8月過日、S先生門下の発表会の備忘。
今年の発表会も、とてつもなくレベル不相応な曲を選曲。
スクリャービンの「幻想曲 op.28」に取り組みました。
主に参考させてもらったのは、谷さんの演奏。
この素晴らしさで当時18歳。信じられない
スクリャービン 幻想曲 Op.28
S先生の教室の夏の発表会は、毎年難しい曲で挑んでいます。
40代の、まだ弾ける体力があるうちに激しい曲に取り組まなくては!と、
勝手に焦りながら、自分にとっては無謀すぎる曲を選んでいる感じです。
最初は難色を示していた先生も、
途中から「まあ!またそんな難しい曲を!凄い!」以外は何も仰らなくなりました(笑)。
正月から譜読みを始め、GWくらいに何とか譜読み完了、
仕事が猛烈に立て込んで練習時間の確保に苦労し、
未完成のまま夏の本番を迎える・・・のがいつものパターン。
今年は、最後2か月は時間が取れたので、
自分なりにかなり練習したものの残念ながら間に合わず。
テクニックも、暗譜も間に合わず・・・。
でも、2か月頑張った分だけ、練習方法含めて得たものがありました。
昨日ブログに書いた、黒木先生の動画を見つけたのもそのひとつ。
もうひとつの収穫は、「緊張を無くす」のではなく、
「緊張している状態でどう演奏するか」に心を持って行けたこと。
心を持っていっただけで体は追いつかなかったけど・・・
本番は終わったけれど、この曲はとても好きなので、完成させたくて
まだコソ練を続けています。
とりあえ暗譜はできたぞ! 今さらだけどね!
演奏もグラナドスを並行しているからか、粘りみたいのが出せるようになった気がして、
ちょっとはいい感じになってきた?と思いたい。。
10日後のレッスンで、サプライズで先生に聴いてもらおうと思ってて、ドキドキです。
間に合うかが心配で、ドキドキ(笑)