川内原子力発電所再稼動をどうしても阻止したい人たちがいる | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 原子力規制委員会から九州電力川内原子力発電所(鹿児島)の再稼動について合格通知がだされました。

 数日前の産経新聞九州・山口版のニュースによるとこの再稼働を阻止すべく活動している組織があり、そして長い時間粘っても住民から反対署名を集めているということです。

 一人暮らしのお年寄りのところに入り込み、長時間反対署名するまで帰らないそうです。書かないとやくざのような捨て台詞を残して去っていき、また数日後来るそうです。

 都会と違ってお客さんが来ると玄関の戸を開ける住民にとって、開けるや否や反対署名をするまで居座ると聞いてある一つの職業を思い出しました。

 今はほとんど見られませんが、新聞の勧誘員です。

 ある新聞は、「アカが書き、やくざが売って、バカが読む」などを揶揄されていますが、その「やくざが売って」というところに妙に引っかかっています。

 さらに産経新聞の記事では、幼稚園児の名前まで書くように言うのです。

 そうやって集めた署名が民意なのでしょうか?

 川内にも数人ですが友人や知人がおります。その人たちに原子力発電所の再稼動問題をどう思うかを尋ねると、今は必要だと言います。

 これといった産業のない川内市ですが、普通の市の規模よりも多くの旅館やホテルがあり、そこの業績が市の経済を左右するとまで言われています。

 つまり、原子力発電所が稼働している時は、たくさんの作業員が出入りしますので、ホテルや旅館が活況を帯び、そこの従業員や飲食店の売り上げやクリーニング業やタクシー業界が潤うのです。

 でも、原子力発電所が止まっている現在、まちの火は消えたようにひっそりとしています。

 そんな中で人々は喜んで署名をしません。自分の生活やいろんなしがらみがあるからです。

 でも、大きな声で再稼働賛成を言う人も少ないそうです。なぜなら下手に賛成を言うと嫌がらせを受けたり、脅されたりすることもあるそうです。

 友人からの情報によると、よそから人がたくさん入ってきて反対運動を積極的に行っているそうです。

 これって民意ですか?とてもおかしく思います。

 原子力発電所が再稼働するか否かの問題ですよね。これから原子力発電所を建設しようとするかどうかではないのです。

 川内発電所の安全対策をテレビでも報道していましたが、津波に対してもテロに対しても二重三重の安全策を講じています。さらにこの上に何が必要なのかを反対派は言うべきではないでしょうか?

 住民や国民の不安だけを煽って反対・反対を声をあげても何の解決にもなりません。

 原子力関係の専門家が原子力規制委員に任命され、その人たちが検討に検討を重ねた結果、ゴーサインを出しているのです。

 それに反対するならば、別の原子力の専門家が科学的なデータを基に反論し、論破するならば私たちも納得できますが、ただイデオロギー有りきの反対では別な意図が隠されているとしか思えません。

 中韓にとって日本が安倍総理が順調に政権を運営していくことを極力嫌っています。

 集団的自衛権の憲法解釈変更で、日本は東シナ海、南シナ海で安全保障上の利害を共有する国々とスクラムが組めるようになりました。それは単独で対処するよりも相手から攻められにくくなりました。

 武器輸出の解禁で、友好国に日本の高い技術を売ることができ今までよりも安価に自衛隊の装備を調達できる可能性を確保しました。

 さらに、ベトナムやインドネシアやフィリピンに日本の高度な技術を持った巡視艇や飛行艇を提供でき、この海域へのCHINAの無謀な進出を押しとどめる可能性を高めています。

 こういう戦後出来なかったことを安倍総理ができるのは好調な経済に反映された高い支持率があるからです。

 しかし、経済の好調は今のままでは必ず腰折れします。それはエネルギー不足からくるのです。

 今日も福岡は梅雨明け前にも関わらず、湿度の高い猛暑が襲っています。これでエアコンなしではこのブログはかけません。

 集中力がなくなりますし、お年寄りは体力を奪われ健康を害するでしょう。

 特にお年寄りは政府から電力節約のお願いがあれば素直に聞いて節電します。そして室内にいるにもかかわらず熱中症や体調不良を訴えるのです。それは従順さと節約意識と我慢強さが起因しています。

 若い人ほど我慢ができずにエアコンをつけて涼をとっています。私も若い人の仲間です。

 可処分所得が10万円の家庭で電気代が5000円以上になったとしましょう。するとその家庭の可処分所得は9万5千円で値上げされた分の5000円は消費が減ってしまいます。

 一回の飲み会代? 本4冊の購入資金? 散髪代?何かを削らねばならなくなります。

 毎年3兆6千億円が国内で消費されれば、そこから派生する需要がさらに経済を膨らませ、お金がどんどん回るようになりますが、現在はそのお金は中東の産油国に持っていかれているだけです。

 言い方を変えますと、毎月3000億円いや毎日100億円が日本国の財布からどぶに垂れ流されているということです。
 
 またイラク情勢も絡み、ガソリン代が高騰しています。

 これで国内の景気がよくなるわけがありません。

 おりしも小泉・細川氏が主催したエイモリ―ロビンズ氏の講演会に鳩山由紀夫や菅直人が一般の参加者として来ていたそうです。
 
 再稼働反対派は鳩山や菅と同じレベルと言われても平気なのでしょうか?

 みなさん、そろそろ目を覚ましましょう。
 
 最終処分場がない?そうです今はありません。でも、技術は確立され、いくつかの候補地も上がってきています。あとは一部の国民の核アレルギーを鎮めて科学的にいろんな可能性を議論していくだけです。今はそれもできなくされています。

 一度事故を起こすと大事?そうです危険です。だから、日本の世界最高水準の技術者たちは研究に研究を重ねて二重三重の安全対策を3.11後に構築してきました。

 日本の原子力技術は安全対策の面からも世界最高水準になっているのです。

 まだ自分の家に帰られない帰宅困難者がいる?そうです、いらっしゃいます。だからすぐに帰宅できるようにしてあげればいいのです。全く科学的根拠のない1ミリシーベルトという基準を廃止し、20ミリシーベルトに戻せばいいのです。

 さすればたちまち自分の家に戻れます。

 ネズミのような小動物の天国になっている家に早く戻り街を再建しなければなりません。

 反対派の皆さんはどうして人間には害があるのにネズミには害がないのかおしえてください。

 私たちは原子力規制委員会は日本政府が任命した専門家の集まりです。それに異議を唱えるなら、それ以上の科学的データを提示して反対するのが筋だと思いますが皆さんいかがですか?