言うべきことを言える政治家を選ぼう! | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 先日の解散で、一気に選挙モードが私の周辺でも上がってきました。知り合いの県議や私の講義の受講生や友人が出馬するという情報がチラホラと入り始めています。

 ただ、政党の顔は出揃いましたが、実際に私たちが選ぶとなると「えっ?誰この人?」という人が多いのが現実ではないでしょうか?

 大阪の橋下市長はその言動、政策にて賛否両論のある人ですが、私はそれらのことは置いといて、彼の言動に魅力を感じています。

 それは、今までの政治家が言えなかったことをはっきりと言うというところです。これは石原慎太郎氏にも大いに通じるところがあります。サイレントマジョリティーという一般の国民の心の声を代弁しているように思える時があるからです。

 昨日も大阪の街頭演説で、大阪市の震災がれき償却問題を反対する人たちに対して、はっきりと自分の意見を言っていたそうです。「岩手で苦しんでいる人達を見て何もしないで済ませることはできない。専門家による安全チェックをきちんと行って震災がれきを受け入れる」といい、さらに「どうしてこんなに心無い人たちが増えたのか」と発言したとあります。

 その場にいた市民からは、「そうだ、そうだ」の声が圧倒的に多く、「これが大阪市民の民意です」と橋下氏は体を反対派に向けて言い放ったのです。

 当たり前のことを当たり前に言うことが今の日本でどれだけ大変なことか。でも、橋下氏は堂々と言い切りました。石原慎太郎氏は東京都知事の時に、全国に先駆けて震災がれき処理受け入れに手を上げました。反対派には「だまれ!」といえばいいんだよと言って押し切ってしまいました。

 北九州市でもがれきを受け入れ、焼却処理を進めていますが、未だに健康問題や放射能問題が起こったとは裏表のどちらの情報源からも聞こえてきません。

 あの反対運動はなんだったのでしょうか?

 以前から主張していた、原発が止まることによる不況がだんだん現実化しているのがまだわからないのでしょうか?これで、シーレーンをCHINAに止められたら、日本は本当に沈没してしまいます。

 オスプレイもすでに沖縄県の基地に配備されてから数ヶ月経ちました。危険なオスプレイは未だに安全に飛行を続けています。危険でいつ落ちるかわからないと反対派の言うオスプレイがまだ落ちないのはどうしてでしょう?

 ここまでくると、この反対派はオスプレイをなんとか墜落させようといろんな妨害工作を今やっている凧揚げや風船揚げや赤外線ビームでの妨害の他に、さらに強化して墜落させようとするかもしれません。

 住民の安全を守るためと言っている人たちが、住民の住んでいる地域にオスプレイを墜落させて、無辜の市民を殺して自分たちの主張を通そうとしそうで、そちらのほうが危険ではないかと危惧しています。

 今度の選挙では、はっきりと日本の国益を主張できる人を国会議員にしましょう。

 小沢一郎や民主党の売国奴や空想主義者が言っている「国民の生活が第一」というのはまやかしだということに国民もこの三年間で気づいたはずです。

 国家の独立があって国民の安寧な生活が保証されるのであり、国家の独立なしでは国民の生活はなにも保証されないのです。
 
 以前書いて炎上した内容に、国防と強姦事件を比べて書いたにもかかわらず、強姦を小さな事件とは何事かと問題をすり替えて攻撃されました。国家が侵略されたらいちいち取り上げられないくらい強姦事件は多発するのです。昭和20年に日満国境付近でおこったこと、ソ連がドイツ国内でしたこと、そして米軍が日本に進駐してきて起こした事件、三国人がこれみよがしに日本の婦女子にはたらいた強姦事件を思い起こしてみたらすぐにわかります。

 平和ボケした人たちや、意図的に言論封殺をしようとする勢力があるとしか考えられません。意図的な勢力のやからは仕方ないにしても、平時の倫理観が戦時には一切通用しないことを一般の国民は理解しなければ、選挙でもまた同じ間違いをおかすでしょう。
 
 私は何も好き好んで戦争を仕掛けようなど一言も言っていません。ただ、力の裏付けのない外交は成り立たないのが現実であるということを主張しているだけです。

 毎日のように沖縄県尖閣諸島の海域にはCHINAの公船が侵入してきます。すると日本の海上保安庁の船が神経をすり減らしながらそれに対応しています。それを毎日のようにニュースで見ている私たちは、海保の方々のおかげで日本の領土が守られていると勘違いするのです。

 国家には領土と領海があります。魚釣島とその近辺の海域は日本の海上保安庁が一所懸命に守っていますが、そこで経済活動をしている日本の漁船は一隻もいません。

 領海とは、その国の国民が安心して経済活動を行える範囲です。ところが、日本の領海内での漁船の操業はできていないのが現実であり、この点においてはすでに日本の主権が大幅に侵害されているのです。

 無人島を守るのが国防ではありません。日本の主権を守るのが国防です。すでに日本の主権は覇権主義のCHINAから侵害されているのです。もちろん竹島しかり、北方領土しかり、さらに拉致や特定失踪者の被害者の方々もそうです。

 それらを取り戻し、日本国民が安寧に自分が望む場所で自分のしたい仕事で世の中に貢献し、生活の糧を得ることが国民として生きることではないでしょうか?

 アメリカ軍のオスプレイ配備を反対する人は、本当に地域の住民の安全だけを思って反対しているのでしょうか?九州の市長会でオスプレイ反対を表明したりしていますが、本当にオスプレイの実態を専門家から教えてもらっているのでしょうか?
 
 オスプレイ配備に賛成すると反対派から抗議を受けて困るからという理由で反対を表明しているのなら、そういう政治家は速やかに引退するべきです。大所高所から国民のためになることをそれぞれの立場から一所懸命に考えることが、政治家の使命だと思います。

 一部の過激な反対派が反対するから是非はあまり考えずに反対に同調するなど政治家として最低の行為だと思いませんか?

 CHINAが恐れているのは、オスプレイが米軍に配備され、その効用が理解され、自衛隊にも配備されることを嫌っているのです。さらに開発中のオスプレイによる対戦哨戒機が完成すれば、CHINAが躍起になって建艦している潜水艦部隊の運用に大きな支障をきたすことになることが嫌なのです。

 こんなことは、ちょっと専門家にブリーフィングをすればすぐに分かることであり、CHINAの潜水艦部隊を抑えることは日本のシーレーンを守ることに直結するというのもちょっと地政学をかじっていれば分かることです。

 CHINAは10年、20年いや50年の単位での戦略を立てています。日本の政治家が場当たり的な対処に追われているだけであれば、いつの間にかその波に飲み込まれてしまいます。

 政治家も得手不得手があります。だから自分の選挙区の候補者が何が得意かをしっかり聞いて質問をしましょう。でも、柱となる国家観をまず確認するのが先決です。

 明日はその具体的な質問項目を書きたいと思います。