相手を知らねば、相互理解は深まらないというが・・・。 | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 韓国問題が続きますが、顔がこんなに似ているのにどうしてこんなに考え方が違うのだろうと思っている方は大勢おられると思います。

 ちょっとその違いを知るだけで「ええっ!」とびっくりされる方もおられますが、知れば知るほどその驚きは増します。

 私はもっと理解を深めるために韓国の歴史ドラマを見るようにしています。

 もったいないので、レンタル料の高い新作ではなく、100円の旧作で評判の良かったものだけを見るようにしていますが、そこからいくつかの疑問点を見つけました。

 韓国の歴史ドラマはファンタジーだとわかったうえで見ているのですが、いくつも見ているとパターンがわかってくるのです。

 1.どうして国家存亡の危機の時にも宮廷内が内紛でごたごたするのだろう?

 2.李氏朝鮮とそれ以前の王朝を描くトーンが違うのはなぜだろう?

 3.お風呂に入るシーンがないのはなぜだろう?

 4.身分制度による不満を最近になればなるほど言い始めたのは何か変化があるのだろうか?

 5.最近の歴史ドラマで女性の活躍が描かれているのはなぜか?

 ハリウッド映画を見てもらえばすぐにわかるのですが、その時代の思想や人々の観念をよく表しています。

 ベトナム戦争の最後の方では、厭戦気分が強く軍の悪行ばかりを強調するのが多かったのですが、80年代に入ってベトナム戦争をタブー視するのを止めようとランボーなどの映画がヒットするなど時代によって作られたドラマによってその時代背景が読み取れます。

 韓国ドラマで「1」の疑問は、普通日本人や他の民族ならいままで敵味方に分かれていたのが一致団結して外敵にあたるというのが普通ですが、朝鮮では一方が自分の利になると思うと簡単に外国へついてしまいます。

 歴史上でも660年の百済滅亡の時には、新羅が唐とくっついて他の朝鮮民族の国を亡ぼしてしまったという歴史があります。

 唐としても高句麗は国境を接しているために邪魔な存在であり、百済は日本の属国だったので新羅と結んだ方が辺境が安定すると思ったのでしょうが、同朋を国が違うというだけで皆殺しにできるというのはちょっと日本人の感覚では理解できません。

 合戦による死傷者も日本の場合は同じ日本人ということで、無益な殺生を極力避けてきました。一番顕著な例が秀吉・官兵衛コンビの戦い方であり、極力相手を殺さずに自分の配下に入るようにしました。

 すると命を助けられているので、憎しみの連鎖がそこで止まり天下平定が早くなりました。しかし、朝鮮半島では相手を自分の安全を確保するために一族郎党皆殺しや奴隷にするために憎しみの連鎖が止まらなかったのだと思います。

 もともと日本の合戦は、武士同志が戦うのであり、一般の民衆に迷惑の掛からない戦場を選んで行った経緯がありますが、町全体が城である朝鮮半島や大陸では一般の民衆ももろに戦の余波を日本の民衆以上に被っていました。

 日本が大陸や半島から受け入れなかった制度のひとつに家族制度があります。

 家族とは自分から上下三親等位をさし、横は別家族となりますが、中韓の家族制度は上下左右9親等となり、自分から数えると上はお父さん、じいちゃん、ひいじいちゃん、ひひじいちゃんまで。下は、こども、孫、ひ孫、ひひ孫までとなります。

 先祖様の法要を行うのでそこまでは理解できるのですが、横もいとこ、またいとこ、はとこなどと無限に続き、普通の人で5千人ほどが家族の範囲になってしまいます。

 そして一族から王様の側近に大出世しようものなら、その家族(一族)からさほど有能でなくても高位につけるのです。

 こういうところも韓国歴史ドラマを見ていると端々に出てきます。

 ところが失脚すると、いままで権勢を誇っていた一族がいっぺんに奈落の底に落ちていき、新しい一族と変わるのです。

 つまり彼らには国家よりも一族が優先する考えがあるのです。

 CHINAもその特性を見抜いており、一部の勢力と結託して便宜を図り、自分たちの意思を朝鮮半島に反映させてきました。

 これは、ちょっと前まで日本で権勢を誇ったチャイナスクールと言われる官僚や政治家と同じ手口ですね。

 自分たちの一族さえ今まで以上の贅沢ができれば、その時の王朝がどうなってもいいのです。

 そこが国体を護るために命を捧げた人がたくさんいた日本人と精神性の違うところです。

 しかし、大韓民国になってそれではよくないと理解したのか、35年間にわたる日本の統治で若干意識が変わったのか、「国家」という意識が芽生えてきたように思えます。

 今迄は李氏朝鮮というように李一族の朝鮮だったのが、大韓民国となって国民一人一人の国家という意識が出てきたために、偏狭な国家主義が横行するようになりました。

 そのために「日本」という敵を作り上げて反日、侮日を国是として言い続けないと国家が持たないようになっているのではないでしょうか。

 普通の国民は日本にあこがれ、日本に行っていろんな感動を味わいに来ます。

 するとほとんどの人が、日本人のおもてなしの素晴らしさに感動し、いままで教えられていたことと全く違うことを理解するようになるのです。
 
 だから、個人的に話すととても親日的な人が大勢いますが、公の場ではコロッと反日的な発言をして私たちをびっくりさせるのです。

 韓国政府は今のような反日政策を取り続けるのなら、日本への観光渡航を禁止しないと韓国内にどんどん矛盾をかかえることになりますよ。

 日本人はもともと国家意識がDNAの中にある民族なので、自虐史観の呪縛から解き放たれてくれば来るほど、自分の国の悪口を言いふらかしているような韓国には行きたくないと韓国への観光客は激減しているのです。

 福岡からであれば、二万円もあればプサンへ一泊二日の旅行ができます。

 でも、私の周りでも行く人は激減しています。たまに行く人を見かけるとこそっと行くような雰囲気に自然になっています。

 街の中で見ることのできる歴史は捏造、食事は美味しいのですが、福岡で十分にそれ以上の味は堪能できるからあまり魅力ありません。

 エイズが怖いから買春目当てに行く人も減っています。

 カジノに行くのもパチンコで十分です。

 韓国では約10万人が海外で売春婦として外貨稼ぎをしているそうです。日本でも約5万人が働いていると言われています。

 あとで問題になるから、その人たちを警察は摘発して強制送還させねば、30年後に私は強制連行されて日本で売春を強いられたと訴えられるのではないかと心配しています。

 要は疑問1の答えは、自分と自分の一族しか考えていなかったから、国家という概念が希薄であると思っております。
 
 それが万世一系の皇室をいただく日本と大きく異なる点です。

 ぜひ、ご意見をどしどしお寄せください。ただし礼節は守りましょうね。

 明日は疑問2について書こうと思っております。