なぜ素直にありがとうと言えないの? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 昨日、晴天の中東京上空を航空自衛隊のブルーインパルスが6機、医療現場で日々武漢コロナウイルスと戦っておられる医療従事者への感謝の気持ちを表して特別飛行展示をしました。

 

 私も友人の友人からスカイツリー上空を横切る素晴らしい写真をフェイスブックでシェアさせていただいております。

 

 こういう取り組みは日本ではなかなか行われなかったのですが、暗いそして陰湿なニュースが多い中、初夏の青空も相まって素敵なプレゼントになったと思います。

 

 そして見る方も、このブルーインパルスの素晴らしい飛行展示と共に医療従事者への感謝の気持ちを思い起こしたことでしょう。

 

 しかし、これにもケチをつける輩が存在します。蓮舫や小西洋之などいつものメンバーです。

 

 ここでは気分が悪くなるので、文言は書きませんが、このブルーインパルスが東京上空を飛行した意味を理解していないのだと思います。

 

 「なぜ?」という真理に近づく思考をしないのでしょうか?

 

 医療従事者の方々は、武漢コロナウイルスという見えない感染症と戦っています。この方々のおかげで、日本は他の先進国にくべて圧倒的に少ない犠牲者で済んでいます。

 

 もし、日本に皆保険がなく、医療従事者の方々の技量が劣っていたら、死者はこんなものでは済まなかったということは誰でもわかるはず。

 

 許せないのは、そういう医療従事者に差別をした人たちが少なからずいたことです。

 

 看護師である奥さんの旦那さんが、会社に来るなと言われたり、子供さんが学校でいじめを受けたりと聞くだけで心が痛むことが多発していたようです。

 

 それでも医療従事者の方々は自分の任務を全うされ、時には誤って感染されることもあったりしながら、この数か月私たちを守るために戦ってこられました。いわば医療の戦士たちです。

 

 その方々に対して心無い言葉や行動をした人たちは自分の言動が恥ずかしくないのでしょうか。

 

 ぜひ猛反省をしてほしいものです。この方々がおられなければ、日本もアメリカやブラジルのようになっていたのです。

 

 蓮舫や小西は性格上ゆがみ切っているのでしょうか?

 

 素直に医療従事者の方々に感謝の意を表すればいいのに、一言「嫌事」を言わなければ気持ちが落ち着かないのでしょうか?

 

 なんか可哀そうに思えてきました。こういう人たちのことを「さもしい」というのでしょうね。

 

 アベノマスクに関しても、だいぶ減りましたが、まだ「小さい」とか、「税金の無駄使い」だとかを言う人がいます。今日放送の「正義のミカタ」でもアベノマスクの本来の意味を言わずに批判していたのには驚きました。

 

 この番組は地上波の番組としては珍しく正論を言うので好きな番組ですが、今日のはちょっといただけませんでした。

 

 マスクの批判より、最近は「マスクが届いた、感謝。でも使わないので寄付します」という投稿が増えてきています。

 

 どちらが読む人をいい気分にさせるでしょうか?

 

 結果的には同じことだと思います。しかし、表現方法で人々を不快にさせたり、気持ち良くしたりとなります。

 

 現在うちにはマスクも給付金の申請用紙もまだ来ていません。「貰った」とか「入金されていました」という投稿を見れば見るほど内心ちょっと焦りますが、でも、私は祖国を信じていますので、根気よく待ちたいと思っています。

 

 マスクの不満をフェイスブックにあげている友人がいました。そこには同じような不満を言う人が集まっていました。不快だったのでスルーしようとしましたが、何度もタイムラインに上がってくるので、布マスクのおかげで市場にマスクが出回ったことを書くと、賢明な彼女はすぐにその投稿を削除していました。

 

 こういう世の中です。だれもがイラつき、不満を持っています。

 

 もちろん私もです。3月から講演のお仕事が飛んでいます。6月からやっとぼちぼちと再開しそうですが、一発目が北九州市なので、またちょっと不安です。

 

 でも、愚痴や不満を言っても何も始まりません。

 

 時間がある分、このブログも歴史的なことを丹念に調べて書いています。自分の頭の中で物事が把握できないとわかりやすい文章は書けないのです。これにより、また知識が整理され、新しい発見も出てきています。

 

 ちょうど95歳の母の調子が悪いので、私が週に二日、有難いことに妻が3日、実家に泊まり込んでいます。これも最後の親孝行と思って夜中に何度も起きて母を見守っています。もし、いつものパターンで仕事をしていたら、こういうことはできなかったでしょう。

 

 こういう時期だからできることがあり、できないことを嘆くよりも、できることに感謝をした方が穏やかな生活ができます。

 

 徐々に経済活動も再開され、車の量も以前と同じように増えてきています。

 

 でも、みんながいら立っています。

 

 だからこそ私たちは自分の手に持っているものに感謝する方がいいのではないでしょうか。

 

 今朝も、8時に母に「じゃあ、帰るよ」と声を掛けると、「ああ、ありがとうね」と言われます。

 

 泊まり込んで何度も夜中に起きて様子を見たり、トイレに付き添うのは大変だけど、その一言で救われるのです。

 

 医療従事者の方が東京在住でなくても、業務が忙しくて見られなかった人たちもみんな、日本国民がブルーインパルスの飛行展示にあらわされるように感謝の気持ちを持っているんだと少しでも思っていただければ、幸いだと思います。

 

 今だからこそ、感謝の気持ちを。そして「ありがとう」と声に出して身近な人に言いましょう。

 

  また 有料ウエッブマガジンではこの記事にあまり公にできない過激なことを加筆しています。

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