こんにちは。
暑いです。昨日は最高気温29℃とのこと。
早く梅の実を収穫せねばと焦っておりますが、暑すぎて作業意欲がわきません。
さてさてまだ寒い日もあった2月に訪れた姫路城の続きにて。
お城の北西に鷺の清水井戸跡があります。
1500年代前半、赤松義村の時代から使用されていて播磨十水の一つに数えられる名水なのだそうです。お茶によく使ったのだとか。
北側の清水門跡
お城の北西から西側にかけての千姫の小径
千姫の小径を中堀に沿って歩きます。
「初秋の風を 簾にまきとりて(忠刻)」
「軒はにおふ 竹の葉の露(千姫)」
幸せが永らく続きますように、との歌ですが残念ながら忠刻さんは31歳で病死してしまったのですよね。
中堀と外堀の船場川に挟まれるように小径が通っています。
千姫や女中が住んでいた西の丸が見えます。
千姫は忠刻とは別に知行10万石を与えられて姫路城に入封したそうですね。10万石といえば大名クラスの石高ですから家康爺ちゃんはこの孫娘だけには頭が上がらなかったのでしょう。
外郭にまで相当量の石垣が残ります。マニアには本丸よりも外郭の石垣や門跡などがたまりませんよね。
最後までありがというございます。
次回に続きます。
*オマケ。
城下町っていいですよね~。日本の城下町は中国の邑=城ほど露骨ではありませんが、城下町もひっくるめて城内、という観点で観て廻ると更に楽しいです。