こんにちは。
雨天が続いたり気温27度くらいの晴天になったり。
ここ10年、春と秋が短くなって梅雨と夏が長くなっているような気がしてなりません。そのうち日本から四季がなくなってしまうのではないかと心配になります。
前回の続きにて岐阜西濃地方の津屋城跡の散策になります。
付近を歩いているとこんな案内が。
案内に従って歩くと湿地の様な水源が広がっています。
城跡の東側に位置し、津屋川からこの湿地帯で防御していたようです。
とてもキレイなのですよ
水が草葉の間を縫って流れると「サラサラ」と音がするのですね。
「春の小川」は違いではないのですな。
ここに「ハリヨ」が生息しているのでしょうか。覗くと小さな魚が泳いでいるのが見えますが天然記念物ゆえに捕まえることができないのでわかりません。
写真はお借りしました。
絶滅危惧種だそうで日本でも生息域が限られているとのこと。
キレイな婚姻色が特徴です。
図鑑と水族館でしか見たことがありませんが、いつまでも彼らが繁殖できる日本であってほいしいと願わずにはいられません。
ハリヨの生息地の近くまで石垣があります。
説明文ではこのあたりも城域だったようです。
東軍に備えて東側の防御が凄まじいのですヨ。高さにして2mくらいですが現在なら開発許可申請が必要な「崖」と認定されます。
ある意味貴重な造りですね。
ここにも石積が残ります。
山の斜面を利用した段々畑のような低い石積が特徴的です。
岐阜から河を越えて尾張地区に入ると角ばった石から丸石が目立つようになるので面白いです。
こちらは蜂須賀家政公生誕の地、愛知県江南市の宮後城址。
城跡の裏手には近鉄の子会社、養老鉄道がのんびりと走っています。
今はお休みかもしれませんが薬膳列車もあるので是非。
再び城跡のお寺に帰ってきました。
コロナがパワーアップしないようにお寺に手を合わせて帰路に就きました。
最後までありがとうございます。
またどこか近場でマニアックな材料を探してきます。