姫路城⑦ | 散策侍

散策侍

様々な歴史建造物を建築目線で再確認するブログです。たまに美味しいものなども・・・

こんにちは。爆  笑

毎日暑くてイヤになる尾張の空模様ですが皆様お過ごしの地域はいかがでしょうか?

身体が日差しに慣れずエアコンにも慣れていないためダルくてシンドイです。まだ梅雨前ですけどネ~。滝汗

 

下矢印さてさて姫路城の続きです。

天守に近づくと門はますます狭くなります。そしてやや意匠性が高くなるのも特徴的です。

 

 

下矢印窓からは水抜きのパイプが出ています。名古屋城では入れ子水抜きなんていったりしますね。雨仕舞というのは今も昔も建物にとって大切な造りであったのです。

 

 

下矢印雁木も素晴らしい。

 

 

下矢印土台の材木部分もきれいに漆喰で覆われています。

耐火被覆といいますが現代でいうと石膏ボードやコンクリートと同じで可燃材を燃えにくくする工夫が細部まで行き届いています。

 

 

下矢印天守下の広場、備前丸。

 

 

下矢印いよいよ鉄門をくぐって場内へ侵入です。走る人

 

 

下矢印上階より屋根を見下ろすと漆喰できれいにお化粧されていました。

 

 

下矢印このあたりの屋根は今回の補修では化粧直しされなかったのか黒ずんでいます。白か黒かで遠くから観ると随分違って見えます。

 

 

下矢印天守閣より姫路駅を望む。カメラ

 

 

下矢印今は普通に登り降りできますが有事の際には扉が閉まり階段を使用できなくなるのです。

 

 

下矢印槍や刀をかけておくスペース。実際に使用はされなかったものの実に用意周到、遊びじゃないことがよくわかります。

 

 

下矢印黒松でしょうか、梁の太さには驚きます。よくこれだけの材木が入手できて、しかもどのようにして上階に上げて組み付けるのか、タイムマシーンがあったら築城の様子を間近で拝見したいものです。メモ

 

最後までありがとうございます。

次回に続きます。

 

下矢印*オマケ。

多角的に物事をとらえるのは楽しくもあり大切なことかと。

自分が学校で歴史を習った30~40年前に比べて様々な見方、考え方が登場してきているのも明日への活力になります。