薬剤師さんのR-CHOP療法の説明 | 慢性リンパ性白血病(CLL) 自分の病気を知るために

慢性リンパ性白血病(CLL) 自分の病気を知るために

―抗がん剤治療時一人の女医さんが病室のみんなに言った「でも血液は進歩著しい分野なので、一発逆転があるから」と。その言葉を信じて―

入院後、ベッドで「血液疾患の患者さんへ」という冊子を読んでいると、入れ代わり立ち代わりに多分栄養士さん、看護師さんなど色々な方が来られました。それから薬剤師さんが薬を持ってきてくださいました。

薬剤師さんは薬のプロという感じで頼もしく、抗がん剤の治療の説明をしてくれました。表をもとに、その紙の裏に書いてくれた骨髄抑制、免疫力低下の話の図も具体的で、とてもわかりやすいものでした。

 

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R-CHOP療法

R:リツキシマブ(リツキサン)

C:シクロホスファミド(エンドキサン)

H:ドキソルビシン(アドリアシン)

O:ビンクリスチン(オンコビン)

P:プレドニゾロン(プレドニン)

 

R-CHOP療法は薬剤の頭文字をとっているようですが、Hはなんの頭文字でしょうか?検索してみると、ドキソルビシン=ヒドロキシダウノマイシンとありますので、HydroxydaunomycinのHということになるでしょうか。

 

 

3週サイクルで6~8コース

主な副作用

・脱毛

・吐き気

・骨髄抑制

・便秘

・末梢神経障害

 

 

2020年2月に国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍内科・薬剤部・看護部が纏められ、薬剤の写真なども詳しく載っているCHOP療法の手引きをあらためて今回読みました。

 

カンファレンスルームで主治医が話されていたと担当医の説明用紙のよくわからなかった末梢神経障害というのはしびれのことでした。