２６日の金曜日、ある友人の創業記念の会で３人の豪華有名人による講演会に参加しました。イエローハットの鍵山秀三郎相談役、友人のやずやの矢頭美世子会長、そして元横浜市長の中田宏氏でした。
鍵山相談役は、ご存知の方も多いと思いますが、トイレ掃除で心を磨くという運動を全国的なものにされ、日本人的な一番汚いところを自分から率先してきれいにすることを提唱され、その生き方に全国にとてもファンの多い方です。その鍵山氏が応援する政治家が中田宏氏。
横浜市長を辞めかたや話の仕方があまり好きではなく、これまでも何度も接触する機会を友人たちが作ってくれようとしていましたが、あまり気が乗らず断ってきました。
でも、今回周年行事であると言うことと矢頭会長も講演すると言うことで、応援がてら参加しました。
テレビで見るのと、実際に会うと印象がガラッと変わる人が多いのですが、この中田宏氏は今まで勝手に想像していた印象よりも実際話を直接したほうがとてもよく、友人たちがこの人を応援するのが良くわかりました。
講演の中で、今の政治家は国民の耳に心地よいことばかりを言うが、それではだめで、出来ない時はきちんとどんな誤解もおそれずに発言すべきだと力強く主張されていたのが印象的でした。
懇親会で、じっくり話をした産経のN氏が、「彼があれほど熱い人間とは思わなかった」と好印象をもったことも、たくさんの政治家の友人がいるN氏の発言なので、私が中田氏のファンになったきっかけとなりました。
N氏はさらに、横浜市の育鵬社の教科書の採用に中田氏が市長時代に教科書選定委員を一人ずつ慎重に選んでいたことをこっそり教えてくれました。それで、今回の横浜市という他の地方都市の教科書選定に大きな影響をもつ育鵬社の教科書採用が出来た大きな一因だと言うのです。
中田氏の物の言い様、行動などいままであまりいい印象を持っていなかったのですが、こういうことを聞くことで、大きく変わりました。最後に分かれる時の握手がとても力強かったのがまた好印象になりました。
やはり政治家の話をじっくり聞き、そして実際に握手するのが一番だと思います。
政治家の好き嫌いは人それぞれで違うでしょう。別に強要するつもりもまったくありません。ただ、市議でも県議でも実際に会って、目を見て話をして、そして握手するとその人の日本国の政治に対する情熱が伝わってきます。それを判断基準にして支持者を決めましょう。
けっして、テレビ写りがいいとか、マスコミがよくほめているとかの理由で票を入れるとほんとに大変なことになることは十分に経験されたはずです。これを読んでおられる方は、百も承知だと思いますが、その周りの一般の方々に教えてください。
もっといい政治家が埋もれているかもしれません。