少しずつ辺りが明るくなってきました。雨はいくぶん小降りになってきましたが、上空は分厚い雲が広がっています。
おそらく朝焼けは見られないだろうと思いました。それでも登るのか、昨年と同じ状況に置かれました。
雨具と言えば折り畳み傘1本。登山道は整備されているとはいえ、雨中の登山はハードなものです。
バスは8時すぎまで来ないので、また2時間かけて帰る選択肢もありました。
ただやはりここまで来たのだからという思いが勝ち、登ることにしました。
まだ雨が降っていましたので、折り畳み傘を差しながら登りました。これも去年と同じです。
登山道は整備されているので、足場はそれほど悪くないですが、1000段近い階段を上るのは苦しいものです。
夜雨で冷えていた体は一気に熱くなり、防寒で来ていた長袖の上着を着ていると汗が止まらなくなります。
寒さはすっかりなくなり、上着を脱ぎました。とはいえ本来登山道を半袖で登るのは好ましくないかもしれません。
途中息をつきながら、なんとか登りきり、1年ぶりに再訪を果たしました。景色も昨年度同じ霧がかっていましたが。
ニコニコ岩の岩陰ではネコが雨宿りしていました。エサはどうしているのか、どう生活しているのか気になります。
瀬戸内海の朝焼けを見るという目的は、2度目もまたしても不発に終わってしまいました。
帰りは行者道から降りましたが、登山道と比べてかなり急斜面で危なかったので、注意が必要と感じました。
こうして王子が岳を後にしましたが、バスに乗って児島駅に戻る途中に、窓から青空が見えました。
雨はすっかりやみ、日差しも出てきました。タイミングが悪い、これも去年と同じです。かくなるうえはまた来年です。




