私の先週からの活動報告と小市民的な生活 | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 先週末から出事が多く、また6月に控えた漫画『博多の恩人・聖一国師と博多祇園山笠』の最終打ち合わせ等に時間をとられ、世の中の出来事からちょっと遠ざかっていました。

 

 まずは土曜日は、福岡の有志でこの筑前琵琶の寺田蝶美師範を将来人間国宝にというくらい素晴らしい縁者であり、その蝶美先生が博多蝶美会を立上げ、その最初のおさらい会の司会進行の役を仰せつかりました。

 

 午前中に会場の設営を終えた後、護国神社で行われた福岡県特攻勇士の慰霊顕彰会に出席し、とんぼ返りで会の司会をしたのです。

 

 先の大戦で日本は決して沖縄県を見捨てていません。その証拠がこの福岡県特攻勇士の碑なのです。福岡県からは三百有余名の若者が空から海からの特攻作戦に従事し、尊い命を沖縄県に捧げられたのです。

 

 私のおじさんも第32軍の工兵隊にいたり、私の友人のおじいちゃんは砲兵隊に所属し、戦死されています。福岡県出身者は4015柱の英霊が今も沖縄県の地に眠っておられます。

 

 寺田蝶美師範は、九響の識者の小泉氏も感嘆し、自分の後援会にゲスト奏者として呼ぶほどに評価されていますが、生徒さんたちはまだまだ発展途上。下は6歳から上は77歳の方まで、一所懸命に自分の出番を演じておられました。会場も温かい雰囲気で包まれ、時折心配そうな雰囲気になるときもありました(笑)

 

 でも、蝶美師範の一声で安心してまたその世界に没頭できる内容でした。

 

 そして日曜日は山本須賀子さんと森田淳氏が主宰する「学カフェ」で宗像大社参拝ツアーを実施し、約20人ほどの意識の高い方々と一緒に宗像大社を正式参拝するナビゲートをさせていただきました。。

 

 神社の玄関先にちょんちょんとお参りするよりも、神様の御前にて神官と共に厳粛な気持ちでお参りした方が神様を一層近く感じることができます。気になる玉串料、いわば正式参拝料は人数や神社にもよりますので、前日の予約の時に素直に聞いてもらった方が良いと思います。

 

 多く払われた時は、神社からの引き出物がいっぱいあり、少ないときはそれなりのものになりますので、お札やお守りを後で買おうとされているのならそんなに大きな出費にもなりません。ただし、前日までの予約が必要なところがありますので、ご注意ください。

 

 宗像大社は前日までの予約が必要です。

 

 あいにくの雨でしたが、雨に包まれた神社もとても雰囲気がよく、聞こえるのは雨音だけ。それがかえって静寂性を増し、神様との距離を一層近づけられたような気がしました。

 

 そして特別に皇族方のご休憩の場所、便殿にも入れていただきました。

 

 その後、「むなかた館」に行き、沖ノ島の映像が3Dで見ました。ここの入場料はなんと無料!あまり知られていないのか、待つことしばしで3Dの映画を楽しめ、女性も沖ノ島へ行った気にさせてくれました。

 

 そういう便宜を図ってもらえたのは、国民宿舎ひびきの戸波社長の取り計らいでした。私は宗像大社へお連れした時には、国民宿舎ひびきに昼食にお連れするようにしています。

 

 その第一の理由はここの展望レストランからは運がよければ沖ノ島が見ることができるのです。当日は雨で無理だったのですが、それを上回る料理の内容がいいのです。ちょいと奮発してアワビの踊り焼を二人に一つつけてもらいました。

 

 ここ宗像は海女さんの発祥の地でもあり、新鮮な、もちろんアワビが動いているのですから、そして値段も福岡で食べる場合よりも三分の二、東京で同じものを食べようとしたら三倍はかかることでしょう。これも宗像へ行く楽しみでもあります。

 

 また15日の火曜日には福岡の幕末の志士「平野國臣生誕祭」が鳥飼八幡宮でおこなれ、先日の西郷ドンでも見事にスルーされましたが、幕末の思想家であり、幕府が恐れた勤王の志士である平野國臣の遺徳をしのび、博多民謡や講演、そして寺田蝶美師範の「平野の最後」という筑前琵琶の披露があり、その後はみんなとバーベキューを楽しんで過ごしました。そこで私の数少ない若い女性のファンに遭遇しなお一層楽しむことができました。

 

 昨日は孫3号が発熱し、一日預かっていました。ちょうど時間が空いた時に発熱してくれるのでこちらも余裕をもって病院に連れて行ったり、看病することができました。そして夜は孫一号のあおいを泊め、先ほど保育園に送っていったという小市民的な幸せに浸っています。

 

 

 今は個人の幸せを優先するのか、離婚しやすい状況になっているのか離婚件数が増えています。

 

 家庭内暴力だとか、働かない人で経済的に困っている人は例外として、くっつくのも早く分かれるのも早くなっているように思えます。

 

