私も会社員時代一週間に一度は仲間で集まって麻雀をしていました。もちろん、お金を掛けていました。レートは低いものから高いものまで相手によって変わりましたが、テンピンと言えば麻雀をする人ならわかる用語だと思います。
またそこに「うま」だの、「われめ」などのインフレルールが加算され、相手によって「にぎり」などもしており、一晩で数万負けることもあれば、たまに勝つこともありました。
そのスリルが楽しくて、仲間でお金を回し合っているようなものです。でも、強い人はその収支がプラスであり、私のようにイケイケのタイプは収支はマイナスでした。でも、気の置けない仲間とする麻雀は楽しいもので、たまに馬が合わない人が入ると全然つまらない時間になります。
黒川検事長ですが、新聞記者産経2人、朝日1人と産経新聞の独身者の家で雀卓を囲んでいたようですが、何が悪いのでしょうか。
「自粛期間中に麻雀なんかして」というのが悪いのでしょうか、それとも「掛け麻雀をしていたこと」が悪いのでしょうか。
自粛期間中だから雀荘ではなく記者の家に行って雀卓を囲んだのです。そこにいるのは不特定多数ではなく、気の置けない麻雀仲間たちです。気分がすぐれなければ無理はしないでしょう。病気の時に麻雀をしてもぜんぜん楽しくありませんから。
掛け麻雀が良くない?それが一晩に百万や二百万も動くようなものだったり、囲んだ相手が反社会勢力なら大問題ですが、信頼している新聞記者との麻雀です。そんなに目くじらを立てるようなものでしょうか?
ゴルフをするときに握ったりしませんか?昔は上品にチョコレートを掛けると言っていました。まあチョコレートとは現金のことですが、ちょっとの刺激や励みになるように掛けることはありませんか。
パチンコなぞいい例です。玉が出るとそれを景品に変えます。お菓子もありますが、「特殊景品」に変えてもらい、それを店に隣接の「古物商」に買い取ってもらい現金化するのです。これはギャンブルではないのでしょうか。
昼のバイキングという番組で電波芸者の東国原氏がこのことについて辛口のコメントをしていましたが、どの口が言うのと思ったのは私だけではないでしょう。
本音と建前が使い分けられている日本です。これくらいの仲間内での賭け事は社会通念上不問に付されてもいいのではないでしょうか。
これによってせっかくのキャリアを台無しにするようなものでしょうか。東国原氏や司会の坂上氏は厳しい処分をして退職金を出すべきではないようなことまで言っていました。
人の懐に勝手に手を入れるなよと思ったのは私だけではないでしょう。
それよりも私が注目するのは、どこからこのあくまでも私的な情報が漏れたかということです。
聞くところによると検察庁へは朝日新聞の浸透具合の方が強く、産経新聞は今一であり、これだけの検察庁の大物と麻雀ができるような仲になることはなかなかできないことです。
「そんなことはないでしょう」と思う人がいたら、自分の取引先の社長や専務と一緒に飲みに行ったり、麻雀をしょっちゅうできるかと考えてみてください。なかなかできないですよ。
それだけこの三人の新聞記者には黒川氏も心を許していたことのだと推察します。
これにより、各省庁の幹部は一斉に新聞記者との付き合いを改めると思いますし、容易に懐へ飛び込めなくなりました。
ここからは私の思い付きを書きます。全く根拠はありません。推論です。
産経は検察庁への食い込みが弱いので、せっかくの大物の情報源をお釈迦にする理由はありません。
朝日はこの検察庁問題に関して火をつけ廻っている方ですから、社運をかけてこれを問題にしたのではないでしょうか。
その意図は?
「日本国内を混乱させ、アメリカと歩調を合わせてのCHINAバッシングに参加しないようにするため。」と勘ぐっています。
これほど捨て身の戦法ですが、検事総長にほぼ決まっていた黒川氏を失脚させるという大金星を挙げました。しかし、これからいばらの道を歩むと思いますが・・・。
官僚の皆さん、特に高官の皆さん、朝日新聞の記者との付き合いを見直すべきで時ですよ。いつでも必要なら自爆攻撃を仕掛けてきますよ。
また 有料ウエッブマガジンではこの記事にあまり公にできない過激なことを加筆しています。
https://foomii.com/00160 から登録お願いします。 月額330円です。