
これは最近ゲット品。
大橋純子のアルバム「ポイント・ゼロ」のアナログ盤。再発アナログもあるようですがコレは初版でレンタル落ち。
このアルバムはステッカーにもあるようにアメリカ録音で、デビッド・サンボーン、アンソニー・ジャクソン、ジョー・トロペイなどの一流ドコロが参加。そしてニューヨークで録音した音をそのままパッキングする目的であるのか、カッティングもアメリカにて。
送り溝を見ると手書きのマトリックスとともに、あるマークが。それは「MASTERDISK」刻印と「RL」サイン。これは当時マスターディスク・スタジオに在籍していたエンジニア、ボブ・ラディックがマスタリング・カッティングした御印。USカッティング盤でボブ・ラディックのサインがあるレコードは「RLカット」と呼ばれ、レッド・ツェッペリンの2枚目など音質が良いレコードのお墨付き。USスタンパーによる国内盤ではときどき見かけ、例えばマドンナの「ライク・ア・バージン」とかドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」の国内盤はこれに該当しますが、日本人アーティストのアルバムで見るのは初めてかも。
音質はさすがRL盤の良好音質。演奏はもちろんバキバキのバカテク演奏ですが、アメリカ録音のためか英語詞の曲が多く、A面は全て。しかし英語では大橋純子本来の魅力があまり出ないような印象が。B面に入るとようやく日本語詞が出てきて「ほっ」とします。日本語の曲ではシティ・ポップ王道のグルーヴィな歌唱が素晴らしいです。
聴いていて一曲目だけが他と違う雰囲気でヒップホップ的と感じ、もしかしてと調べてみると、お〜やっぱり。このアルバムは83年12月発売ですが、同年の10月には少し前に記事にしたハービー・ハンコックの「フューチャー・ショック」が発表。アメリカの最先端が取り入れられていたのではないかと想像されます。

