罪を逃れるためには左巻きに転向するのが近道? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 前川助平元文科省事務次官と福田淳一元財務省事務次官の世間での扱いがあまりにも違い過ぎるのに、戸惑っているのは私だけでしょうか?

 

 同じ事務次官ですが、序列からいえば財務省の方が上だと思います。

 

 事務次官というのは事務方のトップであり、大臣や政務官が短期で変わるのに対して、省内を知り尽くして上がってくる事務次官の方が実質的な権力者だというのが一般的です。

 

 前川氏の性癖が公になって野党の知るところになっていれば、退職金を満額もらっての退職にはならなかったと思います。

 

 福田氏はあの録音された会話は明らかに不自然であり、その前後にどのような人間関係があったのか、または女性の声が入っていないことから見ても別な人との会話なのではないか、音響の専門家の見解で少なくとも複数の場所での音源をつないだ形跡があるとのこと。

 

 しかし、現実はあそこまで追及され、職を辞することになり、さらに退職金まで減額されることになるとはやりすぎではないでしょうか。

 

 前川氏の在職中、天下りの斡旋をしていたために、野党からは総攻撃を浴びていました。しかし、その時に文科大臣の辞任を求めるまでは至っていなかったはず。

 

 なぜ今回は麻生大臣に辞任を要求するのかも不思議です。

 

 またご存知のように麻生大臣が辞任するまでと国会審議をボイコットしていることについては、国民からの支持よりも反発の方が大きすぎ、振り上げたこぶしを下せないでおろおろしています。

 

 野党が国会をさぼっている間に安倍総理や河野大臣そして世耕大臣などは中東やインドを歴訪し、しっかりと日本のエネルギーの安全保障に寄与する大切な働きをしています。

 

 北朝鮮問題も日米がしっかりと結束しているために北も中韓も口を出せない状態にあり、マスコミの無責任な南北会談に対する手放しの喜びだけが延々と垂れ流されていました。

 

 笑顔で手をつなげば、平和になるとか、核の脅威がなくなると本気で思っているのでしょうか。

 

 前川氏は精力的に全国で講演をしているようです。そして反安倍色を鮮明に打ち出し、安倍政権を攻撃しています。

 

 すると退職前は天下りの権化のように批判されていたのに、それがピタッと止まり、左巻き陣営から絶賛され、支援までされています。

 

 下司の勘繰りになるかもしれませんが、左巻きと前川助平氏の間に密約があり、安倍政権を批判すれば今までのことは追及しないと言われているのではないかと疑りたくなります。

 

 あの籠池氏も以前は野党側から教育勅語を子供たちに暗唱させていると猛反発を食らっていたのに、いつの間にか野党の面々と同じ側に立って安倍政権や大阪の松井知事を批判しています。

 

 それを中核派の代弁者山本太郎氏までもがかわいそうだと擁護する質問を国会でしたのにはびっくりです。

 

 マスコミを掌中に収める左巻きの陣営側の主張をすれば罪を免れ、政府側についていればあることないことを暴露され誹謗中傷の嵐にさらされるのでしょうか。

 

 私はこの違いにとても憤慨しています。

 

 罪は罪です。人間が罪を犯したらきちっと償わなければなりません。しかし、その償いかたが人によって主義によって違うというのは法治国家の在り方とは大きく乖離しているのではないでしょうか。

 

 Tokioの山口も女子高生にキスを迫ったと袋叩きにあっていますが、同じ芸能人でも覚せい剤を使用した方がもっと社会的な悪影響は大きいと思います。レイプをしたのならそれは重罪ですが、この場合犯した罪以上の社会的制裁を受けているように思えてなりません。

 

 それでは国会議員が国会での審議をボイコットし、さぼっているのは罪にならないのでしょうか。

 

 普通の会社なら、職務怠慢でクビの対象になることでしょう。彼らはそれでも給料がもらえます。衆議院議員はまた近くに解散があるかもしれないという危険性がありますが、参議院議員はあと4年は何をしても安泰という人もいます。 

 

 あの虚言壁・妄想癖そして男同志の和解の握手も気分次第でないがしろにする小西洋之のような卑劣な参議院議員には全く手を付けられません。私がもし彼を見つけたら大声で「国民の敵!」と言ってやりたいと思います。#Metooと思う人はぜひ機会があったら実行してください。

 

