こんにちは。
毎日暑くてイヤになる尾張の空模様ですが皆様お過ごしの地域はいかがでしょうか?
身体が日差しに慣れずエアコンにも慣れていないためダルくてシンドイです。まだ梅雨前ですけどネ~。
さてさて姫路城の続きです。
天守に近づくと門はますます狭くなります。そしてやや意匠性が高くなるのも特徴的です。
窓からは水抜きのパイプが出ています。名古屋城では入れ子水抜きなんていったりしますね。雨仕舞というのは今も昔も建物にとって大切な造りであったのです。
雁木も素晴らしい。
土台の材木部分もきれいに漆喰で覆われています。
耐火被覆といいますが現代でいうと石膏ボードやコンクリートと同じで可燃材を燃えにくくする工夫が細部まで行き届いています。
天守下の広場、備前丸。
いよいよ鉄門をくぐって場内へ侵入です。
上階より屋根を見下ろすと漆喰できれいにお化粧されていました。
このあたりの屋根は今回の補修では化粧直しされなかったのか黒ずんでいます。白か黒かで遠くから観ると随分違って見えます。
天守閣より姫路駅を望む。
今は普通に登り降りできますが有事の際には扉が閉まり階段を使用できなくなるのです。
槍や刀をかけておくスペース。実際に使用はされなかったものの実に用意周到、遊びじゃないことがよくわかります。
黒松でしょうか、梁の太さには驚きます。よくこれだけの材木が入手できて、しかもどのようにして上階に上げて組み付けるのか、タイムマシーンがあったら築城の様子を間近で拝見したいものです。
最後までありがとうございます。
次回に続きます。
*オマケ。
多角的に物事をとらえるのは楽しくもあり大切なことかと。
自分が学校で歴史を習った30~40年前に比べて様々な見方、考え方が登場してきているのも明日への活力になります。