また始まったマスコミのわな。まんまと引っかかった滋賀県民 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 九州から滋賀は遠いので、あまり精度の高い情報は入っていませんが、今回の選挙をテレビ等で見ての感想を書きます。

 また始まったのかと思ったのは私だけでしょうか?

 滋賀県知事の嘉田知事は先の選挙で小沢一郎の口車に乗せられ、大恥をかいた人だという認識でした。その嘉田知事の後任を決める選挙で嘉田知事の推薦する候補が当選するというのはどういうことでしょう。

 自民・公明両党の推す候補は初めは良かったのですが、どんどん追いつかれて最後は敗れるという失態を犯しました。

 選挙期間中は自民党の大物が次々と滋賀入りしましたが、功を奏しませんでした。

 都議会の女性議員に対するセクハラ問題が尾を引いた?

 でも、あの問題はすっかり鳴りをひそめてしまいましたし、あの都議の過去の言動が次々と明るみに出ていまだにあれをセクハラという人の気が知れません。

 でも、ヤジを飛ばした自民党都議への反感および自民党への逆風をマスコミは力いっぱい煽ったのが少しは功を奏したと思います。

 集団的自衛権の憲法解釈の変更する閣議決定が問題なのか?

 でも、総理官邸前でうるさく騒いでいたのは労組ののぼりを立てていた左巻きだけです。普通の国民の半数が反対だと思えないのですが・・・。

 一部マスコミの「戦争のできる国になった」というフレーズが効いたのでしょうか?

 でも、戦争のできる国は世界の国々すべての自然権であり、日本も自衛のための戦争は認められているはず。

 友達と歩いていて俺が暴漢に襲われたら助けてよね、でもお前が襲われてもお母さんに言われているから助けないけどという友達は誰からも相手にされません。

 でも、友達が理不尽に遠くに殴り込みに行くから友達として付き合えと言われても、その戦いに参加することを拒否する自由もあるのです。

 それと一緒くたにして戦争のできる国と言っているのがマスコミであり、それに民意も踊らされているように思えてなりません。

 これは安倍総理も認めておられますが、もっと別なことを言いたいと思っております。

 それは公明党票の動きです。

 集団的自衛権の憲法解釈問題で最後までもめた与党内での争いがこの選挙結果に表れたのだと思います。

 公明党としては、うちの党を無視したら選挙に勝てないよと自分たちの存在意義を自民党に見せつけたと思います。

 民主主義の選挙ですから、一票でも上回れば選挙は勝ちますが、この二人の候補者の差はわずかでした。もし公明党が本気で応援していたら、これくらいの票差ならば簡単にひっくりかえせたでしょう。

 自民党もそろそろ本気で考える時期に来ました。

 党利党略のために選挙を利用し、政権運営において自分たちの存在を高めることにつかった公明党と本当にこれからもやっていくのかを真剣に考えるべきだと思います。

 さもないと、今回の脅しに腰が引けてこれからの自民党と公明党の政策協議は弱腰のまま、ずるずると引っ張られていくのが目に見えています。

 すると昔の足して二で割る得意技が復活していくでしょう。

 そうなっては安倍総理の日本を取り戻すことができなくなります。自民党内でこのことを真剣に討議することが公明党に伝われば、伝家の宝刀を今回のようにむやみやたらにぬかなくなると思います。

 今回の滋賀県知事に選ばれた候補者の後ろにはあの辻本清美が気持ち悪い笑みを浮かべながら映っていました。

 海江田代表が滋賀県入りをしていたら、県民も気づいたのでしょうが、この候補者はあの最悪の民主党政権と同じなのにもかかわらず、滋賀県民はそれを選んだ結果になりました。

 あと数千票が自公推薦の候補に来ていたら、結果は変わっていたでしょう。

 それが何を意味するのか、自民党執行部が強気で押し切ってしまうことを望んでいます。公明党に譲歩を譲歩を重ねるようでは今後の政策運営に支障をきたすことになります。

 きっぱりと決別するための方策を考え始めるべきだと思います。