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野ざらし1人旅~漂泊への憧憬~

西行の漂泊の旅に憧れ、主に青春18きっぷを使い、いろいろな景色を巡って1人歩き続ける旅の記録

いよいよ今回の目的である中尊寺ですが、足が疲れで重いし、時間はないしで、大わらわです。

 

中尊寺は小高いところにあり、山門から坂を上る必要があるため、さらにきつくなります。

坂を上る途中、平泉の町並みを一望できるスポットがありましたので少し休憩した後、また急ぎます。

こちらは本堂。じっくり見たいところでしたが、金色堂を見る時間が削られていくため、ほぼ素通りです。

 

 

そして金色堂。黄金色に彩られた建造物をイメージしていましたが、実際はシェルターで覆われています。

 

途中でみた芭蕉像。金色堂を訪ねたのは、芭蕉の「五月雨の降り残してや光堂」に誘われたためです。

 

句意は、長い年月雨に打たれて、どの建物も傷んでいく中、光堂(金色堂)だけは一向に輝きを失わないというものです。

 

保存の観点からシェルター化しかないと言うところだと思いますが、何とも物足りない結果に終わってしまいました。

 

 

 

 

 

毛越寺は、奥州藤原氏が栄えた時代には中尊寺をしのぐとも言われた寺院です。

数多く建てられた建造物はほぼなくなって跡地となっていますが、寺院内の池は浄土世界を彷彿させるとして有名です。

こちらは遺失を免れた本堂です。

 

歩き疲れていて移動に時間がかかり、時間的余裕がなくなったため、足早にあとにするしかなく、少々心残りです。

 

その後中尊寺に向かいますが、途中、義経夫妻の墓に立ち寄りました。

 

義経は平家を倒した天下一の武将、妻の静御前は都一番の舞姫と言われたことからすると、質素すぎるたたずまいです。

 

 

 

 

 

衣川を後にし、次に向かう先は高館義経堂でしたが、途中北上川に立ち寄りました。

 

岩手県を縦断し、石巻に至る長大な河川です。大河を見るのが好きなので何となく寄ってみました。

 

その道中、至る所に奥州藤原氏の館跡(政庁舎?)があり、それらも見て回りました

 

色々と歩き回っているうちに、昨晩歩き回っていた疲れが出てきて、歩くのがつらくなってきました。

 

そうしているうちに8:00を過ぎたため、高館義経堂は後回しにして毛越寺に向かうことにしました。