RKBの偏向番組を切る。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
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 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

昨日は早く家に帰ったので、RKB九州毎日放送のニュースを何気に見ていました。


 開戦特集で12月4日の深夜に放送された「報道の魂コタ・バル 伝えられなかった戦争」が抜粋されて放送されていました。製作は西嶋真司ディレクターで、社会派といわれる方です。


 そこで出てきたものはひどいものでした。特に琉球大学名誉教授の高嶋伸欣氏のコメントには耳を疑った。


 昨日の拙文の大東亜戦争という事をGHQに禁止され太平洋戦争といわなければならなくなった理由を、「日本がアジアに侵略したことを隠すため」というものでした。つまり、この教授はりっぱな自虐史観の信奉者なのです。


 昭和16年12月8日に日本帝国陸軍はマレー半島にあるコタ・バルに上陸作戦を敢行しました。当時このマレー半島はイギリス領です。そのイギリス領に日本は侵略を開始したと教授は解説していますが、イギリスの植民地政策を容認しているのです。


 これっておかしくないですか? 


 もし、マレー人が自分たちの国家を形成しているところに日本軍が上陸したら立派な侵略ですが、イギリスが武力を背景にマレー半島を支配下に置き、現地の人を奴隷のように搾取しているところに日本軍が進出しその勢力を駆逐することが侵略なのでしょうか。


 昨日も書きましたが、現地ではイギリス人が華僑を使って現地人を統治し、甘い汁を吸っており、日本軍が入ってくることによりイギリスと華僑勢力を一掃しはじめたのが、12月8日の上陸作戦でした。


 マレー半島北方のコタ・バルに上陸した日本軍はあっという間に南のシンガポールに進軍します。なぜなら現地の人々が日本軍を解放軍として大歓迎して協力してくれたからです。今まで神のように絶対的存在であった白人が自分たちと同じ人間であるということを現地に人たちも理解したのです。


 自分が生まれてくるはるか前から君臨している体格的にも大きな白人に普通の状態で逆らうことはできません。ところが日本のように幕末に無血革命をして挙国一致で国難にあたり白人の侵略を食い止め、日露戦争ではじめて白人を破った国だからできたことなのです。


 さらに日本軍は現地の人を徴用し仕事を与えました。当然その労働に対する賃金も支払ったのです。それはイギリスが奴隷のように働かせたのとはわけが違います。


 もし、日本軍がひどいことをしていたのなら、どうしてマレーシアは親日国家なのでしょう。インドネシアでも終戦後オランダとの独立戦争で2000人近い日本兵が終戦後にもかかわらず、義勇軍として現地に残り独立戦争に参加して今でもインドネシアの恩人として手厚く祭られているのでしょう?


 この高嶋教授を調べたら、教科書裁判で有名な家永教授の下で10年間ほど師事したそうで、根っからの反日知識人です。


 ただ、日本は言論自由を認めらている国です。そういう人がそういう主張をしてもいいのですが、公共放送でその一方的な考えを流すのはどうでしょう。


 これは大きな問題だと思います。いままでは何も言わなかったためにこれが当たり前のようになってきましたが、もうそんな時代ではありません。どんどん大きな声で違うことは違うといいましょう。


 こういう嘘っぱちな説をもっともらしく言うのが教授であるから歴史が面白くなるはずがありません。日本人として日本人の誇りを持てるような歴史教育をしなければならないと思いませんか。