コメントに次のような胸糞の悪くなる無責任な投稿がありました。
HPも「通りすがり」 IPアドレスも0000000
自分の正体を全く消して、安全なところから批判だけをする無責任な人です。
>>>引用開始
行政の無責任が一番悪い
☆パチンコ店叩きが自分の首を絞める理由
行政の無責任である「補償なき自粛強制に賛同する」ことになります。
これが当たり前なると、あとで自分の勤める企業が自粛強制の対象になったときに補償される権利を失い倒産や失職に追い込まれることになります。
他者が困っているときに自己責任を押し付け、いざ自分が困ったときに補償を要求する…そんな調子のいい社会にはなりません。
☆問題の本質は行政の無責任にある
補償なき自粛強制は民間企業を確実に潰します。
つまり、行政が要請に責任を取らない以上、民間はコロナで死ぬか、自粛で死ぬかの死の選択を迫られることになります。
生きる選択肢がない以上は、自粛して座して死を待つより、感染覚悟で行動して死ぬ方が納得いくでしょう。
パチンコ店の場合、自粛に応じて潰れても行政が責任を取らず自己責任を押し付けられますから、自己責任なら感染覚悟で営業活動した方がマシかも知れません。
>>>引用終わり
いかがですか、皆さん?
ちょうど胃腸炎から病み上がりで読んだものですから、とても不快感の増したコメントです。本来ならばIP00000のコメントは没にするのですが、論旨は明確で文章も分かりやすいのです。
つまりこの文章を書いた人は、十分な学力と知識を持っている人だということが理解できます。だからこそ腹が立つのです。
ここには、自分で考えたのか、誰かの意見を鵜呑みにして書いたのか知りませんが、批判はありますが、自分が何をしなければならないかということは全くありません。ただ、人の批判だけ。第三者的に。冷めた目で。
今日本はそういう状況なのでしょうか?
そしてこの人はアフターコロナの影響を全く受けないようなお金持ちなのでしょうか?すべて他人ごとのように思えるのは私だけでしょうか。
今は、みんなでまたは一人一人で自分のできることをしていく時のはずです。
それを全くの他人事のように書きつらうという行為にとても腹が立ったのです。
これだけだと、読んでいる皆さんもむかむかしてくると思いますので、こういう無責任な他人ごとで語る人とは違い、こういう時期だからこそ、何かをしなければということで立ち上がった福岡市の7人の若手経営者たちの行動を紹介します。
5月5日6日そして9日10日の4日間「ドライブスルーふくおか in 中村学園 第一クール」としてのべ1810台の来場で6200個のお弁当を完売させたのです。
地元の全放送局が取り上げていたので、福岡周辺にお住まいの方はご存知だと思うのですが、素晴らしい取り組みです。
これは食の街ふくおかの飲食店が武漢コロナウイルスのせいで営業自粛やテイクアウトのみの営業で苦境に立たされている現状を見て、いろんな才能・技能をもつ7人の侍を中心に企画・運営されたのです。
予約はネットで、支払いはカードで済ませ、中村学園大学構内でソーシャルディスタンシングをとりながらの車の窓越しにお弁当を手渡すのです。これらのシステムを構築し、参加店を募り、広報宣伝をボランティアでやり遂げているのです。
初日は980個で、誘導やお弁当の手渡しなどの運営で改善できるところを改善され、二日目は1340個増産するなどただのボランティア団代ではなく、プロの人たちが自分の能力と時間を捧げて作り上げた傑作の取り組みなのです。
そしてさらにびっくりするのがこのイベントの広報を担当している私の友人の黒川友成さんは、脳梗塞で入院中で、半身がまだマヒしている状況にもかかわらず、得意のパソコンを駆使し、社員を使ってこのイベントの広報として貢献し、見事に大成功させているのです。
お弁当の福岡では有名店ばかり、つまり従業員を多数抱えているお店も数多く見られました。店舗を構え、多くの従業員を抱えている飲食店はその働く人たちの生活も考えなければなりません。
しかし、一店舗だけだけではその売り上げは知れています。でも、こうやって三密を避け、お客様にも大いに喜んで来ていただき、お店の売り上げにも貢献できるという快挙を福岡の30代40代の若手経営者がやってくれたのです。
土日に私も行こうと思っていたのですが、胃腸炎になり、ほとんどの時間を寝ていました。あの大飯ぐらいの私が食欲がなかったのです。でも、安心してください、味覚や嗅覚はあり、発熱もしておらず、咳も出ていませんでした。
昨日から活動を再開し、今日は有意義な打ち合わせが県庁でできました。
それのお詫びがてらに黒川氏に電話するともちろん彼は入院中で、顔面の半分のマヒも取れておらず、足も手も不自由な状態なのです。それでもすこしでもお客様とお店と運営するスタッフの人たちが使いやすいようにシステムを考え、広報担当として病院のベッドの上から今の自分ができる最善のことをしたと言われた時には、胸がぐっと熱くなりました。
このイベントの運営をしていた人たちと前述の心のないコメントをした人の違いは何なのでしょう?
