こんにちは。しかい暑い・・・。
尾張は30度超えの予報もチラホラと見え隠れするので今後の散策をどこにしようか思案に暮れております。
さて、まだまだ続く姫路城。しばらくお付き合いを。
「はの門」に使用されている石灯篭の転用石。
慶長の築城ラッシュでは石材や木材が不足したので苦労したのでしょう。
ここで突如現れる歩きにくい階段。現在は横にスロープが設置されていますが、足をくじきそうです。
近くて遠い天守。
ヘヤピンカーブ。攻め手となると辿り着ける気がしません。
「にの門」。ここは天井が低いのですよ。
長い武器を持って歩けないようにしてあるとか。天井を低くして心理的不安を煽る要素もあるとか。
ようやく天守の足元までやってきました。
でもまだ門があります。これは「ほの門」
ここも狭くて低いです。姫路城は天守に近いほど圧迫感を覚えます。
「ほの門」の横に姫路城で唯一の版築土塀「油壁」があります。元々は漆喰で覆われていたようなのですがいつからかこの状態のようです。油壁の名前の由来もよくわからないのだそうで。
この壁の向こうにまた門があり油壁で180度向きを変える「折れ」を構成しているのです。右から来てまた右へ戻るのです。
こちらも転用石の「姥石」。
秀吉が石集めの際に城下に聞いて回ったところ一人のおばあさんが石臼を差し出したそうで姥石と名付けたそうです。
ただこの石垣は池田輝政時代のものなので秀吉特有の「宣伝」かと思われます。余談ですが姥は「孕まない」ことから石垣も孕まないようにとのまじないの意味もあるとか無いとか。
最後までありがとうございます。
次回に続きます。