人質事件が日本国内を揺るがしている！と思っているのは、反安倍陣営だけだと思うのは私だけでしょうか？
私はこの事件にはいろんな裏があると思っています。でもあくまでも推測なのでここでは書きません。
ただ言えることは、このような国際的人質事件で日本が表立って払ったら、また日本人が拉致誘拐される事件が起こるということです。
ダッカ事件の際に当時の福田総理が人命は地球より重しという迷言を吐き、身代金を払って犯人の言うとおりに囚人まで釈放しました。
それにより日本は国際的に腰抜け、信用できないと思われるようになったのです。
それだけで人の命が助かるならいいじゃないかと言われる人もいらっしゃると思いますが、その結果、日本は人質に対してなんら実力行使をしないことが悪意を持つ国に誤ったメッセージとして受け取られ、北朝鮮の拉致事件に発展したといっても過言ではないと思います。
たとえは悪いですが、腕に覚えがある人でも暴力団の構成員にはどんなに弱っちくても手を出さないでしょう。
なぜならその仕返しが怖いからです。
そのやくざも警察官にはよほどのことがない限り手を出しません。
その仕返しはもっと怖いからです。
国際社会でも一緒です。
日本人に危害を加えれば怖いとか、得にならないとわかっていたら誘拐などしないはずです。
その仕返しが怖いから。
ところが日本人を拉致しても日本は憲法があるからと言って騒ぐ工作員がいるから何も手出しができないということでたくさんの方が自由を奪われ、幸せな家庭をズタズタにされたままです。
私は残念ながらイスラム国と称する武装集団の情報は何も持ちません。
でも、普通のイスラム教徒の友人はたくさんいて、彼らの日常は私たちと同じ平安な生活や家族だんらんを求める普通の人たちです。
安倍総理が戦禍で苦しんでいる人たちに対しての2億ドルの人道支援を表明したことで二人の捕虜になっていた日本人の殺害をほのめかしていますが、この人たちは自ら危険だとわかってそこに入っていった人たちで、イスラム国との関係もとりだたされる人たちだとも聞いています。
そうこうしていたら山本太郎参議院議員が2億ドルの支援を撤回するように言い出しました。
私の所にもネット署名のメールが来ましたが、「するわけないじゃん！」
ここは、きちんと日本が支援する人道支援の内訳について粘り強い説得を続けるしか手はないと思っています。
ここで日本版国家安全保障局の存在が重要になっています。
すべての情報がここに集められているとのことです。
中東の情報網で一番すぐれているのがドイツ、そしてフランスの諜報機関だそうです。
残念ながら日本政府はそのような諜報機関や組織を持たないためにこのような状況では外国の諜報機関のお世話になるしかありません。
さらに特定秘密保護法が施行されて政府からの情報漏えいの危険性が少なくなったので、そういう筋からの情報が集まりやすくなっています。
この法案に反対していた人たちは、こういう事態の時にどこから情報を得るのでしょうね？
憲法９条の制約で日本の自衛隊はその能力は十分に有しながらも特殊部隊を派遣することができません。
護憲派の人たちはこのような事態の時にどうやって日本国民を救出できると思っているのでしょうかね？
「話し合いで解決」というでしょう。
だれが？
「政府が」
どうやって？
「とことん話を」
誰と？
「？？？」
こういう事態にならなければ普通の人も日本が自国民を守ることがいかに不備だらけかということが理解できないようです。
他国と秘密事項をやり取りするためには、こちら側の守秘義務をきちんと示さねばなりません。
それが特定秘密法です。
それがないと友好国からの情報は一切流れてきません！
ほんらいならば、日本で諜報活動する他国の工作員や日本人の協力者を取り締まるための「スパイ防止法」が整備さていなければならないのですが、うるさい左巻きのために未整備です。
もし、特殊部隊を投入することができても、どこにどれだけどのような装備でということを決めるための情報がありません。
各国はそのために莫大な費用と長い年月をかけて諜報網を築いているのです。
でも、日本ではそれもありません。
今回の事件で日本が当たり前の国ではないということが、朝日や毎日新聞を読んでいる人たちにもよくわかったと思います。
人の命は大切です。
でも、目の前の人の命だけを見るのではなく、それを無理に助けることによってより多くの人たちの命が危険にさらされるという過酷な国際政治の現実を知らねばならないと思います。
後藤さんのお母さん、息子の命よりも地球の方が大事だと思えるような発言をされていました。この人も某かの思想が根底にあるように思えます。
あの映像を見て、横で大きな刃物を振り回されているのに微動だにしない目はどうも異常だと思っています。
この犯人と何らかの信頼関係があるのではと思ってしまうへそ曲がりの私がいます。