私は今回の武漢コロナウイルス禍を自分事として捉えているか、他人ごととして捉えているかの違いだと思います。
自分事ですから、この困難をどうやって乗り切り、経営者として従業員の生活を守るためには何をしなければならないかを真剣に考えたのです。そのためには自分のお店だけではなく、福岡自体が盛り上がらなければならないという郷土愛にかられ、そして自分が今持っているもの(能力や才能や生産能力や人縁や地縁等々)をどう生かし、そして一番の財産で誰もが持っている「時間」という資産を使っての行動なのです。
もう私は黒川君と話しをしていて泣きそうでした。感動しまくっていました。
本人は脳梗塞で半身不随で入院中なのです。
きっと彼は健常な体に戻ると思います。彼を必要としている人たちや彼に感謝をしている人がたくさんいるので、神様が見捨てるわけがありません。
この話はここで終わるのではありません。この取り組みを自分たちの街でもやりたいと久留米や北九州からも当日ボランティアスタッフとして運営に参加した人たちがいたのです。
そして近日中にドライブスルーふくおかの「久留米版」や「北九州版」が開催されるそうです。
そこにもまた感動しました。
テレビを見ていると、連日国民の不安を煽るようなことを捏造までして流しています。ネットでは他人ごとのように悲観的な論調ばかり、そして国会ではまたしょうもないことで対策で精一杯の政権の揚げ足取り。
一都市の問題ではなく、一億三千万人の住む日本、さらに世界的な規模でも武漢コロナウイルス禍です。その日本のかじ取りをしている安倍政権や西村大臣を上から目線で批判ばかりする人たちの見ると虫唾が走ります。
簡単ですよ、「政府が悪い」、「お金を配るのが遅い」、「マスクがまだ届かない」など文句ばかりいうのは。
いつから日本人には乞食根性を持つ人が多くなったのでしょう?いただけるものはからなず貰えます。だからおとなしく順番を待っていればいいだけのこと。私は日本政府を信じていますから。
テレビではまだ「PCR検査をもっと増やさなければいけません」と見飽きたおばさんやひょっとこが出てきて言っていますが、検査を受けたら命が助かるのかって突っ込みたくなります。
今考えなければならないのはどうやったら感染を防ぎながら経済活動を再開させていくのかという方法です。感染者数なんてどうでもいいのです。
高齢者や重篤な持病をお持ちの方やそのご家族は行動に気を付ければいいだけのことではないでしょうか。
でも、今回の「ドライブスルーふくおか」のスタッフの皆さんが成し遂げたことは最近のニュースの中で一番感動し、希望の光がきらきら見え、みんなに勇気を与えるものでした。
そして場所を提供していただいた中村学園にも感謝の気持ちがいっぱいです。ここはご皇室を大切するという教育を実践されており、私の娘も高校に行かせていただいた学園です。
最後に、「その売り上げは?」ときくと、さらっと黒川氏は「泊まり込みで働いてくれている医療従事者の差し入れにしました」というではありませんか。
電話を切ってからしばらくは涙が止まりませんでした。
また 有料ウエッブマガジンではこの記事にあまり公にできない過激なことを加筆しています。
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