日本の軍艦旗に異を唱える韓国人へ「たいがいにしろ」 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 先日台湾へ行った時、第一の目的が軍艦松島の慰霊祭出席でもあり、背広に江田島で買った日章旗と軍艦旗が二つ付いているバッチをつけていきました。

 

 空港の入国審査を待っている時に、何組かの韓国人のグループに合いましたが、ちょっとびっくりする人もいれば、普通に楽しく英語で会話してくる人もいました。

 

 変な人への魔除けにはこれが一番だなと思った次第です(笑)。

 

 もちろん楽しく会話した韓国人は日本が大好きで何度も来日したことがあるという人でした。軍艦旗にもまったく気にしないといっていました。

 

 だから、すべての韓国人が軍艦旗(旭日旗)をヘイトしているわけでないと皆さん理解してください。ただ一部のパラノイア(偏執狂)の人が繰り返しくだらないいちゃもんをつけているレベルだと考えていいと思います。

 

 ネットで書かれている彼らの愚行は世界中から笑われているし、だれも相手にしていないのです。

 

 ただ一番気にしているのが、相手の心情を忖度する日本人ではないでしょうか。

 

 相手が嫌がることをしないでおこうと思うのが普通の日本人であり、私も韓国に行くときに(ほぼそういうことはありませんが、仮に)、そのバッジをつけていくかは考慮の対象となるでしょうね。

 

 サッカーの試合で旭日旗を振って応援することを自主規制したり、なんとなく旭日旗のデザインのものを遠ざけていないでしょうか。こういう時こそ、日本人の誇りをもって堂々と軍艦旗(旭日旗)のデザインされたものを身に着けていくことが必要だと思います。

 

 ちなみに旭日旗は「日足紋」という家紋のデザインがあり、陸軍は軍旗として各連隊に天皇陛下が一枚だけお渡しになりました。だから歴戦の連隊旗はあまたの戦火をくぐり抜けてきたために最後は周りの房だけが残っていたというのもあります。この陸軍の旭日旗は日の丸(日章)が真ん中に位置しています。

 

 軍艦旗は風にたなびく姿を美しく見せるために日章が左に寄っています。つねに美しい姿を保つために軍艦には予備が多数準備されており、いつでも美しい姿が風にたなびいています。

 

 また旭日旗の赤い線は16本。皇室の菊のご紋章と同じ数です。

 

 野口裕之氏の軍事情勢の2017年5月22日付けの記事に、素敵なエピソードが書いてありましたので、ご紹介しますね。

 

 それは1954(昭和29年)自衛隊創設前に海上自衛隊の記章もすべて見直されることになってそのデザインを選定している時のことです。

 

 戦後の左翼・情緒的反軍=平和の風潮が軍艦旗の復活を許さないだろうとのことで新しいデザインを▽直線的▽単色▽一目瞭然▽すっきり▽一見して士気を高揚▽海上部隊を象徴するに十分▽海上における視認の高さ-を条件に考えることにしたそうです。

 

  方針を受け、東京藝術大学の意見を聴くと「軍艦旗は最上のもの。国旗との関連、色彩の単純鮮明、海の色との調和、士気の高揚など、全条件を満たしている」とのこと。

 

  それでも図案研究は続き、米内穂豊(よないすいほう)画伯(1893~1970年)に図案作成を依頼しましたが、画伯は数日間悩みに悩んだ末、今までの軍艦旗を寸分たがわない図を提出してきたそうです。

 

 軍艦旗は黄金分割による形状、日章の大きさ、位置光線の配合など実に素晴らしく、これ以上の図案は考えようがないとの理由でした。

 

 その画伯の図案のまま保安庁警備隊内での庁議かけられ、その図案が海上自衛隊の軍艦旗として採用されたのです。

 

 その際に軍艦旗の所有権は主がいない軍艦旗を惜しみ、日本外洋帆走協会(現・日本セーリング連盟)が国籍旗として正式に国際登録していたのですが、防衛庁が協会に掛け合ったところ、快くデザインを譲ってもらい現在に至っているのです。

 

 当時の総理大臣は吉田茂氏でした。選考過程および結果を聞いたのちに、次のように発言したことが残っています。

 

 「世界中でこの旗を知らぬ国はない。どこの海にあっても日本の艦であることが一目瞭然で実に結構だ」と。

 

 清国の北洋艦隊の世界最強と言われた巨艦「定遠」「鎮遠」を小型艦で勇猛果敢に攻め上げて沈黙させ、ロシアの世界最強と言われたバルチック艦隊をワンサイドゲームで葬り、大英帝国の誇りと言われた不沈艦プリンスオブウエールズを轟沈させた帝国海軍です。ただ強さだけでなく、プリンスオブウエールズの乗組員を救助した英国の駆逐艦を大日本帝国海軍航空隊は攻撃することなく、燃料の続く限りシンガポールへの帰港まで空から護衛していたのです。

 

 また皆さんもご存知の駆逐艦「雷」の英国海軍の軍艦を沈めた後に艦の危険も顧みず、敵兵を救助した話などちょっと調べれば日本帝国海軍の美談はたくさん出てきます。

 

 皆国のために戦ったのです。それが当時の常識でした。現在の価値観で歴史を見ることほど愚な事はありません。決して戦争を賛美しているのではありません。勇敢な国民が強い軍隊を持つことは、他国の侵略意図を事前に消し去る効果があるのです。

 

 軍隊を忌避し、傭兵で国を守ろうとした金や元がその傭兵によって滅ぼされたり、軍隊を持たないかつての軍事大国チベットがCHINAの侵略を受けて言語や宗教が風前の灯火になっていることも皆さんよくご存じでしょう。

 

 軍は国民のためにあることをもう一度理解せねばなりません。

 

 韓国は世界に軍艦旗の悪口を言えば言うほど、世界から笑いものになっているということがわからないのです。

 

 政府もこれ以上バッシングが続けば不参加も検討しているそうです。

 

 だからこんなことを私たちが気にすることはありません。堂々と軍艦旗の美しいデザインを身に着け、堂々と街に出ましょう。

 

 今月末香港に誕生したばかりの孫5号に会いに行きます。その時も軍艦旗のバッジを胸につけていこうと思っています。

 

 なぜなら日本海軍の誇りであり、それは日本の誇りであるからです。その誇りが詰まった軍艦旗を日本人が胸につけることに何の問題があるのでしょう。

 

 韓国が嫌っているから誇り高き軍艦旗を遠ざけること。これがいちばんいけないことです。

 

 内政干渉は国際常識を逸脱している行為です。政府もきちんと抗議しています。それを他の国々は理解しています。

 

 あとは、私たち日本人が堂々と軍艦旗や旭日旗を見につけて街を歩いたらいいのです。ちょっと前までは国旗をつけることも憚られる雰囲気がありました。しかし、サッカーの国際試合で市民権を得て、普通にファッションとしての日章旗が定着しました。

 

 少しでも多くの心ある日本人が旭日旗を身に着けることで普通にしたいと思っております。