昨日のは皮肉が強すぎました。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 昨日のブログはちょっと皮肉が強すぎ、タイトルだけ見た人から誤解を生んだようなので、今日は初めからストレートに書きます。

 

 日韓議連は何のためにいままで韓国の議員と交流してきたのか。

 

 ただ、へらへらと愛想笑いをして酒を飲んだだけなのか。日韓の現在の状況を作った原因は99%韓国にあり、日本側の落ち度はいままで韓国に遠慮してちゃんとこちらが不快だということを伝えてこなかったことです。

 

 それでも、日韓議連の役割は議員として与党としての相手へのパイプ役という任務を負っていたと理解してきました。だからこそ今のような冷え切った日韓関係を修復するときに、今までの実績をもって解決してほしいのです。

 

 それは、日本側が一切譲歩することなく、韓国側の不条理な要求をはねのけ、先人たちの智慧の結晶である1965年の日韓基本条約に立ち戻るということです。

 

 当時は両方の為政者が日韓併合の経緯や日韓併合後の朝鮮半島の発展を見てきた人たちです。だから本音で話し合い、そこに建前を入れてお互いの顔が立つようにしました。

 

 でも、李承晩以来の反日教育で育ってきた政治家が本筋を理解しようともせずに自分たちが学んできたことだけで判断をし始めたことが今の変な日韓関係となり、さらに文在寅大統領政権が北朝鮮の主体思想に毒され、韓国を北朝鮮に献上しようとしていることが一番大きな問題だと思います。

 

 だから、韓国民は主体思想を信じ込むチュサパと呼ばれる主体思想派を政権から追い出すことが韓国の最優先課題のはずです。

 

 それができてから初めて、未来へ向かっての建設的な話し合いができることでしょう。

 

 韓国内では毎週末10万単位の反政府デモが頻繁に行われているそうです。日本では全く報じられません。

 

 香港の事情ももしあそこがCHINAの普通の一都市だったらほとんど伝わってこなかったでしょう。

 

 でも、香港はアジアの金融センターということで、欧米や日本の金融機関があり、そこからの情報はいち早く国際市場に流れているので、毒されているマスコミも流さざるを得ずに、ショッキングな映像と共にそのニュースが伝わってきています。

 

 それに刺激されたのが台湾の国民であり、台湾は香港市民を援助し、特に台湾の若者が香港の学生を支援していました。

 

 その結果が昨日の台湾総統選挙での蔡英文大統領の史上最多得票率での再選につながり、同時に行われた立法府の選挙も与党の民進党が定数113に対し、61議席(53%)を占め、国民党の38議席(33%)を大幅に引き離しています。

 

 大勝利です。つまり台湾の国民は一国二制度なんかいやだと明確に意思を示しました。私もこれを大いに支持します。

 

 そんな中、朝日新聞が社説で「東京五輪の年に旗を振るって何だろう」と自虐史観、というよりも韓国べったりの社説を堂々と掲げいよいよ反日売国奴新聞の正体を明確にしてきています。

 

 今後は中東情勢如何では自衛隊の存在がとても大きくなります。イラン政府とは有効な関係を持っている日本政府ですが、はぐれ物の革命防衛隊はどんな手を出すか予測不能だからです。だからこそ日本のタンカーを守るために中東に派遣されます。それを反対する人たちの頭の中を見てみたいものです。

 

 ここで夏の訪韓までに日韓議連が韓国の韓日議連に対しどんな申し入れをし、どう改善を図るのかをしていかないと、いくら政治で解決しようとしても、日本国民の韓国に対する感情が許しません。

 

 それはひいては憲法改正を切望する安倍総理への信頼を傷つけることになるので、得策ではありません。

 

 老練な政治家である二階幹事長もそれはわかっているはずなので、今後注目していきたいと思っています。

 

 繰り返しますが、日本は全く譲歩する必要はない、韓国が悔い改めるのを待つだけ。そのためには文政権を韓国民がどう対処するのかにかかっているということです。