各政党の主張を聞いて矛盾を感じないのか? | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 いろんな考え方、価値観が存在します。

 私は全くそれを否定するつもりはありませんし、自分の考えが一番正しいとも思いません。

 だからいい意見や考え方に出会い納得した場合は、躊躇なく今までの意見を変えるでしょう。

 現に原子力に対する意見も二転三転しています。

 初めは原子力は必要だ、日本の技術は最高だと信じていました。しかし、福島第一原子力発電所の事故の後に、竹田恒泰氏の講演を聞いて反原発に意見が傾いたこともあります。

 しかし、その後田母神閣下と出会ってその意見を聞くとやはり間違っていないという確信が生まれ、早期に原子力発電所の再稼働を求めて原子力国民会議イン福岡の副実行委員長になりました。
 
 その実行委員会の中で原子力が専門の学者や技術者の方々からお勉強させていただく中で、日本の物作りのまじめさがここにも出ているということを確信しています。

 また、明日は玄海原子力発電所へのバスツアーを敢行します。実際現場を見るのと見ないのでは議論の中身や信憑性、そして説得力が欠けます。

 反原発の人たちは、頭から危ないと思いこんでそれとは違う意見を全く効こうともしません。

 原子力発電所の安全対策もあの事故の経験を活かしてどんどん改善されているのに、いまだ依然と同じような脆弱性を問題にしています。

 事件は現場で起こっているんだという青島刑事の有名なせりふがありますが、やはり現場に行って直接調べてみないとわからないことばかりです。

 自民党が圧勝しそうだという報道もどんどん真実味を帯びてきています。安倍総理をはじめとする幹部が行く街頭演説には大勢の人が集まりますが、民主党やその他の候補者の講演会には組織で集客した人以外は集まりません。

 でも10日に福岡市で開催された次世代の党の九州比例から出馬されている中山成彬氏の講演会にはほんの数日しか呼びかけの期間がなかったにもかかわらず200名以上の人が集まり、会場内に入らなかったそうです。
 
 「そうです」という伝聞調になっているのは痛風からくる足の痛みで長い距離を歩くのが苦痛で参加できなかったからです。

 でも、お世話する人たちや私の呼びかけに応じたたくさんの人が来ていただいたようで本当に申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。

 世論調査によると、次世代の党の支持率は若干上がり気味ですがまだまだ議席を確定するまでには遠いようです。

 公明党は与党でありながらエネルギー政策を真剣に考えていません。だから再稼働に慎重な姿勢を見せ、それが自民党の歩みを遅くしているのです。
 
 私は次のようなたとえ話をよくします。

 燃費の悪い車に乗っていたら、ガソリン代が高騰し、さらに品薄になるさらに環境にも悪いと聞き、ハイブリッドの車を購入しました。

 しかし、ハイブリッド車から出る電磁波は体に悪いとみんなが言うので、その車を車庫に入れたままにして今までの燃費の悪い車を乗り続けています。
 
 もちろん新車で買ったハイブリッド車のローンは毎月払っています。

 そのハイブリッド車の健康被害は実証されておらず、みんなが危ないというだけです。

 
 こういうたとえ話です。

 いままでの燃費の悪さに新車購入代金のローンが重なって二重に苦しくなっているのが今の日本経済です。

 円安で輸出がしやすい環境になっているにもかかわらず、企業は設備投資を控えています。

 なぜならエネルギー問題が解決していないため、電力の安定供給とコストが新規投資意欲を鈍らせているのです。

 このまま電力不足と電力料金の高騰が続けば、国内での生産をあきらめて海外に工場を移さざるを得ない状況になるために、国内の新規投資を控えているのです。

 当然の論理の帰結ですよね。

 共産党、民主党や公明党など次世代の党以外の野党は原子力の再稼働にNOもしくは超慎重な姿勢を示しています。
 
 脱原発だけを声高に叫んでいるのはみなさんが大好きな菅直人です。

 あれの言っていることを信じられるのですか?

 私はできません。

 原子力から作る安定した電力の供給無しに日本経済をどうやって良くするのでしょう?

 太陽光?いつもお日様が照っているとは限りません。

 燃料電池?その水素はどうやって作るのですか?電気が必要ですよ。

 地熱?ただでさえ噴火が怖いと言っているのに、その間近で発電所を設置しなければならないのですよ。

 風力?台風などの時を見てください。見事に止まっています。
 
 メタンハイドレード?有望ですが、まだ実用化までに10年以上かかります。
 
 共産党はよく大企業から税金を取ってと言いますが、各地方のリーディングカンパニーであったはずの電力会社がすべての資産を売り払って青色吐息です。

 どこから取るのでしょう?

 絵空事でしかありません。

 もっと現実を語るのが政治家の役目だと思っています。

 次世代の党が力(議席)を持たねばなりません。そして安倍総理が言い出しにくい今までのタブーをどんどん斬っていかねば日本国は変わらないのです。
 
 先日のブログでも書きましたが、愛国者対売国奴の選択ではもうだめなのです。

 愛国者の中からこれからの日本を託す議員を選ばねばなりません。
 
 あと二日です。比例は「次世代の党」です。
 
 決して比例で中山とか田母神とか個人名を書いてはいけません。

 それから最高裁裁判事の信任投票がありますが、全員に×をつけると無効になります。三人だけに×をつけるようにしましょう。

 今の法曹界の自虐史観に染まった人たちが早くいなくならないと日本の法曹界も決して良くなりません。

 不法に占拠した土地を使用している外国人が裁判に勝つなどの変な判決が出るのもそのためです。

 何のために選挙を行っているのか?

 それは私たちの祖国をよりよくするためです。他の国の人のために選挙をしているのではありません。
 
 我々の生活を破壊するテロリストや工作員が住みやすい国を作るためではないのです。
 
 日本国民は協力して国家を作ってきました。そしてそれを2674年に渡って維持し続けている誇り高き国家なのです。

 その自負心を持って選挙に行きましょう。ネット上だけで愚痴っても社会は何も変化しないのだから。