朝のワイドショーを見て驚いた! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 8時から始まる各局のワイドショーを見てびっくりたまげました。

 すべての局のトップニュースが菅原文太の死亡でした。

 昨日告示があり、今日から本格的な選挙戦に入るのです。さらに昨日は各党首の討論会も実施され、それぞれの党首が自分ところの政策や考え方を話しているのです。

 大物俳優の死亡はちょろっと流してあとで特集をというのが今までのパターンでした。

 しかし、今回はどの局も菅原文太の死亡ニュースを長々とやっていました。

 ファンの方には申し訳ないのですが、やくざ映画が嫌いな私は菅原文太に対して何の感傷もなく、どちらかというと晩年の脱原発や絶対戦争いやという左巻きのイデオロギーに毒された老人としか見ていません。

 高倉健さんとは雲泥の差のある役者です。これを同格に扱おうとするのは納得できません。

 高倉健さんは任侠映画の俳優であり、菅原文太はやくざ映画の役者です。

 そのニュースが30分以上も続きました。そして放火の事件です。

 そこで時間切れとなり、出かけたのでそれからは見ていませんが、今日はこれからの日本の行く末を決める衆議院選挙の話題がトップとなるべきだと思うのは私だけでしょうか?

 小泉郵政選挙や民主党の政権奪取の際はこれでもかというくらい、毎日政治家や評論家がワイドショーに出てしょうもないことを言っていました。

 それはそれでくだらないのですが、まだ国民の関心を選挙に向けるという趣旨では必要なものでした。
 
 しかし、今回頼みの民主党は海江田代表のあまりにも希薄な存在感と軽い発言力、そして民主党のどの顔もさえなく、明らかに準備不足と自分たちの政党への支持率の低さを実感しているようです。

 ネットで出回っている各党首の街頭演説の様子ですが、安倍総理の所には黒山の人だかりができていますが、海江田代表の周りには動員してきた人たちが申し訳なさそうにいるだけです。

 さすがに公明党は動員力も物凄いものがありますね。

 元総理大臣だった菅直人はだれも足を止める人もおらず、みな足早に去っていく様子が出ていました。

 これは年末でみんな忙しいからでしょうか?

 公明党と自民党の選挙協力で選挙区は自民党で比例は公明党というすみわけができていますが、東京12区は公明党が候補者を出し、自民党は遠慮しています。

 そこは太田現国土交通大臣の選挙区で、そこに田母神候補が名乗りを上げるというこれほど話題性に富む選挙区のはずですが、いまのところマスコミはスルーです。

 もし次世代の党が公明を上回る議席を確保し、自民党との連立を組んだら、これほど日本国のためになることはないと私は思いますが、皆さんはいかがですか?

 自民党の議員にも創価票が入らねば当選できない人も多数いるのはわかっていますが、これほど国家観や安全保障の面で意見が違うとなると与党ととして一緒にする必要があるのかと思います。

 太田氏は前々回の選挙で公明党の党首で国交大臣であったにもかかわらず、選挙区で落選しています。

 東京12区では自民党の支持者が入れる候補者がいないとも言われており、人気の高い田母神候補は当選する可能性が高いのではないでしょうか。

 そして太田大臣が落選すれば、自公の間に亀裂が入るのは目に見えており、田母神候補はまさに台風の目になります。

 さすが戦のプロ、あえて険しい道を選択しながら話題性に富んだ選挙区を選ばれました。

 東京比例区でも立候補されており、これには「次世代の党」と書いていただければ閣下のためになるということだそうです。

 まあ、福岡に住んでいる私は選挙区は自民党ですが、比例は「次世代の党」と書こうと思っております。

 今日は月に一回の公民館での歴史勉強会でした。いつも歴史の話を一時間、そして時事問題を30分ほどしゃべるのですが、皆さん楽しみに聞いていただいております。

 70歳80歳の方々で、ネットはもちろんしたことがなくテレビと新聞の世代ですが、きちんと説明するとさすがにこういう勉強会に来られる方々ですから、すぐに本筋を理解されます。

 共産党や社民党や民主党がどんなにいいことを笑顔で言っても、ご皇室を無くそうとしているのがこれらの党の正体だというと、絶対に入れたくないと言われています。

 今日の歴史勉強会の主題は「鈴木貫太郎総理大臣」でしたが、どれだけ大東亜戦争末期に日本国の根幹をなす国体を護持するために努力されたのかを熱く語りました。

 国体を英語で言うと「コンスティティューション」、つまり私たちがよく言う「憲法」となります。これは国家の根幹をなすものという意味であり、条文に書いてある憲法だけの意味ではありません。

 政治家の思想信条をしっかり確認しないで知名度や知り合いに頼まれただけで選んできたために、売国奴政治家が蔓延る結果となっています。

 ぜひ、選挙の演説会に行って、
「外国人地方参政権の付与について賛成かそれとも反対か?」
「集団的自衛権を行使容認は日本を戦争ができる国にすることだと思うか?」
「原子力発電所の再稼働は必要かどうか?」

 などを質問してみてください。きっとごちゃごちゃ言って明快な回答を避けるでしょう。そんな奴に投票してはならないのです。

 どんなに国民から疎まれようと、日本国のためになると思う政策は明言するのが政治家です。選挙の時はなおさらです。

 それが出来ずにぐちゃぐちゃ言うのは政治家として不適格、または日本の政治家としてなるべきではない人だと思います。

 テレビがどんなに争点を隠し、候補者を前に出さないでも、私たちはそれぞれの選挙区の候補者をしっかり選ばねばなりません。

 その判断基準は「日本国のためになるか」です。

 私は日本国のためになる政治家に投票したいと思っております。