本当は、暗いうちにニコニコ岩まで行って日の出を迎えられればよいのですが、登山道が明るくなるまで待ちました。
足元、周囲がよく見えないと、昨年のように穴に落ちてケガする危険性があります(幸い擦り傷程度でしたが)。
登山道は1000段くらいの階段で、頑張っても登りきるのに30分はかかりますので、途中で空がだいぶ白んできました。

途中立ち止まって海を眺めました。瀬戸内海の穏やかな風景に、物静かに映る日の出は本当によく合うと思います。
これまで須磨や尾道でも瀬戸内海の夜明けに魅せられてきました。どこから見ても安らいだ時間に浸れると感じます。
遠くを見るともくもくと立ち上る煙。かつては公害の象徴みたいなものでしたが、今は穏やかな風景に彩を添える不思議さ。

疲れがあったせいか、登山道を登るのに意外と時間がかかり、ニコニコ岩に到達するまでは1時間以上かかってしまいました。
登山道は記憶では1200段くらいの階段になっていて、ハードです(写真は登山道出口が見えてきたところ)。

登山道出口からさらに30分くらい歩いてニコニコ岩へ。過去2回と変わらぬ姿でこの日も瀬戸内海のを見つめています。

ニコニコ岩が臨む方向へ草むらを分け入って進んでみると、瀬戸内海が眼前に開けていました。絶景です

岩場に背をもたれ、しばしぼんやりと海を眺めて過ごしました。それが目的で3度来て、やっと実現しました。

ただ1つ残念だったのは、ペットボトルや吸い殻が散見されたこと。目につくと興をそがれました。
晴れていたので、多くの人が入れ代わり立ち代わり、ニコニコ岩に来ていました。皆日の出を見たいのは同じようです。
雨が降った過去2回は、周囲に誰もおらず、1人の時間を過ごすことができました。
こうしてみると、雨の日の王子が岳もそれはそれでいい時間だったのかもしれないと思えてきました。