 家庭を持つことの重要性、責任感が欠如している人も増えているように思えます。人それぞれの人生にとやかく言うことはないのですが、家庭や仲間を大事にすることは、かけがえのない豊かな人生を過ごすために必要なことだと最近とみに思っています。

 

 若いときは、経済力が一番だと思っていました。少しでも多くの財を持つことが幸せにつながると思っていました。少しでも女性にもて、華やかな一瞬のきらめきがいいと思うような時もありました。

 

 しかし、家庭は壊さないように努力し、子供ともできるだけ時間を有効に使って遊ぶようにしていました。

 

 妻も耐えがたきを耐えてくれたようです。いまでも私のいびきに悩まされているようですが…。

 

 そのおかげで、61歳にして4人の孫に恵まれ、もうすぐ5人目が誕生する予定です。

 

 孫3号もママが一番ですが、元気な時は全く問題ないのですが、昨日のように具合が悪いとママを恋しがりますが、それでも私が抱っこすると安心したように私の胸で眠ってくれます。孫1号はひょんなことから平日に泊まれるようになったので大喜びで甘えていました。

 

 夜は二回おしっこと言って起こされましたが、全く苦になりません。なぜならこの子のためなら命を捨ててもいいと本気で思っているからです。

 

 そういう感覚で生活をしているジィジが、新潟県で起きた小学校二年生の女の子を殺した事件を見ると怒り心頭になります。

 

 きっとあの子にも、親やジィジはバァバがいたと思うと胸が苦しくなります。どんなに深い悲しみに会われているのかと思うだけで目頭が熱くなってくるのです。

 

 「さぞ悔しかっただろう」、「さぞ犯人を恨んでいることだろう」と思うだけでも自分のことのように思えるのです。

 

 犯人を決して許すわけにはいきません。怖いのはこの犯人の家庭が一見普通の家庭のようだったことです。犯人も一見普通に見えました。でも、最近別の事件で逮捕されていることも判明しています。

 

 最近までずっと犯人の人権を守ろうという風潮がありました。山口県の光市の親子強姦殺人事件でやっと被害者の家族のことを考えるようになり、だいぶ変わってきていますが、まだ凶悪犯罪を犯しても未成年だったら成年の半分以下の量刑で社会に復帰します。

 

 性犯罪者の再犯の確率はその他の犯罪者の確率よりも圧倒的に高いそうです。それをきちんと調べて普通の日本人が安心して暮らせる社会を守るようにしてほしいと願っています。

 

 そのために国会が存在し、地方議会が存在するのではないでしょうか。

 

 国会議員が多種多様な人がいるということはそれぞれの専門分野で現実に即した見識で多くの国民の生活を守るために働くことが使命だと私は思っていますが、そうでない国会議員や地方議員が多すぎると思います。

 

 立候補するときに、いろんな項目の質問事項に応えるようにして、だれがどのような考えを持っているのかを容易に判断できるようにするべきだと思っています。

 

 ご皇室に関して、安保に関して、エネルギーに関して、夫婦別姓に対して、移民の受け入れに対して、LGBTの権利に対してなど細かな質問項目を作って立候補の時にそれの提出を義務付けるのです。

 

 テレビでよく見る顔だからとか、国会での質問がかっこいいからという程度でしか普通の国民が議員を知ることができないから生じてくる問題だと思います。

 

 その質問書の最後に議員になったら積極的に取り組みたい案件を明記してもらいネットに公表してもらえば、国民はそれによってえらぶことができます。地方区にするから地域の利益誘導型の選挙になってしまいます。叱りそれも必要悪だと思っています。

 

 でも、比例区や全国区ではそれらの質問状が生きてくると思っています。

 

 私は現在の日本にある程度満足しており、急激な変化は求めていません。

 

 でも、将来生じるであろう問題点はいくつかあると思っています。それに対処するために変えなければならないことがあると思います。

 

 それが憲法であり、これだけ議員の劣化が激しいと選挙制度の改革も必要となってくるでしょう。もちろん放送法の順守を求め、それに違反する番組は潰していかなければならないと思っています。

 

 放送でも日本をもてはやす番組が増えています。聞くところによるとそういう番組は視聴率が取れるそうです。でも、ニュース番組などは反日色の強いものになっています。つまりこれは国民の意思とは反していることの表れだと思います。

 

 これでいいのでしょうか?

 

 憲法改正にしても当の自民党の議員の中でも自分の選挙に不利になると消極的な人がいるそうです。そういう人を国民は支持するのでしょうか?私は嫌いです。

 

 でも共産党や立憲民主党に籍を置く議員よりましなだけです。それらの議員は私は大嫌いです。

 

 なぜなら日本を破壊するのが使命として議員になっていると思っているからです。

 

 しかしそれも私の独断と偏見かもしれません。だから選挙の時に共通の質問状制度を確立し、問いに応えてもらうとその候補者の立場が明確になることでしょう。

 

 国会審議を見ているとこのままでは私の小市民的な幸せを孫子の代まで継続できないように思えてなりません。

 

 ただのじじいの世迷言でしょうか?