プサンの慰安婦像設置の日本側の対応は韓国側の予測を大きく裏切り、激しいものとなりました。
安倍総理もきつい言葉で非難しています。これは戦後の対韓外交の中には見られなかった変化であり、アントニオ猪木のやられてやられて最後に怒りのナックルパンチを繰り出すようなスカッとさせる一面を見せました。
あれだけ国内保守層の一部から「売国奴」とか「親米ポチ」と言われ続けた安倍総理が一昨年末の日韓合意の本当の姿を披露した形になりました。
きっと韓国政府内は大慌てでしょう。
でも、慰安婦像設置に喜ぶ市民は後でどれだけのしっぺ返しを食うか想像だにできないのでしょうね。
ある意味、可哀想です。
でも、石破氏のように同情したり、他の左巻きのように韓国民のことを考えるつもりは全くありません。
自業自得なのですから。
あの超常現象の番組で科学で証明されないものはないと言い切っていた大槻教授も、歴史を表面しか知らなかったみたいで、戦後知識人と言われる典型的な薄い歴史認識しか持ち合わせていなかったようです。
植民地支配と言いますが、日本が朝鮮半島で行ってきた統治政策により、識字率が格段の向上し、幼児死亡率が格段に低下し、平均寿命が格段に延び、韓国民の生活が格段に向上したのはご存知なのでしょうか。
日本以外の国の植民地政策の基本は「愚民政策」であり、文字を与えず、知識を与えず、他の部族との交わりを認めずたがいに喧嘩させて微妙なバランスの上に君臨する統治を続けていました。
戦後、日本が統治した国は日本占領時に施された教育によって国民としてのアイディンティーが芽生えました。奴隷として生きることを拒否し始めたのです。
その意識の芽生えが必要な教育を受けたいという欲求となり、国民の教育水準がすべての国で上がりました。
文字で勉強し、わからなかったことをわかる喜びを知った人間は飽くなき探求心が目覚め、本来の能力が解き放たれていったのです。
普通の人間は普通の教育を受ければ、教養を身につけられます。
普通の教育を受ける過程でその努力を怠り、学ぶ楽しさを知らないままで育った人間は楽しさに気づくまで馬鹿げた行動を繰り返します。
その最たるものが、自分の人間としての尊厳を忘れ去ることだと思います。
日本軍による外国の植民地つまり奴隷制度からの解放により、自分の人間としての尊厳に目覚めた人々がどんなに苦しくても独立国家の道を歩み始め、どんなに血が流れようとも戦って自由を勝ち取りました。
そういう国は日本に対して感謝こそすれ、恨みの言葉など一言もありません。
日本はアジア各地で戦いましたが、その相手は欧米列強でアジアの人々ではなかったのです。
ところが例外がひとつあります。
それが朝鮮半島です。
日清戦争で清国の属国から解放したのも、日露戦争でロシアの蛮行を未然に防いだのも余計なお世話だったみたいです。
さらに、衛生観念に対する教育や教育の重要さ等は両班と呼ばれる支配階級にとっては不必要であり、邪魔なものだったのです。
日韓併合をしていなかったらどうなっていたかを考える韓国人知識人はいないのでしょう。
あの時代に、朝鮮の住民(国民ではない・なぜなら彼らには国家意識がないから)は自分たちと同じ民族の為政者を信用できずに、異民族である日本人を為政者に招き入れたのです。
日本が武力で統合した?
そう主張する人に質問したい。
どれだけの兵力でどれくらいの期間をかけて朝鮮全土のその支配下に置いたのか?と。
どれだけの日本軍兵士がその作戦で亡くなり、どれだけの朝鮮人がその過程で死亡したか?
その10年後の大日本帝国統治下における朝鮮軍の兵力は約二個師団。平時編成で約3万人くらいです。それに憲兵部隊が7000人ほどいますが、そのうち4000人は朝鮮人です。
日韓併合後、3.1暴動後は散発的なゲリラ活動以外はほとんど暴動はなく、日本軍による掃討作戦の後に、反対派はソ連領へ逃げ込んだと言われています。それが金王朝に繋がります。
国際条約下においての併合なので他の国々も一切文句が出ずに、ハーグに密使を送ったけれどもどこの国からも相手にされなかったという歴史もあります。
このように日本は国際条約できちんと日韓併合を成し得たのであり、何らそれが犯罪行為につながることはありません。
内地と同じように教育やインフラ整備を施し、それがどれだけ朝鮮人たちの福祉の向上に役に立ったかを否定するような教育の成果でしょうか、今の韓国人たちは表面上のことばかりしか見ていません。
戦後すぐは朴正煕大統領をはじめとする韓国政界・財界の人たちは表面上文句は言いながらも内心は日本のおかげだということを知っていました。
しかし、戦後70年そのような歴史を知る人間が死に絶えて(平均寿命は日本よりも短い70歳前後)、ただ教えられた表面上のことしか知らない韓国人が増えてきたのです。
それをそのままにしていた日本政府も弱腰すぎました。なぜか、戦後の自虐史観が強すぎて文句を言わずにただただ謝り続けていたのです。
そこには在日に乗っ取られたマスコミの影響は大きいでしょう。
繰り返しになりますが、私は在日だから嫌いなのではありません。反日をする在日が嫌いなのです。地域のために一緒に取り組もうとする方は日本人外国人全く気にしません。
慰安婦という戦時売春婦問題も、当時を知る人が多かったときは一言も出ませんでした。
言っても、すぐに否定されるのは目に見えていますから。
でも、だんだん当時を知っている人たちがいなくなってから、親北・従北の工作員の扇動に煽られて反日カードとして使用されてきたのです。
それでも日本は平均寿命が長いので、まだ当時を知っている人が大勢いたのですが、「敗軍の将兵を語らず」、言えば恥ずかしいことは口に出さない国民性のために口をつぐんでいました。
マスコミ、特に朝日新聞の偏向報道によって踊らされた人たちが正義面してこの問題に火をつけました。愚の骨頂です。
そして放置すること20年以上!
国連人権委員会で認知されて20年です。今更違うと言っての国際社会は納得できません。
だから安倍総理は苦渋の選択をして10億払っての日韓合意に達したのです。
チンピラのいちゃもんに対する手切れ金みたいなものです。
日本側はきちんとその合意を履行しましたが、韓国側は履行するどころかその上に恥の上乗りをしてきました。
道徳上優位に立っています。そしてアメリカにもロシアにもきちんと説明しているはずです。
というより、この日韓合意はアメリカのごり押しでしぶしぶ日本側と韓国側が合意したという経緯もあります。
世界中から孤立している韓国です。
今一番焦っているのが、韓国の支配階級だと思います。何とかこれを沈下しようと躍起になっていると思います。
今一番喜んでいるのが、北朝鮮です。正当性のない政府に統治されるとあんなに混乱するんだと自分の正当性を誇らしげに語っていることでしょう。
今までの歴史だと、韓国民は自国の為政者に愛想をつかし、外国に頼ろうとします。
でも、二度と過ちは繰り返しません。
絶対に韓国に手を貸してはならないのです。国境の防備を固めて難民が入ってこないように壁を作るべきです。
昨日のサンデーモーニングはしきりに「壁」の話をしていました。この日本人の動きが嫌なのでしょうね。
そうそうプサンの領事館前に設置されたのは慰安婦(戦時売春婦)像であり、決していたいけな少女像ではありません。
どのマスコミが「慰安婦像」と呼び、どのマスコミが「少女像」と呼ぶのかも、踏み絵の一つになるでしょう。
ちなみに産経新聞は「慰安婦像」と明記してありました。