今日からいよいよ始まる「博多の恩人聖一国師物語」の稽古を終えて篠笛奏者の木寺さんと焼き鳥屋に入った時のことでした。
二人の女性が入ってきました。そんなに美人ではなかったのですが、20代でした。
注文の時に、大将が何度も聞き返していたので、外国人とわかりました。
その人たちは英語が少々話せたために、どこから来たのかと聞くと「台湾」だと答えました。
そこで大将に、普通で入ったことがないのですが、彼女らのビールは私につけておいてくれといってしまったのです。
誤解しないでくださいよ、スケベ心ではありません。まあ、そんなに美人でもなかったですし・・・。
ただ、台湾の人に何かしてあげたかったのです。
あれだけ親身になって3.11の時に日本のことを心配してくれたのにもかかわらず、慰霊祭の時はCHINAに気遣って献花の機会も与えないような無礼な態度を政府が取ったことにわびたい思いがあったのです。
そこで、3.11の時に台湾が日本にしてくれたことに対しての少しばかりのお礼だというと、彼女らもうれしそうにしていました。
もし、彼女らが台湾に帰って日本でこんなことがあったのよとお友達に話してもらえれば、すこしでも日本が台湾に感謝しているという気持ちが伝わるのではないかと期待しています。
本当の友好国に対してのせめてもの心遣いでした。
今日はいよいよ本番なので、短めでごめんなさい。