こんにちは。
このところ尾張は30度前後の暑い日が続いております。
6月ってこんなにも暑かったでしたっけ?
あまり暑いとマスクもあることだし散策に支障が出ますな。
ということで、あまり歩かなくてもいい街中の遺構を探してきました。
「城門」巡りということで昔懐かしいrainbowの「バビロンの城門」でも聴きながら。43年前の曲ですがカッコイイです。
まずはこちら。愛知県一宮市は正福寺に移築されてい名古屋城の城門。
日本は元来スクラップ&ビルドではなく再利用文化の国ですから移築して再利用が盛んに行われました。新しく作るよりも移築の方が手間、技術ともかかるのですがそのおかげで日本建築は高い技術力を維持してきたのです。
ドッシリとしながらも意匠性が高いのはさすが名古屋城。
続いてこちらは愛知県津島市の蓮台寺というお寺。
この門は愛知県愛西市にあった赤目城の城門です。
かつては朱塗りの綺麗な門だったようですが今は傷みが激しいです。片側は扉が無くなっています。
少し飛んで桑名市の旧東海道沿いに了順寺というお寺がありますが、その山門は桑名城からの移築城門と伝わります。
今度は名古屋市内へ。
東区の含笑寺の門は清洲城からの移築と伝わります。
紫陽花がキレイでした。
同じく名古屋市東区の長久寺にも清洲城裏門が移築されております。
松平忠吉の旧領、忍城下のお寺から清洲城へ移築、名古屋城開府に伴う「清州越し」でこのお寺に再移築されたようです。
細野要斉宅はスルーしました。暑いので。
この城門はかなり立派です。戦国末期~江戸初期の貴重な姿を留めているのでしょうね。
最後はこちら。愛知県稲沢市の萬徳寺に移築されています清洲城馬掛門。
扉が無いので移築の際に外されたか、別の何かに転用されたかもしれません。清州城の門は「清州越し」があったため、意外と尾張の方々に移築されて残っているのです。
最後までありがとうございます。
また何かマニアックなものを探してきます。