「知足」という言葉があります。老子の33章に書いてあるそうですが、最近この言葉が死語になってきたのではないかと思っています。
「足るを知る」と読み下しますが、意味は自らの分を弁えて、それ以上のことを求めないというと、より一層わかりにくいと思います。
私なりの解釈は、今自分の手に何があり、そのあるものに感謝をすると講演などでは説明しています。
文句の多い人、不満の多い人をじっくりと観察してみてください。自分が持っていないものばかりを欲しがっていることが多いのです。
大きな家に住み、いい車に乗っている人が自分よりもお金持ちの人をうらやんでいるようなものです。曰く「うちの家にはプールがない」と。
小さな家に住み、車は軽の人が、その家と車を一所懸命に掃除し、磨いているのとどっちが幸せでしょうか。
俺はこんな有名人を知っていると持っている名刺をひけらかす人と、本当に困った時に親身になって話を聞いてくれる人の携帯電話番号を持っている人とどちらが顔が広いのでしょう。
布マスクのことで政府にいろいろ文句を言っている人がいますが、見ていて美しくありません。
どうしてだろうと考えてみると、その人は自分の持っていないものをもっと欲しがる人、つまり「知足」の心を持たない人ではないかと思うからです。
なぜマスクが不足したか?
マスクの需要が高まるとわかっていたCHINA共産党の支持を受けて、マスクの買い占めを行い、不当に利益をとろうとした転売屋が存在したためです。もう一つは、マスクの生産の多くを日本国内ではなくCHINAにもっていってしまっていたからです。
では、なぜマスクがこんなに必要となったのか?
それは武漢コロナウイルスが流行したからです。
では、なぜ武漢コロナウイルスがこんなに世界中に蔓延したのか?
CHINA政府とWHOが新型のウイルスが流行したことをきちんと各国に伝えずに隠蔽したからです。
サーズやマーズと言われる当時の新型ウイルスは事前に報告があったために、日本政府は水際で防いだおかげで、大事に至りませんでした。国民も一部を除いてはあまり危機感もなくニュースをみていたことでしょう。
それだけ政府は水際での防疫に最大限に努力し、感染拡大を防いだのです。そうやっていままで何度も世界的に流行した伝染病を国民が見えないところで現場の人たちの努力によって防いできたのです。
ところが今回はCHINA政府は武漢コロナウイルスの流行を隠蔽しました。これは世界的な犯罪です。そして今回のいろんな災禍の元凶なのです。ここを皆さん、共有しましょう。枝葉末節のことはいいんです。でも、元凶はCHINAが国際条約で定められていることをきちんと履行しなかったために、世界中を恐怖のどん底に落とし込んだのです。
ここが一丁目一番地で、これを武漢コロナウイルス問題を議論する中心に据え付けなければなりません。アメリカのトランプ大統領や各国の論調もここにあります。
CHINAは全力で否定するでしょう。なぜならここを認めてしまったら、それによって引き起こされた損害をすべて補償する精神的な負い目が出てくるからです。
東京裁判でわかるように、国際的な秩序は法律ではなく、各国の思惑で決まります。
以前は日本がそれに嵌められてしまいましたが、今回はCHINAがその対象になっています。
国際正義?そんなものあるはずがありません。力を持つものが正義となるのが常識です。
東京裁判でもインドのパル判事が正義を主張しましたが、どこの国も耳を傾けませんでした。
弱いものを見るとどうしても日本人は「判官びいき」の心情が働きがちですが、今回はきっちりと国際社会と連携してCHINAを糾弾すべきです。その強い態度を取ることにより、はじめて今後の対中外交を有利に進められます。
では、CHINAの息のかかった工作員は、どう動いてくるか?
ここが今日の本題です。
彼らは「一番重要なところから目をそらさせよう」としてきます。
つまり、先ほどから言っているようにCHINAが情報発信を怠った?又は故意にしなかったためにこの災禍が起こりました。これを別のものにすり替えようとするのです。
一番しやすいのが、政府の対応を悪さを指摘することです。
マスクが市場から無くなったのは本当にまずいと思います。台湾ではマスクをきちんと国家が管理し、購入もIDカードできちんと管理をしました。
配給のマスクがピンクだったから男の子がいじめられたという相談が持ち上がったら、すぐに当局が動きました。しかし配付時に色を選ばせることは実質上不可能だという結論に達しました。すると、当局の長官をはじめおじさんたちがピンクのマスクをつけて記者会見をしたために、その後はピンクのマスクがトレンドになったそうです。
それを素早い速度で対処しました。台湾の人口は2400万弱です。日本の約五分の一です。小回りが利くのです。
台湾はCHINAからの侵略に供えるという危機感が国民の間に浸透しています。だからある程度の個人の自由は国家の安全保障に優先するということが共通認識として有ります。
またマーズ、サーズで多くの犠牲者を出しているので、国民の協力体制ができていました。まさに学ぶべきは台湾ですね。
日本は感染症がここまで広範囲に広がったのは戦後初めてと言ってもいいのではないでしょうか。でも、実際の数字は違います。
毎年インフルエンザで亡くなっているのは約3000人、関連死を含めると1万人であり、現在700余名の死亡者しかいない武漢コロナウイルスよりもよっぽど危険なのです。
しかし、今回は国家非常事態宣言まで出して国民の行動や経済をストップしました。
そして日本政府は先進国で台湾を除くと圧倒的に少ない犠牲者で終わっているのです。
凄くないですか?政府の対応が悪い?という人の意図はどこにあるのでしょう。
検査をもっともっとといって煽ったテレ朝は最後はとうとう取材内容を捏造してまで自分たちの正当性を主張しましたが、政府のやり方の方が結果的に正しかったことは結果を見ても明らかです。これは犯罪行為です。きちんとBPOが対処すべき問題だと思います。
すべてが良かったと言っているのではありません。改善の余地のある所はたくさんあり、それを今後は検討して対処すべきです。
でも、それによって政府を批判し、政権を引きづり降ろそうという勢力に加担してはなりません。
布マスクの配布宣言されたちょごくに不織布(ふしょくふ)相場は、暴騰していたのに、半額に急落したそうです。つまりこの後は布マスクが市場に出てくることが分かったので、相場が一気に下がったのです。
そして拙ブログでも書いた通り、市場にマスクが戻ってきました。今道端でも得体のしれないマスクが投げ売りに近い状態になっています。
布マスクを政府が配ると決まったころから、ネットでマスクの型紙が出回り、家で手作りのマスクを作り、子供たちやご主人に使わせる過程が増えてきました。
先日面会した県庁の課長さんも手作りのマスクをしていました。
それらの行動は一斉に悪徳転売屋の焦りを招き、マスクが市場に戻ってくる一助になったのです。
そのメカニズムがわからないで、文句を言うなんて美しくないでしょう。ちなみにうちはまだマスクは届いていません。でも、妻のお手製のマスクはあるし、友人たちからもらった使い捨てマスクもたくさんあります。
「知足」 ないものねだりをしないで自分の手に持っているものを確認し、それに感謝しましょう。
不平不満を言うことは、一番重要なことから目をそらさせようとするCHINAの片棒を担ぐことになりますよ。
今から日本は復興をしなければなりません。そのためにも感謝の気持ちをもって自分ができることをしながら一歩ずつ前に進んでいきましょう。
また 有料ウエッブマガジンではこの記事にあまり公にできない過激なことを加筆しています。
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