CHINAの攻勢・揺さぶりが止まりません。
漁業監視船が尖閣の日本の領海内に故意に入ってきたり、大手の旅行者が日本への旅行の手配を一切やめたり、それにより5万人のCHINA人観光客がこなくなるそうです。さらに、日中国交回復40周年事業も中止に追い込んだり、これがGDP世界第二位の国がすることなのかとお思いの方も多いと思います。
さらに、習近平副首席が今月1日から表舞台に一切姿を見せず、重病説が流れています。すると、新しいCHINA大使が路上で倒れていたり、この事象だけでも充分に小説が書けるネタ満載です。
「国を守る」ということは何なのだろう?と考えてみました。
そもそも「国」とは?
こういう哲学的な考証をすると、どうしてもちょっと学のある人は西洋の思想家の考えたことを出してこられます。私はそれに違和感を感じています。他民族に対する共同体とか、利益が共通するつながりや、宗教の同一性などです。
でも、日本の場合はちょっと違うのではないでしょうか?
歴史的に見ても、日本は他からの文化の流入が緩やかで平和的です。これはその他の社会のように、戦争や侵略で強制的に入ってきたものではなく、少数の移民や貿易や留学によって日本国内にもたらされたものであり、さらに、神道という創造主がお隠れになっている世界でも得意な精神構造をしている宗教が存在する国柄だからです。
前半の部分はすぐにお分かりになると思いますが、後半部分は天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)やその他の造化3神がお隠れになるという古事記に記述があります。
古事記のその他の部分は大陸や東南アジアの影響が入っていますが、この最初の部分は日本文化の真髄だと考えております。
創造主がお隠れになっているから、次々に入ってくる他の文化や宗教を一度は受け入れることができる精神構造があるのです。これは日本が島国で海で他の国と繋がっている反面、海によって他国の侵入を防ぐことができたという地政学的な意味合いも含んでいます。
地政学的なものから言えば、アジアから太平洋に出ようとすると日本列島がそれに蓋をするような格好でそんざいしており、大陸からの太平洋へ進出の気運が高まれば、日本の安全保障は脅かされる運命になっています。
話を元に戻します。
では、守るべき国って何でしょう。
私は組織の最小単位は「家族」だと思っています。愛する家族を守るために男は命をかけて戦い、女は子孫を残し末代まで繁栄するために命がけで子供を産むのです。
そのために、家に縛られる、女は家の従属物ではないなどの意見も出されていますが、日本人でそう考えるようになったのは、戦後のアメリカ的な価値観が入ってきたからではないでしょうか。
どんな時に幸せを感じるかという調査では、世界各国共通の答えが、「家族と一緒にいる時」が一番でした。
社会保障がもっとも進んだ国とされるスエーデンで調査すると、この100年で一番心に残ったことは何ですかという問いに対し、「家族がなくなったこと」と答える人が一番多かったそうです。ここは、子供を家族ではなく、社会が育てるという制度に変えた国です。
その家族の集合体が地域であり、親戚であり、そして市、県、そして国となっていきます。
それでは日本人の定義って何だろうと考えました。
それは、「日本国籍を持ち、天皇陛下を崇敬する人のこと」だと私は定義付けています。
こういうといろいろ反論してくる人もいるのですが、
「あなたは運転している時に道路交通法を守りませんか?」と聞くと
「守るようにしている」と怪訝そうな顔で言われます。
「どうして?」と聞くと、
「違反すると罰があるから」と答えます。
「どうして罰を素直に受けるのですか?」
「それは法律で決まっているから」と答えます。
その法律の大本は憲法です。その憲法は誰が公布するのでしょう?
それは天皇陛下です。つまり日本国の権威の根源は天皇陛下だとわかるでしょう。それを崇敬しないということは、権威の根源を認めていない、つまり日本の社会の構成を否定するものに繋がるのです。
というと、大抵納得していただきます。
以前、某国立大大学院の憲法専門の教授とこの議論をした時に、その人は若干左巻きがかかっていたのですが、途中で議論をごまかし始めました。先生、論点をそらさないでと何度も注意しながら、元に戻すようにしたのですが、結局笑ってごまかされていました。
もし、この論法がおかしいという方は、ぜひご意見をお聞かせください。
よって、日本人は家族を大切にし、天皇陛下という国体を守ることが国を守ることになるのだといいう結論に達しました。
すると、特攻隊員の遺書を読んでみると、それと同じようなことばかり書かれているじゃありませんか。
8月15日まで待たなくても、ポツダム宣言を出された時に受諾しておれば、何万人もの犠牲者を出さずに済んだといわれる人もいますが、あの半年間の戦いは、そのどうしても守らねばならないものを守るために文字通り死に物狂いで戦ったといえるのではないでしょうか。
私達は、学校で命が一番大事だと習いました。でも、歴史はその命を賭けても守るべきものがあると教えてくれています。
子供は社会で育てるべきだと考える連中が政権を担っているから、これだけ国が乱れるのです。
民主党の「子ども手当て」はまさにこの思想から出てきたものです。夫婦別姓も家族の破壊を目指しています。外国人参政権は、権威の根源を認めない人たちに地域の決定権を持たせようとしています。
そしてその決定打が人権救済委員会の設置です。これらはどうにか首の皮一枚で防ぐことができました。だから、議員の思想を知らねばならないのです。それはテレビではわかりません。自分で質問するしかないのです。
尖閣諸島に向けて多数のCHINAの漁船団が16日出港する予定だそうです。すると超大型の台風が発生しています。彼らはその台風にもめげずに尖閣に突っ込んでくるでしょうか?いや絶対に来ません。自分の命の方が惜しいからです。
でも、われわれの先人達はそんな場合にでも、自分の命をかけて突っ込んでいきました。なぜなら、自分の命をかけて守る大事な家族が、そして祖国があったからです。
いま、その気概を日本人全員が持てば、CHINAの攻勢を防ぐことができるでしょう。なぜなら、彼らは覚醒した日本人ほど怖いものは無いからです。