 そう考えていくと沖縄県の辺野古基地の周辺でも私的に検問し、道路をふさぎ交通渋滞を引き起こしている連中にはなぜか警察は手を出しません。トラック運転手さんたちは、運んでなんぼの給料です。少しでも多くの回数を往復して運んだ方が給料が高くなるそうです。

 

 それを何の権限で邪魔しているのでしょうか。地域の人のためと言いながら、人々の生活を圧迫しています。

 

 沖縄県警のトップは翁長沖縄県知事です。彼の命令で沖縄県を無法地帯にしているのでしょうか。翁長知事もすい臓がんで次の選挙には出られないという情報もあります。一刻も早くまともな沖縄県知事が誕生して民主主義の基本の一つである「法の下に平等」という原則を守ってほしいものです。

 

 左巻きの人たちの多くは「民主主義を守れ!」と主張しているのですが、その原則のいくかを堂々と破っています。

 

 例えば「議会主義」。つまり議会で主権者である有権者から選ばれた議員が国会で議論して物事を決めていくことですが、左巻きの野党議員はその議会での議論から敵前逃亡し、テレビやインターネット番組に出演し、または一部の人たちが主催するデモや座り込みに参加するという、自らの手で民主主義の根幹である「議会主義」を否定しています。

 

 また民主主義には「多数決の原理」があるのですが、左巻きの野党議員たちは自分の政党の支持率が圧倒的少数にもかかわらず「民意だ民意だ」と騒いでいます。テレビ局もせっかく地デジのDボタンがあるから朝のワイドショーで視聴者にボタンを押してもらって広く意見を求めればいいのに、「世論調査」とたいそうな名前で、少数の人たちの意見を金科玉条のように振り回しています。

 

 朝のテレビで視聴者の方に麻生大臣は辞任すべきだと思う人はDボタンの「赤」を押してください。辞任しなくてもいいという人は「緑」をおしてくださいといって受け付けたら、あっという間に数十万の視聴者の生の声が出てきます。

 

 そういうコーナーもあるにもかかわらず、この企画を実行しません。どうしてでしょう?

 

 ゴールデンウイークは日ごろ朝のワイドショーなど見る時間のない男性も見ている絶好の機会です。ぜひ、勇気あるテレビ局は実行してほしいものです。

 

 犯した罪は償うべきです。でも、それが人によって違うのはおかしいと思います。

 

 Tokioの山口氏もアルコールの問題で入院されていると聞きます。病気ならきちんと直してしばらくの間は奉仕活動などに従事したらいいのではないでしょうか。もともと男気のある人のように思えます。応援するファンも多いはず。きっと復活できることでしょう。

 

 福田氏もけた外れの能力があるから財務省の事務次官まで上り詰めたはず、裁判で決着をつけて福田氏の能力を発揮できる場に戻ってきてほしいと思います。

 

 前川氏はすでに悪魔に魂を売り渡してしまいました。すみやかに表舞台からの退場を望みます。そして以前していたと言われる夜間学校での授業を地道に5年ほど続ければ、世間も見直すことになるでしょう。

 

 番外編。

 

 米山元新潟県知事。原子力発電所の推進を言っている時は選挙に勝てず3回落選。でも左側に転向して反原発を言ったら知事になれました。でも、個人的な性癖は変えることができなかった。やはり思想信条を捻じ曲げるとどこかにひずみが来るものですね。

 

 極めつけは菅直人。現役の総理時代誰もかばう人がいないほどぼこぼこに叩かれていました。しかし、3.11後反原発に舵を切ったところ、支持する人たちが現れました。そのおかげでそれから今でも国会議員を続けています。

 

 愛国者でまっとうな意見を言う人は落選し、売国奴的な意見を言う人は当選する日本ってどうなっているのでしょうか。

 

 ネット上で勇ましい意見や小理屈を並べる暇があったら、これはと思う候補者を徹底的に支援したらどうでしょう。自分の思想信条と同じ候補者を国会や地方議会に送り出すことが民主主義の基本です。

 

 奥茂治氏と話し、その生きざまを見ていると自分は何もしないで安全なところにいて他人のあらばかりを探す人がかわいそうに思えてきます。

 

 「もっと充実した人生を送れよ!」と人生の先輩としてエールを送りたくなります。

 

 告知  元駐日イスラエル大使のエリー・コーヘン閣下の講演会を5月26日15時から西南学院大学の百年館実施します。

      私がコーディネーターを務めます。 会費は2000円、演題は「元駐日イスラエル大使から日本人への提言!」です。

 

       また告知しますが、お近くの方はぜひご参加ください。