「日本の国会って毎日くだらないことばかりしていますね」という質問をしてみた。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 「日本の国会って毎日くだらないことばかりしていますね。」という質問を会う人ごとにしてみました。その数、30人ほど。

 

 すると一様に「本当にくだらない、税金の無駄遣いだ」と返ってくるのです。

 

 でも、テレビをつけると麻生大臣の責任論をエロ拓、いや失礼山崎拓元副総理がテレビのバラエティ番組で受け狙いで言っているのです。

 

 元総理大臣の小泉氏も安倍総理の批判をしています。

 

 もっともこの人、「再生可能エネルギーで日本の電気は賄える」と平気でうそをいい、ご自分の古巣の自民党のエネルギー政策を批判しています。この人が現役の時は応援していた自分の人を見る目の無さに今考えると恥ずかしくなります。

 

 小泉さんは靖国神社に中韓がなんと言おうとも総理大臣として参拝し、郵政民営化という自分の信念を貫いた人だとすっかり騙されていました。今のようなネットが発達していたら、その正体は容易に暴けたのでしょうが、それができずに恥ずかしい限りです。

 

 今は、さすがに総理とは直接お話しできませんが、その近くにいる複数の人たちとは話すことができ、総理のお考えをかなりの精度で聞けるので小泉さんの時のようなことはないと思っています。

 

 逆に安倍総理が嫌いな人からのコメントに何度か反応していましたが、憲法改正することが戦争につながるとか、安倍政権下では憲法改正をしてはならないとか、いつも野党が言うようなことを言う人が多く、その多くは偽愛国者だと判断しています。

 

 ここのコメント欄は承認制で私の判断基準で掲載するかどうかを決めています。

 

 それに対して都合の悪いことは載せないのかという批判もありますが、答えは「YES」です。

 

 日本国の将来を考えた議論はなんぼでもしましょう。でも、ただの反論だけで対案のない議論は不毛だと思っています。私もそんなのに付き合っているような暇はないのです。でも、政府はそれに付き合わなければならないという理不尽さだけが残ります。

 

 もし、安倍総理が憲法改正の旗を降ろしたら、私も安倍総理の支持をしなくなるでしょう。

 

 でも、憲法改正を成し遂げたいという志がある限り、どんなに不利な状態になっても安倍総理を支えたいと思っています。

 

 それは「自分の国は自分で護る」という至極普通のことを憲法に明記することを望むからです。

 

 私たちには日本国民としてたくさんの恩恵があります。

 

 大新聞が嘘のニュースを流してもその新聞社は倒産しないし、子供たちを正しい道に導くために存在する文科省の元高官が出会い系バーに入り浸っていても注意だけの処分で済まされ、退職後に公立中学校でギャラを貰って講演することもできます。それを与党の議員がおかしいと思って質問をすると、「教育の中立性に文句を言うなんておかしい」とマスコミや野党が文句を言う自由があるからです。

 

 日本国は憲法で自由が保障されている国です。

 

 でも、それは歴史的に見ても今の日本国憲法が成立する以前からとても自由な言論空間が存在しています。

 

 戦前にはそんなものなかったと反論されたい方もおられると思いますが、もう少し戦後に書かれたものばかりを読まないで戦前に書かれた文章をいくつか読めば、「こんなことを書いてもいいの?」と思うようなことがすぐにたくさん出てきますよ。ぜひご自分で古本屋や図書館などに行ってご確認ください。

 

 そもそも民主主義を連合国から教えてもらったというような間抜けな人が大勢70代の全共闘世代の人たちにいますが、日本は最古の民主主義国家と言っても過言ではないことが古事記を読めばわかります。

 

 天照大神がスサノオノミコトの乱暴に怒って天岩戸にお隠れになった時、神々は天の安河原で集まって対策を話し合ったことが書かれています。そして思兼命の意見が取り入れられて、その問題を解決したと書いてあります。

 

 その時にアメノウズメノミコトがストリップを踊り、みんながワイワイと喜んだという記述もあり、いかに古代の日本から現代に通じるおおらかさが伝わってくるではありませんか。

 

 私の若いときは、泊りの宴会などでは全裸になる人が現れて、男女ともに涙を流しながら笑ったものですが、今そんなことをしたら一発で会社を首になるでしょうね。

 

 社会通念は変化するのです。その根本法規である憲法も時代とともに変化させて何が悪いのでしょうか?

