大阪府東大阪市の旧鴻池新田会所庭園。
鴻池新田は、江戸期に河内国で開墾された新田のひとつ。
その田畑・水路・道路などの維持管理を行うために建てられたのが、旧鴻池新田会所。
1704年の大和川の付け替え工事によりできた地沼の敷地に、豪商の鴻池家三代目の鴻池善右衛門宗利による新田開墾をおこなった。
1707年に完成した会所は、今も建築物や濠がほぼ現存しており、昭和51年に国の史跡に指定。
入口
庭園は池泉回遊式庭園の様式。
手入れが行き届き、その木々の緑は大阪みどりの百選にも選ばれている。
庭園としての知名度はあまりないかも知れないが、ここはおすすめ。