8月6日の広島の原爆犠牲者の慰霊祭に、あれだけ事前の呼びかけにもかかわらず、平和記念式典の最中に現れた勘違いヘイワボケ集団のうるさいデモの様子がネットで見ることが出来ました。
地上波ではこの様子はあまり報道されなかったと思います。
今は便利なもので、ネットでの動画を繰り返し、時は停止してみることが出来るので、どんな勘違いな人間が参加しているのかが容易に把握できます。
原子爆弾による犠牲者の慰霊祭です。
だれもが戦争は嫌だ、もうこんな悲劇は嫌だと思っているところに、どうして大声でシュプレヒコールを上げながら「戦争反対!岸田打倒!」と叫んで厳粛な祈りの空間を邪魔しなければならないのでしょう?
それも赤い旗を持った労組が中心です。この嫌がらせともいえる行動をどういう気持ちでやっているのかをぜひ聞きたいですね。ちゃんと意味が分かっているのでしょうか?
もし、その人の大事な人が交通事故で突然亡くなってお葬式をしているその横で、「交通事故反対!」「岸田打倒!」と叫ばれたらいったいどう思うのでしょうか?
日ごろ温厚な私でもそのデモ隊に向かって「静かにせんか!この非常識が!」とものすごい剣幕で怒鳴り散らすでしょうね。
皆さんだったら、どうしますか?
以前 日本人で総理の靖国神社訪問に反対している人とアメリカ人(日本在住30年以上で、日本語も堪能・リベラル)を交えて議論をしている時に、そのアメリカ人が「日本国の総理が靖国神社に参拝することは世界に誤ったメッセージを出すことになる」と言い始めたので、「うちのおじさんたちも祀られている靖国神社に外国人からとやかく言われたくない!」ときっぱりというと、その後は黙ってしまいました。
数か月も前からこういうあほな団体に追悼慰霊祭の時は静かな祈りを捧げてほしいとお願いしていたそうですが、今年もその淡い期待は見事に裏切られています。
広島市、明日の長崎市も条例を制定し、せめて追悼慰霊祭の時は音を発するデモの禁止をするべきだと思います。
集会やデモをする自由はありますが、原爆の犠牲者に鎮魂の祈りを捧げる空間を持つ自由もあるはずです。お互いの自由がぶつかり合うならば、行政がきちんと判断して片方の自由をある程度奪うのも必要だと思います。
追悼慰霊祭の一定時間だけです。
遺族の方々は毎年つらい思いをさせられていると聞いています。
死者や遺族に寄り添うのが日本の文化ではないでしょうか。
この手のデモを主催するのは左巻きの権化の人たちであることは誰もが分かっています。こういう先鋭的集団に何を言っても馬耳東風です。
でも参加する人たちの多くはちょっと左がかった一般的日本人だと信じるのです。だから参加する前にもし自分が遺族の立場だったら、これが自分の家族の葬式だったらとちょっと考えてほしいと思うのです。
こういう内容を事前に心ある人たちがこの左巻きの団体に一所懸命に申し入れしているのに、それを聞き入れない人たちって、日本人としての義務を果たさず、権利ばかり主張している人たちだと断定してもおかしくないでしょう。
行政もきちんと対応窓口を作って警察と連携して静かな鎮魂の祈りを捧げる時間を護ってください。
安倍氏の国葬に反対している人たちもここでデモをしている人たちも「同じ穴の狢(むじな)」です。
自分たちの主張だけが正しくて、その他は排除すべきだと心から思っている狭い心しかない人たちの集団です。
私はせめて追悼慰霊祭の間だけ静かにしてほしいと言っているだけです。彼らの権利をすべて奪い取れとは言っていません。
この人たちは日本国民の中でもとても少数派です。だから一般の人たちがおかしいと一斉に声を上げれば済む話ですよ。
そして彼らがするように、参加者の顔写真を撮ってネットで公開すればいいんです。その人たちが持っているのぼり旗と同じところで晒せばいいんです。
どれだけ日本人として常識離れした行為をしているのかが良くわかると思います。
平和記念式典が執り行われている時は静かにするのがルールですが、ルールを守れない人達が全国から集まっています。 pic.twitter.com/PvI7zIglwn
— どらまちっくちゃん (@dramaticchan) August 5, 2022
明日は長崎です。
静かな追悼慰霊の時間を遺族の方々に過ごしていただきたいと切に望みます。
そしてこの人たちに力を与えているのは、左巻きの政党に投票した一票ですよ。
立憲共産党やれいわ新選組が大きくなれば大きいほどこの力は大きくなります。
そう、今話題の旧統一教会の天敵であり、そこよりももっと質の悪い人たちです。