結婚しても 

難聴で通院して

 

自分が親になってからも 

つわりで入院して 

 

夫とケンカして別居して 

肌がボロボロに荒れて 

まつげがゴッソリ抜けて

 

 

ずっとその欲しがりの思いは心にあったんだなぁ…

 

振り返ってみて やっとわかったこと。


 


 

なぜか5月末 

私は強いメッセージを受け取り

よくわからない衝動にかられ 前回実家から帰る時

両親に

 

「生んでくれてありがとう。」

「育ててくれてありがとう。」

 

って伝えたのですが

 

自由に 思うがままに


 

今思うと あれは 

もらうばかりのわたしから

両親に与えるわたしへの節目の儀式だったような

 

そんな気がするのです。

 

 

なぜって 

今回の9日間は両親の喜ぶ顔を見るのが

不思議ととても嬉しかったから。

 


 

 


そうそう 入院中なのに

Yシャツ スラックス ベルトまで締めていた父

 

やっとキッチリやめて スウェット着てましたよ。

 

 

「いいね~ 楽だね~ これはドキドキ

 

って 気に入ったみたい(^。^)

 

 

そこですかさず 

もう1着楽そ~なのを私からプレゼント。

 


「えりこからなら 絶対お父さん喜んで着るわ」

 

と母とも工作済みでヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ

 

 

後ほど兄にも

 

「うまくいったよ(*^-^)b」

 

と作戦成功を報告しました。


 


 

 

 

母も 私とあじさいを観に行けたことを

あれから何度も話してましたっけ。

 


「良かったね~ 

 キレイだったね~ 

 楽しかったね~音譜

 

って嬉しそうに。

 

 

それから 

今まで2人でなんて行ったことなかったのに

母と外食を楽しみました。

 

母の糖尿病のことはちょっと横に置いて

本当はあまりよろしくない天ぷらや釜飯などを。

 

 

「お父さんだと そんなの食べちゃダメだ

 って言われちゃうからね。

 あー やっぱり美味しいわぁラブラブ

 

って満面の笑みの母でした。

 


 

 

老いると子供に還って行く っていいますね。

 

私はまず 両親の笑顔にそれを感じました。

 

 

そして ふと思ったの。


今一緒に住んでいない私は

あとどれくらい 

この笑顔を見られるだろうって。

 


 

「お父さんの退院も延びちゃって 

 えりこも帰っちゃったら

 淋しくなっちゃうだろうな…」

 

という母の言葉で 

 

「もう少し泊まっていこう」

 

って決めました。


 

 

親は扶養者で保護者で

親子共々

 

「親が子に与えるのが当たり前」

 

になっているかも。

 

 

でも 親が年老いて子供に還って行って

親子共々

 

「子が親に与えるのが嬉しい」

 

になれるのかも。

 

 


本当は今日 

父の喜寿のお祝いを考えていたんですね。

お誕生日祝いも兼ねて。

 


昔 家族みんなでよく行った懐かしのお料理屋さんに

孫達もみんな集まってね。

 


それも延期になっちゃったけど

父の入院があったことで 

なんだかちょっぴり違う心持ちでお祝いできそうです。

 



 


 

前回お見舞いに来た時

 

「こんな風に入院になるなんて 

 これまでに自分が何か悪いことをしたからだろうか…」

 

とこぼしていた 

つい考えてしまう性格の父。

 


今回は「入院記念に写真を撮ろうおんぷパープル」って。

 


そうそう その調子で 

好きな写真を撮ったり 

好きな本を読んで

 

まった~りしっか~り楽しみながら 

心身ともに休んで欲しいな好

 

 

 

つづく 

 

 

老いを生きる(2) 老いの容量

 

 



ジプシーカード Malady 慢性病  

 

病人 入院 長くかかる 休養 

 

今ある気がかりに関しては

少し時間を置いたほうがよさそうです

 

あなたの体調

あなた自身のケアが先

 

薬を用意してくれる人 

食事を届けてくれる人

看病する人がいることを忘れないでください

 

「自分が!」「自分で!」

と1人でなんとかするのを終わりにする時のようですよ

 



時間を気にせず 何も考えず


これまで長いこと溜まったものを出しましょう

 


熱いお茶を枕元に置いてくれる人は


そうするのが嬉しいのだから

 


ゆっくり休んでいるのを見ると


安心するのだから

 

今は休んで 

 

なにもしない自分をゆるしましょう