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野ざらし1人旅~漂泊への憧憬~

西行の漂泊の旅に憧れ、主に青春18きっぷを使い、いろいろな景色を巡って1人歩き続ける旅の記録

岩美駅に戻って、再び山陰本線に乗って京都を目指します。その途中浜坂駅で乗り継ぎ待ちです(写真:浜坂駅前)。

日も落ちて、暑さも和らいできました。しばし穏やかな時間が流れていきます。

 

浜坂はカニが有名。駅の看板にもカニが描かれています(写真:浜坂駅ホーム)。

 

そしてまた一路京都へ。浜坂から2駅目は橋の架け替えで遊歩道になった鉄橋で有名な餘部駅です。

 

鉄橋を歩きながら見える日本海の景色は絶景の1つとして認知されていて、何人かの方が実際に歩いていました。

 

時間があれば降りてみたかったですが、この日のうちに京都にたどり着くため、今回は車窓から眺めることに。

 

鉄橋付近は鉄骨で遮られているので、餘部駅を出た後、海が見えてきたところを撮りました。

 

餘部駅を出たのが19時くらいで、まさに日没のタイミング。いい時間帯に撮れたと思います。

 

その後急速に暗くなり、外の景色も見えなったので、ようやく寝ることができました。

 

考えてみれば前日3:30に起きてから、夜は王子が岳まで歩いていて、ほとんど寝ていませんでした。

 

なので京都につくまでずっと寝ていました。途中豊岡駅と園部駅で乗り換えたはずですが、その記憶が定かでないほどに……。

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく鳥取に来たのでどこか立ち寄ってみようと考えていましたが、思いつくのはすでに行った鳥取砂丘くらい。

 

いろいろ探してみて決めたのが、浦富(うらどめ)海岸です。鳥取駅から京都方面に3駅ほど行った岩美駅で降ります。

 

そこからバスで15分くらいのところに海水浴場があって、バスはそこに停まりますので、降りてみました。

 

海水浴場なので穏やかな浅瀬が広がっています。海の色も青く、まぶしく、眺めているだけでも十分堪能できます。

 

海水浴場は親子連れで賑わっており、日本海=荒れる海のイメージしかない自分には珍しい光景に映ります。

 

知名度がそれほど高いわけではないので、それほど混雑しているわけでもなく、穴場のように思いました。

独特の地形をした景勝地であり、本当は3kmの遊歩道を歩いてみたかったですが、時間がないのと疲労で今回は断念。

 

機会があれば、今度は遊歩道を歩いてみたりと、時間を割いてみたいと思いつつ、駅に戻り京都を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

津山線の快速ことぶきに乗車し、9:50に岡山駅を出発。北上して津山駅に11:00に到着。

 

津山駅は因美線、姫新線、津山線が合流するターミナル駅で、多数の列車が留置されています。

 

とはいっても本数は少なく、寂れてしまっている印象です(写真:ホームから見た津山駅の風景)。

 

ここから因美線に乗って鳥取を目指します。まずは智頭行きの列車に乗り、1時間ほどで智頭駅に到着。

 

智頭駅は因美線の他に智頭急行線が通っています(写真:智頭急行線の智頭駅入口)。

 

その後、鳥取行きの因美線を乗り継いで14:20に鳥取駅に着きました。岡山からだいたい4時間半の行程です。

 

乗り継ぎまで30分ほど時間があるため、駅構内や駅周辺を歩いてみました。

 

構内には人目をひく大きな傘が展示されていました。後で調べたらしゃんしゃん祭で使われるもののようです。

南口のそばに大国主命と兎の像がありました。『古事記』にある因幡の白兎にちなんだモニュメントです。

他にも時間が許す限り見て回りたかったですが、あまりにも暑いので断念。空調のきいた待合室に移動してしばし休憩です。

 

かれこれ5~6年毎年夏にこういう旅行をしていますが、昨年あたりから暑さが過酷になってきたような気がします。

 

以前だったら、エアコンのきいた待合室に行くなんてことは考えられなかったのですが……。