昨日は「美しい日本の憲法を創る福岡県民の会」の推進委員会に出席してきました。日本会議の椛島事務総長もお見えになり、熱い議論が戦わされました。
憲法改正を巡る中央の状況の説明を受け、進行役の松尾新悟日本会議福岡の会長から質問は?と言われましたので、不肖私も手を上げて質問をさせていただきました。
「自民党内でも憲法改正に積極的な先生もおられれば、そうでない方もおられます。できれば消極的な方のお名前を教えていただけませんか?」と聞くと、100名ほどの出席者から笑いが起きました。きっと皆さんも知りたがっておられると感じました。
具体的なお名前は椛島事務総長の口からはさすがに出ませんでしたが、言外に『そう言う人がいて私たちも苦労しているんだよ』という心の声が読み取れました。つまり、国家の安全保障に対して理解が足りない議員や自分の保身ばかりを考える人が自民党内にもいるということです。
私は従前よりこのブログで一刻も早く憲法改正をして「自分の国は自分で護る」という普通の国にすること、そして日夜命を懸けて国防の任務に就いておられる自衛隊を国軍として憲法で認めることを主張しています。
自衛隊はほとんどの国民の指示を受けています。それは日々の身を挺しての救助活動を意味しています。
草津白根山の徳禅の噴火で自衛隊員の御一人がお亡くなりました。49歳の曹長だそうで、ご家族の心中を考えると何とも言えない悲しみに包まれます。心からお悔やみ申し上げます。
枝野立憲民主党代表がお悔やみを「お祝い」と言い間違えたみたいですが、日ごろの言動を考えるとつい本音が?と思ってしまいます。
こういう事態でいろんな情報が錯綜していますが、ただ自衛隊員の負傷率が一般の観光客に比べて高く、本来ならばこういう事態に一般国民よりも対処できる人たちがなぜ?と考えるとおいおい情報がでてくると思いますが、身を挺した自衛隊員の方々の行動が明らかになってくるでしょう。
都合のいいときだけ自衛隊さんと呼び、普通は「自衛隊は暴力装置だ」といってあたかも自衛隊を災害救助隊のようにいう売国奴政治家がいますが、日々の猛訓練は国家の存亡の危機の時に発揮されるべきものであり、それを憲法で明記せずにこのままあいまいにしていいのかと思います。
きちんと日本国憲法9条の二項を書き換えて、自衛権を認める文言を置くべきだと考えます。
各県に「美しい日本の憲法をつくる会」が設置されてるようです。今年中には国会で発議して、来年には国民投票に持ち込めるようにしなければならないと思います。
そういう状況の中で安倍総理が一転して平昌オリンピックの開会式に出席の意向だということが報道されました。
あの欠陥だらけ、不安だらけの平昌オリンピックに総理どころか、選手団の派遣も慎重になるべきだと思っています。
つまり、総理の訪韓は反対です。その理由はこれまでのブログで書いてきました。その気持ちは1ミリたりとも動いていません。
しかし、安倍総理がしようとしている、安倍総理ではなくてはできない憲法改正という大目標のためには、オリンピック開会式への出席が高度な政治判断によってなされたと信じ、安倍総理への支持はこれもまた1ミリも動きません。
自民党内にも安倍総理に憲法改正の大金星を挙げさせたくない勢力が存在するのです。
表面上は賛成だと言いながら裏で足を引っ張る人たちが存在するのです。
その人たちも巻き込んで憲法改正の発議、そしてその後の国民投票を経ねば、悲願の憲法改正は達成できません。
ミクロ的な見方で言えば、こんな糞みたいな(汚い言葉で失礼)オリンピックで治安上も不安の残るのに、さらに北朝鮮が自分が主役だと言わんばかりにふるまっているところにのこのこ行く必要などないと思うのです。
しかし、マクロ的な見方をすれば、安倍総理が出席するとなれば北朝鮮の反応がどうなるか楽しみなところもあります。
「安倍総理が来るなら参加しない」と言ってくれれば恩の字です。
自民党内や与党内の反発を極力抑え、野党に攻撃の隙を与えずに国会を乗り切ろうという思惑が働いているのかもしれません。
野党で平昌オリンピックに行くのは反対というのは維新ぐらいだと思いますから。
私は安倍の盲信者と言われようが屁とも思いません。安倍総理には今上陛下の御代に憲法改正を達成し、次の天皇陛下をお迎えするときには新しい憲法の下で即位をしていただきたいからです。
ミクロ的には反対ですが、大局的観点から安倍総理への支持は変わりません。
こんな不可解な行動を安倍総理がしなければいけないのは、日本国内に巣食う自虐史観に洗脳され目覚めない人たちはその人たちを扇動する工作員がまた大勢いるからです。
憲法改正なんてとんでもない、平和憲法を守れという現実の見えない人たちがまだ多数いる中で悲願の憲法改正を果たすことが今の日本にとっての最重要課題だと思います。これができれば拉致問題の解決もしやすくなりますし、こんなにCHINAや北朝鮮や韓国に舐められなくて済みます。
彼の国たちは日本が昔のように強くなることが怖くてたまらないのです。古来日本は大陸と対等な外交を展開し、時には大陸を圧倒する軍事力を持っていました。
この時に、兵員の数の単純比較は意味がありません。正面にどれだけ展開できるかという数字だけが必要です。なぜならCHINAの周りは敵だらけですから。日露戦争時の明石大佐のような工作をすればCHINAを困らせることくらいは簡単にできます。
それらをすべて禁じているのが憲法9条であり、彼らもそれを知っているから日本国内の工作員に扇動させて改正反対をマスコミを動員して展開してくるのです。
集団的自衛権行使の容認をしたら徴兵制が復活すると言っていた間抜けがいましたが、どうなりました?
公務員の特定機密保護法や国際的組織犯罪防止法ができたら、言論の自由がなくなり、何も言えなくなると言っていましたが、まったく何も変わりません。
1925年に制定された治安維持法によって国内の言論が統制されたと教科書には書いてありますが、共産主義者や無政府主義者らは弾圧されましたが、一般国民の言論は自由なままだったのが事実ですよ。
私より上の世代の人がその自虐史観にどっぷり嵌っている人が多いのですが、時間があるならもういちどきっちりと昭和史を読み解いてみてください。国内の出来事と世界の出来事を併記した年表を自分で作成することをお勧めします。
するとどうして日本がその時にこの法律を作成したのかがわかります。
歴史は俯瞰的に見ることが大切です。できるだけたくさんの正確な情報を集めることも必要です。
日本でそれが一番集まるのが安倍総理の所だと思います。その安倍総理を私は断固支持します。