 

 憲法改正を阻止しようとして野党や産経新聞以外のマスコミは安倍政権を攻撃しています。ただここにきてフジテレビの平井解説委員が至極まっとうな意見を動画で流しています。

 

 ホウドウキョク

 https://www.houdoukyoku.jp/posts/28399

 

 上記のURLから動画をご覧ください。前川助平氏のことをどうどうと批判しています。

 

 こういうものを見ると日本もまだ捨てたもんじゃないと思うのですが、日本の最高府と言われる国会が機能不全では、日本の国益は損なわれるばかりです。

 

 安倍総理や麻生大臣などの重鎮が外国で堂々と交渉をして日本の国益に即した成果を上げてほしいものです。今は国会に縛り付けられて、アメリカからの特別関税の対象国となったり、仮想通貨の規制をどうするかの問題をただ指をくわえて国会の椅子で見ているだけになっています。

 

 日本の財務副大臣は誰かご存知ですか?

 

 先日のG20に麻生大臣の代わりに日銀の黒田総裁とともに出席されていました。

 

 「木原稔」と言われるそうです。経歴を見ればなかなかのもので若手の成長株と言ってもいいような逸材かなと思います。

 

 もしこの人が皆さんの街に選挙の応援で来られるとします。聞きにわざわざ行きますか?

 

 でも、麻生大臣ならどうでしょう?行きたいと思う気持ちは麻生大臣の方が高いのではないでしょうか?

 

 国際社会でも知名度の高い政治家とそうでない政治家では印象が大きく異なります。

 

 河野外相が国会に縛り付けないでもっと世界各国に行かせてほしい、時間的に効率的な政府専用機を使わせてほしいと言ったら野党やマスコミが総突っ込みしていましたね。外相の意見ももっともなのです。

 

 日本でプライベートジェットを持っている企業のトップは数少ないですが、外国ではプライベートジェットを縦横無尽に乗りこなし、税関もあっという間に終わって飛行場の中から車やヘリに乗り換えて次のビジネスの場に乗り込むことがさほど特別ではありません。

 

 時間を金で買っているのです。

 

 日本の政治家はそこまで考えなくてもいいようです。くだらないいちゃもんレベルの国会を延々と一年以上も続けていられるのです。それを与党が悪いという言いだすような頓珍漢も多々見られます。

 

 「政治に対する信用がなくなれば民主主義が成り立たなくなる」とか言っていますが、野党の議員の中には息子が性犯罪を犯して捕まってもまだ辞任したという話は聞きません。ダブル不倫をして相手側の奥さんから訴えられている山尾志桜里議員が釈明会見をしたとかを聞いたこともありません。

 

 それはプライベートなことだからと百歩譲っても、森友学園の隣の野田中央公園の売却問題に大いに関与したと言われる辻元清美氏の追及は全くされていません。ジャーナリストではせと弘幸氏くらいでしょうか。

 

 国有地を政治の圧力で不当に払い下げたというのが問題なら、こちらの問題も同じように取り上げないと政治の信頼は取り戻せないのではないでしょうか。

 

 やはり、「安倍憎し」の一言に尽きるのではないでしょうか。ひいては憲法改正阻止しかないように思われるのです。

 

 私の周りの狭い範囲かもしれません。ぜひ、読者の方がも「日本の国会は毎日くだらないことばかりをしていますね」とある程度見識のある方に聞いてみてください。どんな反応があるのかを知りたいと思っています。